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「人間に残される仕事はこの3つだけ」Chat GPTを試して至った"残る仕事・消える仕事"の最終結論
岡安 淳司アーガイル株式会社 代表取締役
以前から同じことを考えていましたが、自分の結論は少し違います。
AIが進化をし続けても、人間のみに最後まで残る究極的な役割は、
・蓄財
・消費
・評価
の3つだけだと思います。
逆にこれらの権利さえもAIのものになったら、それはもはや「人権を持つ人間以外の存在」になるかと。
AIに出来ない、人間にしか出来ないこと その1
【蓄財】財産権を持つのは人間と法人だけ、ということ。AIそのものを独立した人格や法人と認めた時、たぶんあらゆるビジネスモデルが覆ります。奴隷制を廃止したくらいのインパクト。
AIに出来ない、人間にしか出来ないこと その2
【消費】娯楽を娯楽として消費するのは、人間に最後まで残る役割だと思っている。でもこれも、学習データを食う行為を消費とみなすのなら、かなり早期に曖昧になるかも。機械学習に対して、機械が学習欲を持ったら、もはやそれは消費かもしれない。
AIに出来ない、人間にしか出来ないこと その3
【評価】何が正解か誤りか、良い出力か悪い出力かを最終的に決めるのは人間、という原則。でも、これも実質的にその判断基準や価値観をAIの作り出した基準に握られて、大半の人間は脳を使わずに承認の判子を押すだけになりそう。
【Twitter創業者】インターネットの最大の問題点
岡安 淳司アーガイル株式会社 代表取締役
前編の時点ではタイトルがやや釣り記事っぽい気がします。1990年代のエヴの思い出話の中で「(当時、黎明期の)インターネット最大の問題点は、皆が使い方を知らないこと」だったので、ネット接続方法のチュートリアルのビデオを撮った、と話しています。彼はやはり初期からネットを情報流通の視点で考えてるんだな、と感じます。明日、後半で今のインターネットの問題点にも触れてくれることを期待します。
個人的には、2009年に日本初のTwitter分析ツールを開発して、2010年に日本で初めて開かれたTwitter社主催のミートアップでエヴに会って、今後もTwitterが世界的な情報インフラになって行くことに期待している、などのお話をしたことを思い出しました。今は、自分の今のステータスを共有するというコンセプトを強く持っていた、もう1人の初期共同創業者のジャックに引き継がれていますが、どちらが欠けてもTwitterは生まれなかったでしょう。また今はMediumを手掛けているエヴの、文章とプログラムの双方に興味を持っている点にも共感を感じました。SNSにはまだまだ発展の可能性が多くあると思います。
QRコード決済、日中5社共通化 LINEやアリババ
岡安 淳司アーガイル株式会社 代表取締役
これ全然、QRコード決済インフラ規格の共通化じゃないのに、騙されてる人が多過ぎます。
単に、デジタルガレージ社のQRコードを読み取った場合は、各陣営のQRコードのURLにリダイレクトする仕組みを各アプリに実装してもらっただけの話。そのデジガレのQRを店舗に普及させるのは、誰が営業コストをかけてやるんですか?
例えるなら、短縮URLを使えるSNSが増えましたよ、レベルの話なのに。
ニュースの後半部分の引用。
『デジタルガレージの決済システム「クラウドペイ」を採用した店舗はスマホやタブレット(多機能携帯端末)、紙などにQRコードを表示する。それを消費者がスマホで読み取ると、どのスマホ決済サービスを利用しているかを自動的に判別し、決済する』
これのどこが決済規格共通化なんでしょう?
