ホーム
65フォロー
166フォロワー
東芝、石炭火力の建設撤退 独シーメンス系も
日本経済新聞
福島 和州太郎某大手監査法人 公認会計士
これでベースロード電源から完全撤退した形ですかね。我が国の技術力の根幹をなしてきた重電の技術が、どんどん廃れていくのはとても悲しい事です。 もちろん脱炭素社会において、いまさら火力をやってはいられませんが、途上国はまだ安価で安定的な電源を求めているはずです。また我が国のように国土が狭いと、再エネ自体の開発余地も限界があり、また気候に左右されやすく発電も不安定で、貯めることも技術的にまだまだ難しい。震災後、原発を止めて再エネを増やしてきましたが、安定供給をするために結局化石燃料の力に頼ってきました(電源の約八割火力です)。今はたまたまサウジがイランとロシアをにらんで、減産に踏み切っていないから原油が安いだけで、中東情勢に左右されやすい環境にあります。備蓄も6ヶ月分しかありませんから、オイルショックみたいなことが一度起これば安全保障上の問題にも発展しかねません。 そして原発を止めた分の損失は結局電気代に跳ねて、国民の負担が増えているだけだということに、どれくらいの人が納得しているのでしょうか。 我が国の異常なまでの原発へのアレルギーが引き起こした悲劇だな、としみじみ感じます。残念でなりません。世界中の原発で垂れ流しているトリチウム水を、朝日新聞や日本共産党なんかは意図的に『汚染水』と呼んでみて、国民の不安や風評被害を煽ってみたり、いったい何がしたいんでしょうか。先日の女川原発再稼働容認決議で、やっと少しは前向きになって来れたのかなと、思います。
189Picks
NORMAL