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アップル、EV開発計画を白紙に-10年がかりのプロジェクト断念
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
かねてからAppleが自動車をリリースすることはないと思っていました。2022年6月に発表された第二世代CarPlayの開発が、そう見えていたのではないかと思います。
第二世代CarPlayは、自動車のダッシュボードからエンターテインメントまで、ディスプレイによるデジタル化が進む中で、iPhoneと自動車を連携させるCarPlayが、より広範な車両データを扱いながら、自動車会社のデザインスキンを載せられるようにした機能。
今までCarPlayを使うと、インフォテイメント画面がiPhoneになりすぎてしまい、車によっては雰囲気ぶち壊しになってしまいます。
Teslaはソフト側でApple MusicやZoomに対応し、カレンダー(次の予定の場所に自動ナビ)やメッセージの音声でのやり取りを実装しているので、CarPlayのAppleすぎるUIを回避して、車と電話の体験を実現しています。
第二世代CarPlayは20204年の新車からサポートが始まり、ポルシェのEV版マカンやアストンマーティンが実装をアナウンスしています。
アップル、折りたたみ式iPhoneを開発中=報道
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
スマートフォンに分類されるサイズでこれ以上に画面拡大が難しい中、何らかの形で折りたたみ型のスクリーンを搭載するという選択肢は真新しいアイデアではないでしょう。
実際Samsungは、長方形の長辺で折る、短辺で折る、いずれのタイプの製品の登場させ、短辺折りも人気があります。
考えられることは2つ。
1つは折りたたみ端末を、iPhoneの製造量確保できるかです。折りたたみはおそらくまずは上位モデルにラインされますが、例えば年間5000万台というオーダーで作ることが現実的になるかどうか。
もう1つは折りたたみによってどんな問題解決をし、顧客にスマホの製品価値を提供できるのか?という点です。
Appleはこれまでも、最速で新しいタイプの製品を投入したわけではなく、最善を投入する戦略でした。これはTim Cook CEOや他の役員が言うように、Appleは技術企業ではなくプロダクト企業だからで、目新しさより製品の良し悪しが優先という姿勢です。
そうなった時、ただ画面が折りたためるだけでは、製品自体を投入しないのではないかと思われます。
発売開始、Apple Vision Proはコンピュータの新しいページを開くのか
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
間違いなく新しいコンピューティングに関するチャレンジとなります。
6月に体験した際に大きな変化として感じたことは、コンピュータやインターネット、ゲームのディスプレイからの開放を加速させる点です。
Vision Proは「空間コンピュータとして汎用化に試みている」点が新規制となります。
VRゲームもすでに多数登場していましたが、ゲームの世界を没入型にしているのがこれまでだとすると、Vision Proは、現実空間、仮想空間を行き来する部分に【空間汎用性】をもたらしていると考えます。
アップル「Vision Pro」にウォール街は冷ややか-成長の起爆剤にならず
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
Apple Watchのレベルまで、日常的に利用できる存在になるまでは、なかなか難しいのではないか、と思います。
とはいえ、Appleは手元キャッシュもあるので、3〜5年でアーリーアダプターに行き渡り、キャズム越えに挑む、ぐらいのタイムスケジュールを考えているのではないでしょうか。
iPhone登場時の2007年、現在のスマートフォンで当たり前となっているInstagramやTiktok、Uberといったアプリは存在していませんでした。AppleはApp Storeのエコシステムを通じて、開発者の気づきや創造性を加速させ、プラットフォーム全体の価値を高める手法をとってきました。Vision Proでも同じことが起こると考えらえます。
アップルの「Vision Pro」、ユーチューブもアプリ投入見送り
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
Appleのプレスリリースによると、以下のストリーミング・エンターテインメント系のアプリがVision Pro向けに用意されるとしています。これらのサービスは、後述のリーダー格のサービスに対して何らかの優位性を作り出し、視聴者獲得を進める武器にしたいという考えです。
