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生成AI普及に有効なのは「ブロックチェーン」? サム・アルトマン氏の狙いとは
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
やっとこの議論になってきましたね!
去年からNewsPicksでもコメントしていましたが、今後はブロックチェーンの改ざん不可な記録する仕組みを使って、誰がどこのAIでいつ何を生成したかを残し、辿れるようにするべきだと思います。
そのためにはAIのプラットフォームを超えて各社が同じブロックチェーンの仕組みを使う必要があるので、ライバル同士で手を繋ぐ必要もあります。
こうすることでフェイクニュースやアダルトコンテンツの取締りができるようになったり、著作物と生成AIの使用履歴から何%程度が生成AIのアウトプットかを自動審査する仕組みも原理的には可能になります。
AI×ブロックチェーンの動きには要注目です。
Appleの年次開発者会議「WWDC2024」は6月10日から ヒントは「AI」
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
これは楽しみ。
Siriやアレクサはいつまで経っても、進化しないので、ここで一気に進化すれば、ホームデバイスに本当のアシスタントが誕生します。
アレクサを家では使っているので、AIが優れたものであれば、Appleの HomePodが一気に伸びるかもしれませんね。
ただ、Googleが初めてBARDを出したときは、不評で株価が約10%落ちました。
デファクトスタンダードになっているGPT4やそれ以上の性能を持つClaude3が低価格で公開されているので、相当厳しい評価になると予想しています。
一部報道のあったGoogleのGeminiが使えたとしても、Ultraを日々使っている感想だと、ハルシネーションがかなり起き、一年前のChatGPTのような状況で二周ほど遅れている印象なので、もしこの連合が実現するならば、とても残念です。
もしClaude3と組むのであれば一気にMicrosoft・OpenAIを追い抜くので、僅かながらこの可能性に期待しています。
【株価半減】元祖EV王者・テスラがハマった長いトンネル
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
テスラについて多角的にかなり深く分析して来た経験から言うと、この記事は少し無理のある分析だと感じました。
例えば、この記事では、テスラの戦略面での失敗を目玉であるフルセルフドライビングをアップデートし続けることができなくなり、課金するユーザーが1割程度になり、当初の目論見がうまくいかなかったことにあるとしています。
ただ、今や自動運転はテスラ自身も大々的に訴求していませんし、私も含めテスラユーザーと話をすると、「時々運転を肩代わりしてくれて便利だ」という程度の認識で、完全自動運転にはそもそもそこまで期待をしていないですし、むしろミニマルで直感的に使えるデジタル世代に適したUIUXと、iPhoneのように断続的に機能が増えていくためいつまで経っても飽きない車というのがテスラの目玉の一つだと感じています。
このあたりはテスラを使い続けなければどのようなアップデートがあるのか分からないので、テスラを分析するのであれば、長期で使い本質を理解した上で分析すべきかと思います。
また、四半期ごとの販売台数で踊り場を表現する棒グラフも定期的に踊り場を迎えて成長していることが表からは読み取れるので、適切な分析ではないように思います。
今まで踊り場から成長した時にどのような発表やPESTの変化があったのか、本来であればこの棒グラフを使うのであれば、そういったことを分析すべきでしょう。
キャッチーではありますが、もう少し正確性を担保すべきだと感じました。
また、イーロンマスクはEVが普及すればテスラが倒産してもいいとし、特許のほとんどを解放したりしており、自ら望んで今の状況を築いたので「苦戦」という感覚は彼ら自身があまり感じていないことではないかと思います。
むしろ、北米の充電規格のナックスにテスラの規格が採用されて、発電事業もしていることから、そこで本来競合であるBYDやボルボといった企業のEVユーザーから収益を得たり、充電時に車両のデータを収集してバッテリー容量や減り方のデータが副次的に取得できるなど、EV単体からエコシステムで儲けるスキームに移行しつつあるようにも見ています。
