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米下院、200兆円支援案可決へ コロナの追加経済対策
村松 一之株式会社 和キャピタル 運用本部 部長
上院で最低賃金引き上げを外した案が可決されて、また下院に戻ってくる感じかな。

【3分図解】ゼロからわかるチーム・バイデン
村松 一之株式会社 和キャピタル 運用本部 部長
米国には閣僚ポストは15ある。こうしたポストの人選について、バイデン大統領は昨年の11月から12月に決めた。重要なポイントは、この段階では議会が「ねじれ議会」になりそうだったことだ。上院で共和党の承認を必要とする可能性が高く、閣僚の人選は左寄りの議員は避けられ、中道派が選ばれた。この人事に民主党左派もある程度やむを得ないと考えていただろう。
しかし、年初のジョージア州決選投票で民主党は勝利してしまい、念願のトリプル・ブルーを達成した。こうなると、共和党の承認は不要になるわけで、民主党の左派勢力も黙っていない。その結果、閣僚ポストの一つ下の、委員会の委員長や長官クラスには、最近は次々に民主党左派が選ばれている。どちらかというと、そうした長官や委員長の顔ぶれのほうが、注目すべきかもしれない。
米財務長官、刺激策で「大きな行動」呼び掛け 多国間協調も明示
村松 一之株式会社 和キャピタル 運用本部 部長
イエレン財務長官のFRB時代の姿勢は、とにかく景気に対して慎重で、金融緩和をやらない弊害よりも、やり過ぎる弊害を選択していた。特にFRB議長の就任1年目は、市場が年に4回の利上げを織り込んでいたのに、実際には1回しかやらなかった。初年度のFRB議長として、利上げをして景気を失速させて「最悪の議長」となるより、利上げを遅らせてインフレ懸念に対処するほうが、よほど簡単であると判断していたのだろう。そのイエレン氏が財務長官となった。もちろん財務長官1年目である。財政拡大を躊躇して経済を失速さえるよりも、大きく動いてインフレ懸念やバブル懸念が出るほうが対処できると考えているのかもしれない。個人的には、ちょっとやり過ぎのような気はするが・・・。イエレン財務長官は、FRBの経験から、これだけやっても今の米国社会でインフレは起きないと確信しているのだろうし、仮にその眼が出たらパウエルFRB議長が対処できると信じていることだろう。
別件だが、イエレン財務長官が財務省内に気候変動のポストを新設した。財務省でも気候変動に対応する姿勢を示した。日本では考えられないなー。
ビットコインが最高値更新、マスターカードなどが仮想通貨を受け入れ
村松 一之株式会社 和キャピタル 運用本部 部長
ビットコインを仮想通貨と考えて、他のドルやユーロなどの通貨と比べると、恐らくミスリーディングとなる。これは暗号資産だ。通貨のように決済に使えるとしても、それは通貨としての決済というより、「現物交換」のようなイメージが現段階である。ちなみにビットコインの本源的な価値は誰にも分からない。ただし、「権力者でも手を出せない=搾取できない」というビットコインならではのメリットは、ますます増大する大きな政府社会の中では、大きな価値を持つのかもしれない。しかし、暗号資産の安全性は本当に万全なのだろうか?ブロックチェーンは、プルーフオブワークという承認作業により、その安全性が保たれているが、昨今話題の量子コンピューティングの時代にも耐えうるのだろうか?IBMリサーチの副社長は、かって「スーパーコンピューターが1万年かかる計算を量子コンピューターは2秒で出来る」と言った。まだ先の話かもしれないが、そんな異次元の演算スピードを、ブロックチェーンは想定していない気がするのだが。ただ、そんな世界では暗号資産だけでなく、全てのセキュリティが危うくなるので、考えても意味ないかもしれない・・・

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