一方、NetflixやYouTube、Spotifyといった大手企業は、Vision Pro発売時にアプリを用意しません。現段階で、新規ユーザー獲得の手段にならないことが、最大の判断材料と考えられます。ただし、今後の動向では、より作り込まれた体験を提供するアプリを用意することも可能性になるのではないでしょうか。
2月2日のVision Pro発売時に公式アプリを提供するサービス:
Disney+
ESPN
NBA
MLB
PGA Tour
Max
Discovery+
Amazon Prime Video
Paramount+
Peacock
Pluto TV
Tubi
Fubo
Crunchyroll
Red Bull TV
IMAX
TikTok
アップル、「Vision Pro」で提供する「究極のエンターテインメント」体験を発表
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
今回Vision Proをかなりエンターテイメントの角度で紹介するプレスリリースになりました。
ブラウザで再生できるコンテンツはもちろん、スポーツ、映画、アニメなど、かなり多くのストリーミングコンテンツに対応することで、ビジョンプロは当初、これまでにない極上の視聴環境を提供するデバイスと言う評判を作りに行こうとしてるように見えます。
ただ、具体的にこうしたアプリが使えると言う案内が出るだけでも、様々な妄想が膨らみます。
例えば、スポーツ中継のアプリであれば、自分でドローンを操作するようなマルチアングルの視点移動などができるかもしれない、とか。
今まで限定的だった3Dコンテンツがもっと異なる表現や制作方法によって配信されてくる、とか。
TikTokも対応するので、背景が透明の映像が投稿できるようになると、ビジョンプロで見ると、目の前でダンスをしている人が現れるようになる、とか。
iPhoneが登場した。2007年はInstagramもUberも存在しない世界でした。今でこそ、スマートフォンでなくてはならないアプリになっていますが、スマートフォンが今の形になった当時は、姿形すらなかったわけです。
Apple Watchが当初スポーツやヘルスケアをキラーコンテンツに設定していた時、それらに興味がない人はあまりぴっと来てなかったかもしれませんが、現在はアルポイントを超えて急激に普及が進んでいる状況にあります。
Appleとしても、2024年発売当初、あるいは無効に3年で急に売れていくことを狙っているわけではなく、5年年かけて当たり前のデバイスに仕立てていこうと言う戦略なのではないかと思います。
それだけ手元に資金があり、人材がいて、人材を追いつかせるまで待てると言う贅沢な時間の使い方が許されている企業であるわけです。
政府 巨大IT企業を規制する新たな法律を制定する方向で検討
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
欧州にならえと言うプラットフォーム規制については慎重に捉えていく必要があると思います。
健全な競争環境や、小規模事業者が不利にならないような取引条件、ビジネスの多様性などを確保する事は非常に大事だと思います。
他方、それによってセキュリティーやプライバシーの脆弱性詐欺等が拡大するような環境を作ってしまうことに対しては反対です。
デジタル庁がきちんとそうしたリスクについてのインプットを行い、公正取引委員会と国民に見える形でオープンな議論を展開して、日本なりの最適化を見つけていくと言うプロセスをぜひとってほしいと思います。そのための役所だと思いますので。
競争環境の確保と言う部分最適だけを追い求めることによって、日本のデジタル活用やデジタル産業、経済圏などの全体最適が不利益を被るようなことを全力で避けていくべきだと思います。
【ついに】米中対立の裏で「アップル」が追い詰められている
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
中国政府が中国製スマホ使用を命じることは、米国政府のファーウェイ締め出しを考えるとお互い様というところですが…。
それを除いて2点。
まず2020年にもなればスマートフォン自体がハイスペック製品も、コモディティ化しており、「誰でも作れるもの」になっています。あとはブランドの付加価値があれば良いだけで、中国政府の後押しは有効だったというわけです。
一方、Appleとしても、中台問題という地政学リスクへの対処を放置できず、中国以外で主力製品「全て」が作れる体制が急務です。台湾からチップが中国に持ち込めない、台湾でチップが作れないという自体にいかに備えるか。
Apple設計、TSMC製造のチップがiPhoneだけでなくMacの製品の優位性を作り出しており、アキレス腱にも程がある、という状態。
アップル初のゴーグル型端末「ビジョン・プロ」来月アメリカで発売 約50万円