まるでPayPayと楽天ペイ以外の陣営が規格の共通化に乗り出した!的な誤解を生むような釣りタイトルをつけて、詳しい説明は日経オンライン会員じゃないと読めない後半部分に置いてるのは、非常に意図的なものを感じます。PayPayの勢いに、それだけ焦りが出て来てるんじゃないかと。
まあ、ニュースの全文を読まずにコメントやシェアする人が多いのもどうかと思いますけど……。
このニュースへの反応で、その人のリテラシーや、見出しだけじゃなくて、ちゃんとニュースの内容を理解した上でコメントしてるのかどうかが透けて見えますね。Twitterやはてなブックマークに比べても、NewsPicksのコメント欄は、タイトルだけ見てもっともらしいコメントをつける人が多く、リテラシーが低いな、と思います。
日本人は、直ちに全員、Apple watchをつけるべき。
岡安 淳司アーガイル株式会社 代表取締役
Apple Watchは、発売から1年間毎日つけて、一般に普及するには時期尚早と判断しました。理由は以下の通り。
・操作に両手が要る(スマホは片手だけでOK)
・腕を覗き込む動作を1日に何回もすると首が猛烈に凝る
・Apple Watchでしか取れない重要な身体データは脈拍の常時監視くらい
・時計を見る仕草が「早く終わんねぇかな」の意志表示と誤解される
ちなみに最近のiPhoneなら、脈拍もスマホで測れます。カメラとフラッシュの前に指を置くと、脈拍による振動を画像認識して計測できる超優秀な健康管理アプリHEALTH MATEで。
自分は、片手で操作できるジェスチャUIとかが搭載されたら、また買おうかな……と思ってます。
でも、スマホと財布とカード入れを持たずに身軽にランニングとかに出掛けたい人に限定すれば、Apple Watchは最適かもしれません。
シェアサイクルの「ofo」:1000万人超が160億円の返金待ち
岡安 淳司アーガイル株式会社 代表取締役
先々週に、深センの華強北に行った時は、街中にofoの黄色い自転車が壊れてそのまま積み上げられているのを何箇所も見た。やはり、競合mobike(オレンジの自転車)との勝負はほぼ決しているのかな、と思いつつも、テンセントの新社屋のある深センの南山あたりの最先端のオフィス街では結構乗ってる人も多くて、そのエリアに集中することにしたのかな、と思った。
中国は、国家政策で新しいビジネス分野の競合事業者を一定数に絞り込んだりしてるので、その対象になったら共存はあり得ない。いずれにしても、落ち目のサービスのデポジットを一気に返金するのは、ポイントや口座預金の取り付け騒ぎみたいなもので、企業側の負担は大きいだろうなと思う。
知的戦闘力が低い人ほど"1冊を読破"する
岡安 淳司アーガイル株式会社 代表取締役
個人的には、知的戦闘力(笑)なんて意識せずに、学生時代からこの記事と同じような読書の仕方をしてました。特に「OSとアプリ」の例えは、かなり本質に近いかと。
以下は、自分の読書の4つのスタイル。
1. 基礎的な教養と思考法を身につけるための、普遍的な古典名著と哲学思想系の読書
2. インスピレーションと考え方の多様性を得るための読書
3. 特定のテーマに関する知識を最短距離で把握するため「情報収集&土地勘をつけるため」の読書
4. 好きな本を楽しく読む、娯楽のための読書
1.は、中高時代と文学部だった学生時代に乱読して、思考体系の構築を終えているので、今は最新の思想トレンドやかつては存在しなかった思想テーマに関するアップデート程度で済みます。
2.は、深く考えるとっかかりを得ることが目的の読書です。自分的に気になる一文に出会ったら、そこで思索に入ります。読書時間の10倍くらいは考えるので、全く読書が進みません。
3.は、書店や図書館をそぞろ歩きつつの立ち読みで終わることもあるし、同じテーマで視点の異なる本を数冊買って斜め読みすることも多いです。もちろん情報収集の中には、ネット検索やネットで検索可能な情報(統計データ、論文、特許情報など)も含まれます。
4.は単なる趣味です。個人的には、小説、漫画、アニメ、映画、ゲームなどのメディアを問わずに楽しみます。最近は忙しくて、良質な物語を短時間で摂取する効率がいい、漫画と映画に偏りがちです。
注意すべきは、いわゆるビジネス本や自己啓発本で、著者の主張(数行で終わる)を各種文献や事例で必死で裏付け、時間をかけて読者を説得するために紙幅を費やしている書籍がほとんどです。
