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女川原発2号機 再稼働への地元同意を表明 宮城 村井知事
福島 和州太郎某大手監査法人 公認会計士
地元民ですが、やはり漁業や農業関係者など複雑な思いをお持ちの方々はいっぱいいます。ここはスタートラインでしかなく、安全に終わりは無いことを東北電力だけでなく、地域住民皆で関わっていく必要があると思います。
また、どんなにハード面を整備したところで、いつか想定は超えてくるものだということ、深層防護のさらなる深層を考えて、有事の際の迅速な避難行動や廃炉の意思決定など、普段から様々な事態をシミュレーションしてトレーニングしておく必要があると思います。原発再稼働はハード面の要求が高すぎて、正直そうしたソフト面の整備がちゃんとなされているのか、とても不安です。それこそが、地域住民を巻き込んで、これから皆で取り組むべき重要課題だと思っています。
東芝、石炭火力の建設撤退 独シーメンス系も
福島 和州太郎某大手監査法人 公認会計士
これでベースロード電源から完全撤退した形ですかね。我が国の技術力の根幹をなしてきた重電の技術が、どんどん廃れていくのはとても悲しい事です。
もちろん脱炭素社会において、いまさら火力をやってはいられませんが、途上国はまだ安価で安定的な電源を求めているはずです。また我が国のように国土が狭いと、再エネ自体の開発余地も限界があり、また気候に左右されやすく発電も不安定で、貯めることも技術的にまだまだ難しい。震災後、原発を止めて再エネを増やしてきましたが、安定供給をするために結局化石燃料の力に頼ってきました(電源の約八割火力です)。今はたまたまサウジがイランとロシアをにらんで、減産に踏み切っていないから原油が安いだけで、中東情勢に左右されやすい環境にあります。備蓄も6ヶ月分しかありませんから、オイルショックみたいなことが一度起これば安全保障上の問題にも発展しかねません。
そして原発を止めた分の損失は結局電気代に跳ねて、国民の負担が増えているだけだということに、どれくらいの人が納得しているのでしょうか。
我が国の異常なまでの原発へのアレルギーが引き起こした悲劇だな、としみじみ感じます。残念でなりません。世界中の原発で垂れ流しているトリチウム水を、朝日新聞や日本共産党なんかは意図的に『汚染水』と呼んでみて、国民の不安や風評被害を煽ってみたり、いったい何がしたいんでしょうか。先日の女川原発再稼働容認決議で、やっと少しは前向きになって来れたのかなと、思います。
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