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手本は「LVMHグループ」日本の中小製造業へのヒントがここに
西岡 千史フリーランス 記者
企業の規模をどうするか。これは経営者にとって大きな悩みです。よく、企業や組織の規模で「30人の壁」と言われ、この大きさになるまでに組織構造をしっかりさせておく必要があるとされます。一方、小中学校の1クラスぐらいの人数(30〜40人)であれば、経営者が全員と直接コミュニケーションを取ることができ、現場の意見を吸い上げやすいメリットもあります。
大坪さんが思いついたのは、「組織規模の小ささを維持しながら、経営規模を大きくする」という戦略でした。これは、日本のものづくり中小企業の未来を考える上で、他に例のない注目すべき挑戦だといえるでしょう。その狙いを大坪さんに語ってもらいました。
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西岡 千史フリーランス 記者
高い技術を持ち、戦後の高度経済成長を支えたものづくり中小企業は今、危機を迎えています。日本経済の先行きが不透明ななかで、後継者不足で2025年ごろから大量廃業の時代を迎えると言われています。
政府は、危機に対応するために事業承継に関する補助金を充実させていますが、では、「何をすれば業績回復できるのか」というのは、意外と知られていません。
そのなかで、経営危機に陥った実家の町工場を再生させた大坪正人さんの軌跡には、これからの日本の中小企業の未来を考えるうえで、とても示唆に富んでいます。
中小企業の強みと弱みを活かし、補うにはどうすればいいのか。17年前に経営危機に陥った由紀精密の復活劇だけではなく、日本のものづくり中小企業の進む道について、大坪さんに語ってもらいました。
連載は全3回です。ヒントは「ルイ・ヴィトン」と「ディオール」にあったのですが、その理由に新鮮な驚きがありました。
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