思考体系の構築を終えずに、新しい切り口の啓発本ばかりを通読し、他人の雑な思考体系を全く土壌の異なる頭に完コピしてしまう読書は、むしろマイナスになることも多いのではないかと思います。
追記を含めて、このテーマでブログ書きました。
http://okayasu.hatenablog.jp/entry/2018/04/15/063811
FB利用者情報流出、8700万人規模に 当初推定から大幅増
岡安 淳司アーガイル株式会社 代表取締役
この件、内容を正しく理解せずにFacebook批判をしている人が多過ぎる。
まず「個人情報の流出」ではありません。Facebook(以下FB)のサーバへの不正アクセスやハッキングでもない。ケンブリッジアナリティカ社(以下K社)がFBユーザーに対して何をしたのか、ソーシャルメディアの専門家として説明します。
前提として、FBのユーザーが自主的に登録し公開設定にしていた情報(実名、写真、メアド、誕生日、学歴職歴、友達リストなど。皆さんも公開してますよね?)は、各個人がアプリごとに認証画面でOKをすると、第三者にそれらの利用権を渡すことができます。
例えば、診断系やおもしろ画像生成のWebアプリで遊ぶために「FBの情報を連携」したり、新しいWebサービスにログインをする時に「FBでログイン」を選んだことはありませんか? その時の画面には、第三者アプリの情報と、公開する情報の範囲と、FBのポリシーへのリンクが記されています。
企業が提供する無料アプリの大半は単なる娯楽だけではなく、広告主のブランドの認知拡大・ファン増加・いいね促進・ユーザー情報の収集分析など、マーケティングが目的です。これは普通の社会人なら想像がつく範囲。ただしアプリ提供企業が得た情報は、許諾を得ない限り異なる用途や他企業への無断転用は禁じられています。これは一般的なメルマガ登録時のメアドの扱いと同じですよね。
そのルールを破ったのがK社です。彼らは人気の占い診断系アプリで集めた多数のユーザー情報を、自社のクライアントであるトランプ陣営の選挙活動に利用していたことが判明したのです。
とはいえ、そもそもその占いアプリがトランプ陣営のマーケティング戦略の一環として開発し提供されていた場合は、悪質ですが違法とまでは呼べません。しかし許してはいけないルール違反です。
まとめると、本当の利用目的を表に出さずに多くのアプリが提供され、ユーザー側も安易に認証し、FB上の情報が第三者に提供されても気付きにくい状況が問題視されているわけです。
今後、FB社がすべき事は、情報利用の目的の明確化と範囲制限、アプリ認証についてのユーザーへの啓蒙、悪質業者の排除です。
正しく使えばSNSは素晴らしいツールです。過剰なFB排斥運動で、善良なユーザーや企業が不利益を被るようなことにならないことを祈ります。
“完璧”なインスタグラムへの違和感 いま求められる“リアル”の定義
岡安 淳司アーガイル株式会社 代表取締役
僕が経営するアーガイル社では、Instagramの公式認証を得て、企業向けに活用戦略のコンサルティングや、クチコミ分析・活用のサービスを展開をしていますが、これはまさしく同意です。
少し前までは、カメラマンが美しいモデルを撮影した完璧な宣材写真や、インフルエンサーのやらせ投稿がブランディングの鍵と思われていましたが、今はユーザーの自主的な投稿こそがブランディングの鍵となっています。
つまり、公式が発信する美しい宣材写真と、一般消費者がブランドのハッシュタグをつけて投稿した下手でリアルな写真とを見比べて、それらに違いがないことこそが、信頼できるブランドの証しとなっているのです。
新規に購買や来店等の行動をする人の8割が、事前にネットでクチコミを探すという調査結果があります。そんな「広告<クチコミ」の時代だからこそ、InstagramやTwitterの検索結果だけでなく、公式サイトや店頭のデジタルサイネージなどでも、購買の参考となるクチコミを引用掲載して可視化してあげることが重要となっています。
これこそ、ハッシュタグつき投稿をWebサイトやデジタルサイネージに掲載し、クチコミを可視化する「タグライブ http://taglive.jp/pr/ 」が人気を博している理由です。
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