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NHKニュース
日本でも1980年代から研究が続く太陽光発電衛星、その実現の可能性は?
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土屋 武司東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授
SPS(Solar Power Satellite,太陽光発電衛星)は成立するかどうかぎりぎり,もう一押しで成立のところにきており,各所で検討が進められています. アイデア自体は50年前から構想はあり,世界の宇宙開発機関はどこでも必ず検討するようです.エネルギーの伝送方法でマイクロ波を使うか,レーザーを使うかで2種類あります. 米国のコンサル会社が1968年に提案したのが初めてと言われています.1970年代,DOEとNASAが研究開発を行い,静止軌道に5km×10kmの太陽電池パネル,マイクロ波伝送で,5GW相当の構想があった.1980年代になると,レーガン政権で打ち切られたものの,1990年代以降にNASAは研究を復活させています. 日本では,1980年代に米国の刺激を受けて研究を開始.1990年代,ニューサンシャイン計画の中で1GW級SSPSの概念検討が行われ,1994年に,宇宙科学研究所,京大,神戸大が中心となって10MW級の「SPS2000」を発表しました. 今年発表された「宇宙基本計画」では2025年の実証試験が挙げられています。 問題点は誰でも思うようにコストです. まず,輸送コストは現在のロケットの1/10~1/100が必要.この点に関して,SpaceXなどの新興のロケット打ち上げ会社の登場があります.ほかに,マイクロ波送電の高性能化(1-5g/W).レーザー発信システムの高性能化(40%超).超軽量大型構造体構築・制御技術.組立技術.マイクロ波・レーザーの安全性の評価なども必要です.
日本テレビ、スタジオジブリを子会社化 鈴木敏夫氏は「ずっと後継者問題に悩んできた」
ORICON NEWS
土屋 武司東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授
スタジオジブリ作品のテレビ放映は日本テレビが独占している.これは,日本テレビのプロデューサー 奥田誠治 氏による.「金曜ロードショー」の放映権の買い付けを担当していたが,「風の谷のナウシカ」のテレビ放送をきっかけに宮崎駿と知りあい,宮崎ファンとなって,ジブリ作品の制作にも携わるようになったという個人的な繋がりだった. 当時,毎年夏になると,宮崎駿は知り合いの家族を信州の別荘に招いていた.奥田氏の家族もそれに参加していた.ある時,その別荘で川遊びをしていたとき,奥田氏の娘が川に靴を落としてしまい,奥田,宮崎駿,鈴木敏夫で探し回ったことがあったそうである.そのシーンが「千と千尋の神隠し」に入っている.奥田誠治氏の娘の名前を「ちあき」と言い,「千と千尋の神隠し」のオリジナルタイトルは,「千とちあきの神隠し」だった.つまり,映画「千と千尋」に出てくる千尋の家族は,奥田一家がモデルになっている. 鈴木敏夫によると,ジブリ作品の主人公は,宮崎監督の近くの人(半径3mと言っている)をモデルにしていることが多いそうである.ちなみに,「魔女の宅急便」のキキは鈴木敏夫の娘をモデルに,「となりのトトロ」のメイは宮崎駿の姪をモデルにしているといわれている. さらに、この信州の別荘には宮崎駿の姪が残した少女漫画雑誌「りぼん」と「なかよし」があり、それぞれに「耳をすませば」と「コクリコ坂から」が連載されていた。 ウンチク
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