自動車という枠でテスラを見ると見誤る可能性が高いので、木を見て森を見ずにならないよう、注意が必要です。
アップル、時価総額1130億ドル失う-米欧で訴訟や全面調査の動き
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
バイデン政権は競争を大事にするということが背景として記載されているように、選挙のパフォーマンスとも取れる動き。
司法長官の言葉として「自社製品の改良ではなく、他社製品を悪くすることで独占力を強化してきた」というのも目に止まりました。
WWDCで微細ながら改良は毎年2回続けていますし、他社製品を悪くすることなどできません(接続性にハンディを付けたというニュアンスだとは思いますが)
Apple製品であればシームレスにデータやサービスを行き来できるエコシステムに強みを持つ企業なので、どんなデバイスが出てくるか予想もつかない他社製のデバイスまでシームレスな体験設計はそもそも難しいと思います。
【独自】OpenAI、次世代AIモデル「GPT-5」の今夏発表を計画。顕著な性能向上と関係者
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
これは楽しみ。
GPT4をここ一年は主力として使って来ましたが、今月リリースされたClaude3の性能が素晴らしすぎて仕事に使う主力を変更しました。
アウトプットのブラインドテストをしても分かるくらいの差がGPT3.5とGPT4にはありますが、それくらいのアウトプットの差をGPT4とClaude3にも感じます。
Claude3も使えるPerplexityについて、Claude3の実際のアウトプットも交え、下記の記事で解説しているので是非ご覧ください。
【画期的】競合各社の高性能LLMを使い分けられる夢のツール
https://newspicks.com/topics/tech-biz/posts/22?fromNews=true
ちなみに、ChatGPT(有償版)はサードパーティ製のプラグインストアやカスタマイズされたGPTsのエコシステムがあったり、画像生成機能も付いているので、今のところ、最もオールマイティなLLMであると感じています。
GPT5で復権して欲しいですね。
アップル、 iPhoneへのグーグル「Gemini 」搭載で交渉中-関係者
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
もし本当だとすれば衝撃的です...
GEMINIの有償版のAdvancedを使っていますが、ハルシネーションが多発することやカスタマイズできる機能が提供されていないことからOpenAIのGPT4よりも二周ほど遅れを取っている印象です。
そしてGPT4よリも精度の面で先を進んでいるのがAnthropicのClaude3です。
iPhoneユーザーとしてはAnthropicと組んで、Microsoft&OpenAIの連合を一気に追い抜いて欲しい...
Claude3が使えるようになったPerplexityについては下記の記事で、Claude3の実際のアウトプット例も交えて解説しているので、もしよければご覧ください!
【画期的】競合各社の高性能LLMを使い分けられる夢のツール
https://newspicks.com/topics/tech-biz/posts/22?fromNews=true
ただ、自前のLLMを作らないあたりは流石に良識があると思います。
資本力とそれに伴う学習量がものを言う領域なので、あとから追いつくのはほぼ不可能で、先行する陣営と手を組むのが良策です。
「時間はあまりない」 日産とホンダが提携発表を急いだ理由
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
本気でEV市場を切り開くのであれば、電気を使うものを作る責任としてテスラやBYDのように発電事業から取り組むべきなので、自動車企業同士で組むのではなく、日本で言えばPowerXやチャレナジーといった発電事業者と本格的に組むべきではないかと思います。
日本は世界有数の領海を持つ実は巨大な再エネポテンシャルを持つ国なので、遠洋の強風で発電するPowerXや台風の中でも発電できるマグナス式風力発電機のチャレナジーにはとても注目しています。
20世紀の延長でスケールメリットを追うのではなく、異分野にまたがりエコシステムとシナジーを生み出すという事例がアメリカを中心に幾つもあるので、その発想がとても必要な時期に入ったと思います。
AI時代に大問題化の恐れ 「自動化バイアス」とその克服法
