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「ジブリ電撃買収」を決めた日テレが背負う重圧
東洋経済オンライン
土屋 武司東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授
結果として,大作アニメ映画のスタジオジブリは終わりを告げ,今後はテレビシリーズのアニメと過去のコンテンツに依存したビジネスに舵を切っていくのでしょうね. たとえば,先週金曜日から,「葬送のフリーレン」というアニメが連続2クールで始まりました.初回は「金曜ロードショー」での2時間スペシャルです.この制作会社はマッドハウス.2011年に日本テレビ放送網により子会社化された制作会社です.日テレ,今期一押しのアニメです. 同じように,日テレは,ジブリの名の下で,テレビアニメを制作させたいと思っていることでしょう.「赤毛のアン」「アルプスの少女ハイジ」,あるいは「未来少年コナン」のような子供向けでありながら内容度の高いテレビアニメの登場が期待できます. ほかに,過去コンテンツの活用.同じく,日本テレビの子会社であるタツノコプロは言わずと知れた「ヤッターマン」の制作会社.日テレはそれを実写化しました.ジブリ作品の実写ドラマ化はあり得るでしょうね.すでに舞台もあります.もちろん,テーマパークのコンテンツビジネスもあるでしょう. 確かなのは,数年の期間と何十億円の制作費をつぎ込んだジブリ映画の大作はもう見られなくなり,普通のアニメ制作会社になっていくのでしょう. 【追記】ジブリ作品の版権はジブリ単独に帰属しています。これは今のアニメ制作体制では他にあまりありません。よって、スタジオジブリを買うとジブリ作品が手に入るというお得な買い物なのです。
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