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地銀3割が口座管理手数料 休眠状態の預金に、顧客負担増
Suzuki TaichiRegional support organization Chief Consultant
この手のニュースには二つの見方があって、なんでこんなのに金を取るの?という見方と、生き残るためにこれまでの過剰な無料サービスを片っ端から有料化できるものはしていくという見方。過剰な無理サービスがまかり通っていたのは、言わずもがな利鞘でペイできていたから。それが不毛な過当競争×マイナス金利で破綻。報道側は後者を悪者風に書き上げる風潮がある。なぜなら読者が前者に多いから。顧客側も手数料を負担に思うなら、移せばいい。そうした顧客の反応を見て、地銀側は本来工夫を凝らすべきだが、地銀側も新しいサービスを生み出すのではなくて、既存サービスの有料化の方が手っ取り早いという目算にくわえて、顧客側もスイッチングコスト(要はいちいち他を探して移す手間)を面倒に感じて、手数料かけてもいけるだろうといった読みもあると思われます。
【アクセンチュア】トップが語る「6年で3倍」規模拡大の全貌
Suzuki TaichiRegional support organization Chief Consultant
それでも求職者からすると、一見、アクセンチュアはブランドイメージが途上段階に映る。マッキンゼーやボスコンには、どうしても見栄えは見劣りしてしまう。恐らく待遇もそうかと。しかし、実際的には、マッキンゼーでやるDXプロジェクトのマネジャー経験より、アクセンチュアでやるDXプロジェクトのマネジャー経験の方が、マーケットバリューはありそう。但し、アナ・アソレベルなら、まだマッキンゼーに分があるかも(あくまで求職者目線)。しかし、この勢力が続けば、本当にコンサル業界の勢力図が書き換わる日も遠くないかもしれない。他方、戦略コンサル特化型プロジェクトはサイズダウン、または地方化の流れが来るかもしれないが、トップコンサルの進出範囲は、せいぜい関西マーケットまでかな。とすると、他商圏における戦略コンサルのマーケットはまだまだ未開の地に映る。ここを、2流以下のコンサルがのさばっている、というのが実感です。
地銀再編は「スガノミクス案件」に!頭取に迫る史上最強の統合圧力
Suzuki TaichiRegional support organization Chief Consultant
これしかない、という状況まで追い込まれない限り、既得権益層の中枢にいる地銀の経営陣らが、総論では再編に賛成であっても、自分らの利害に関わる各論において、自ら再編の道を選ぶインセンティブは少ない。ホールディングス化による経営統合もみかけだけで、不毛なシニアポストを増やしているようにさえ映る。SBIの軍門に下った顔ぶれを見ても、これしかなかった、とそう映る。それらの課題にどう斬り込むか。当事者らのマインドセットを変革できるか。前例は見ないですが、経営の若返り策(取締役・執行役員等の平均年齢をベンチマーク設定)、社外取締役比率のベンチマーク設定、抽象的には顧客にとっての新しい選択肢をマーケットに創ることなどが、新陳代謝への一つの切り口かとは思います。
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