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
AIの提案に疑問を持たなくなる(=自動化バイアス)ことの危険性を伝える記事です。
このバイアスに掛かっていない健全な使い方をしている例がマーベルの映画「アイアンマン3」に出てきます。
主人公のトニー・スタークが、テロリストによるテロが起きて、その分析をAIのジャービスとともに行うシーンがあります。
その中で、今回のテロよりもかなり前に起きた爆発事故についてトニーが深掘りしようとしますが、AIが「これはテロよりもかなり前なので時期からして無関係です」と応答します。
ここで「なるほど、そうか」となるのが自動化バイアスですが、トニーは「いいから見せろ」と分析を続けます。
AIが分析を進めると今回起きたテロとこの爆発事故の熱紋(熱の温度や広がり方)の特徴がかなり近いことが判明し、検証のため、その事故現場(テネシー州)へのフライトプランを立てさせるというシーンです。
これを初めて見た時に、トニーの態度が素晴らしいなぁと思い感動するとともに、きっとこんな未来は30年くらい来ないと思っていたのですが、すぐ来たのでとても驚いています笑
是非、アイアンマン3を見返していただいたり、AIが出てくる映画やドラマでユーザーが自動化バイアスにかかっているか否かという観点でも見て頂ければと思います。
また、現在最も性能の高いClaude3について、下記のNewsPicksの記事で触れていますので、是非ご覧ください!
ただし、性能が高いAIを使うほど、説得力も隙がなく上がるため、自動化バイアスにかかっていないかは常に意識するようにしましょう。
【画期的】競合各社の高性能LLMを使い分けられる夢のツール
https://newspicks.com/topics/tech-biz/posts/22?fromNews=true
国産の日本語生成AIの無料デモ版が公開 ~「GPT-3.5 Turbo」に匹敵する性能を達成/東大初のELYZA社が700億パラメーターのLLM「ELYZA-japanese-Llama-2-70b」を開発
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
国産LLMがGPT3.5turboよりも優れた性能という記事ですが、GPT4よりも圧倒的に良いアウトプットを出すClaude3に今月は下を巻いているので、国産LLMはかなり遅れている印象です。
Claude3がPerplexityで使えるようになったので、実際のアウトプットも含め、下記のNewsPicks Topicsにて解説しました。
【画期的】競合各社の高性能LLMを使い分けられる夢のツール
https://newspicks.com/topics/tech-biz/posts/22?fromNews=true
学習方法の要素もあるものの、主にAIモデルへの学習量(=時間と資本の競争)が物を言う領域なので、後続参入組が勝機を見出すには、特定の領域(ex サイバーエージェントの広告特化型LLM)に特化したLLMにするべきだと思います。
トップレイヤーのClaude3 OpusやGPT4の日本語の性能は問題ないレベルなので、日本語に特化というのはあまり意味がないと見ています。
汎用的な領域のLLMであれば、LLMを作ることよりも、どう活用できるかにリソースを割いた方がビジネスインパクトが大きいと思います。
【ミニ教養】とうとうAIが人間のIQを超えた
倉嶌 洋輔(株)Focus on 代表取締役 /『AI時代のキャリア生存戦略』著者
リリースされてからClaude3を毎日使っており、同じプロンプトでGPT4とアウトプットの比較をしていますが、ChatGPT4よりも安定して優れています。
GPT3.5 vs GPT4のような圧倒的な差をGPT4 vs Claude3にも感じます。
Perplexityで今週からClaude3が使えるようになり、その解説をNewsPicksトピックスで解説したので、こちらも是非ご参照ください!
Claude3と他社製LLMの比較表はどんな領域の比較なのかも、PerplexityのClaude3に解説させた内容も入れたので、性能理解の解像度も上げることができます。
【画期的】競合各社の高性能LLMを使い分けられる夢のツール
https://newspicks.com/topics/tech-biz/posts/22?fromNews=true
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