Japan's labor productivity ranked 30th among 38 OECD members in 2022
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
日本の生産性は先進国7カ国中最下位、OECD 38カ国中でも30位と言う結果になりました。2018年の21位から4年連続で順位が下落しています。
日本人の生産性は1時間あたり52ドル30セント。トップのアイルランドは152ドル10セント、アメリカは89ドル80セント、ドイツは87ドル20セントと言う結果でした。OECD 38カ国の平均は65ドル20セント。
2019年と比べて、2022年まで2%ほど日本でも生産性が向上しています。しかし、他の国々の生産性の向上が著しいため、厳しい状況になっています。 ここは開き直るべきかと思います。
生産性の低い仕事は、おそらくロボットやAIに置き換えやすい、と考えることができます。現在の労働力を、テクノロジーに置き換えながら、そのまま労働人口が減少していくことで、結果的に他国と同等の労働生産性が高い状態に持っていくことが可能かもしれません。
実際に、パンデミック以降、非接触と言う名目のもと、例えばファミレスへのロボットの導入や、デジタルメニューの導入、コンビニのセルフレジの拡大など、人手を減らしながらサービスを維持する取り組みが緩やかに行われています。
その一方で、医療や介護や保育といった現場の非常に付加価値が高い賃金がなかなか上がらない問題が存在しており、徹底的な業務改善やデジタル化などを同時に押し進めなければならないことも見えてきます。
アップル時価総額、年初来1700億ドル消失 今週2社が投資判断引き下げ
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
毎度この手の見出しを見るたびに感じることは、株を持っていないのであればほぼ関係ない情報であるという点。
とはいえ、全体感からして、2020年から続いた好調から転機を迎えている点には同意です。
iPhoneは2023年にProモデルでデザイン変更し、2024年はスタンダードモデルにも波及。またEUの規制に対応するLightning廃止問題から、おそらく2024年に廉価モデルのSEのモデルチェンジも控えており、iPhoneの数字は投資家にとっては満足いくものになりそうです。
iPadもモデルチェンジを控えており、Apple Watchは米国の禁輸問題もありながら好調。問題はMacが特需からの落ち込みをどう回復させるのか。
Copilotを一発呼出しできる「Copilotキー」。次期Surfaceで採用予定
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
Copilot in Windowsを呼び出す専用キーを新しいSurfaceに採用するとのニュース。
Windowsにスタートボタンが実装され、キーボードに物理的なスタートボタンが用意されましたが、これに続く大きなユーザー体験の拡張になりそうです。
多くの人が気軽にAIを呼び出す環境が整うことになり、利用人口も飛躍的に拡大、Windowsのコンピュータとしての優位性の向上は、GoogleとAppleによるスマホ市場の寡占にも変化をもたらすきっかけになるかもしれません。
一方で、CopilotがWindowsに実装されると、プラットフォームの優位性を用いた独占の指摘が、特に欧州から入るかもしれません。逆にそうなると、ブラウザ、検索エンジンに続く重要なコンピューティングの機能であるとの認識が確定することにもなります。
アルトマン氏ら、AIデバイスでアップルのベテラン起用-関係者
松村 太郎i-u.ac.jp / code.ac.jp / castalia.co.jp / forks.tokyo Journalist
AIに直結しているボイスレコーダー、PLAUD NOTEなどを試してきた2023年。確かにスマートフォンは万能で様々なアプリが動作しますが、AIデバイスと言う可能性は大いに感じることができました。操作をシンプルにすることができ、入力と結果をより直感的に得ることができる点が、AIデバイスの醍醐味だと思います。
前述のデバイスの場合、デバイスに録音をすると、アプリ側で自動的に文字起こしをし、チャットGPで要約してくれると言うものですが、録音をしとけば、音声データが情報として使える形になると言う部分は、非常に高い評価をすることができます。
ただし、デバイスは、アプリも絡めて正常に動作させるまでに非常に多くのハードルがあり、難しい領域といえます。デザインや操作性の最適化に加えて、安定的に動作すると言う部分をいかに実現できるかがカギになってくるかと思います。
NORMAL
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