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【全公開】落合陽一も絶賛、GPT「究極のプロンプト」

【日本発】世界に売りたい、儲かる「土壌ビジネス」
後藤 直義NewsPicks 副編集長(サンフランシスコ支局長)
食料と農業の分野は、いま非常に面白い分野です。急増する世界人口を支えるだけの食料を作り続けながら、かつ気候危機を避けるために、環境負荷を一気に下げないといけない。まさに超難問のパズルです。
今回とりあげたスタートアップのTowingは、めちゃくちゃ地味で、めちゃくちゃ面白い「土の微生物」のスタートアップ。彼らは土の中を生きている微生物たちを、上手に培養して、畑の生産量を上げる「土(バイオ炭)」を開発販売しています。
なぜ土の微生物が大事かといえば、大量の二酸化炭素を排出する、化学肥料の代りになるからです。化学肥料はアンモニアをつくる際に、多くの場合化石燃料(天然ガス)をつかい、また近年は価格がうなぎのぼりで上がっています。だったら、微生物に切り替えようというのが彼らの提案です。
もともと日本酒づくりからインスパイアされて、国の研究機関がおこなっていた画期的な発見から生まれたという、この土壌テクノロジー。食料と環境問題のグローバルなパズルを解くための、面白いビジネスになったらと期待をこめて書きました。

【大公開】AI時代に食える「5つの条件」
後藤 直義NewsPicks 副編集長(サンフランシスコ支局長)
生成AIは、仕事や給料に巨大なインパクトをもたらす。これについて、世界中の経営者はほぼ合意しています。ではAIの進化で、未来に食える人、食えない人の分岐点はどこになるのか、その全体像をインフォグラフィックで「5つの条件」をじっくり描きます。
取材では、多くの経営者や専門家にインタビューをうけていただいたのですが、実際にプロダクトを使っているほど、圧倒的に危機感がつよく、また具体的なインパクトを語ってくださった印象です。
「10年前の予想に反して、仕事を失うのはホワイトカラーからだった」と断言する、OpenAIのサム・アルトマンCEOの言葉が、リアリティをもって思い起こされます。一方で、AIによるクリエイティビティの拡張も面白く、ポジネガ両サイドについてぜひ一読頂けたらと思います。
【要注目】意外なところにあった「金のなる木」
後藤 直義NewsPicks 副編集長(サンフランシスコ支局長)
カリフォルニアといえば、シリコンバレー(北部)だったのですが、いま新しいゴールドラッシュが起きている!と騒動になっているのは、誰も注目していなかった辺境地(南部)にあるソルトン湖です。
ここが世界でも最大級のリチウムの生産地になる可能性があるとして、2023年から巨大なリチウムのプラントが建設されようとしています。おりしまアメリカは、昨年成立したIRA(インフレ抑制法案)で、EVの国内サプライチェーンを徹底した作ろうとしており、その戦略にぴったりハマったのがこの「リチウムバレー」ということです。
ここに登場するあるスタートアップ、実はわたしたしも目をつけており、半年ほど前にインタビューをしていました。モノを見てないだけに半信半疑でしたが、記事で紹介された60minutesの映像をみて、すごいスケールになりそうだと驚きました。

【CEO直撃】105億円調達、核融合スタートアップの野望
後藤 直義NewsPicks 副編集長(サンフランシスコ支局長)
核融合と聞くと、わからない、複雑そう、リアリティを感じない。そんなイメージが多いかとおもいますが、先週、京都の核融合スタートアップが105億円を調達して話題になりました。そのCEOに、舞台裏を聞きました。
面白いのは、巨大な国際的なプロジェクトが続いてきた一方で、まったく新しいアプローチを探ろうとする、多数のスタートアップが最近になって生まれている背景。AIを使ったシミュレーションをコアにして、指数的に開発スピードが上がっている内幕をもっと知りたく思いました。
いつ商業化できるとは、誰も断言できない。しかしモデルナやスペースXのように、民間ではムリと言われた分野をひっくりがえす、新しいプレイヤーが生まれるのかもという予感を感じさせます。
【必見】マイクロソフト、核融合エネルギーをお買い上げ
後藤 直義NewsPicks 副編集長(サンフランシスコ支局長)
ChatGPTで世界にセンセーションを巻き起こしている起業家、サム・アルトマンがまた、大きな話題をふりまいています。それが核融合によって発電した電力を、マイクロソフトが買うというニュースです。
アルトマンの頭の中では、AI、エネルギー、ブロックチェーンという3つが、こうつながっています。知的作業はどんどんAIが担うようになり、そこで必要なエネルギーは、(実現すれば)安くてクリーンな核融合によってまかなわれる。
そしてAIが大量にいる世界で、人を人として識別するサービスが、ブロックチェーンを虹彩を使った「ワールドコイン」であると。
一方で、彼が会長をつとめる核融合スタートアップ、ヘリオンはこれまで、何度も「実現計画」を後ろ倒しにしてきました。そのため、2028年に電力を供給するという時間軸や、不明な価格設定には、大きなクエスチョンがつけられています。
しかし、アルトマンなら想定外のことをやりそうだーー。そういう期待が、核融合とエネルギーのイノベーションに向けられることは、非常に面白い動きだと感じています。
【最先端】炭素ゼロ、グリーンな鉄づくりが熱い
後藤 直義NewsPicks 副編集長(サンフランシスコ支局長)
人類の文明を支えてきた材料であり、3000年以上もつづく「鉄づくり」のやり方を、ひっくり返そうという野心的なスタートアップの突撃取材をしてきました。
米国ボストン郊外にあるボストンメタルは、いまやユニコーン規模(推定時価総額、約950-1000億円)のスタートアップ。MIT(マサチューセッツ工科大学)から生まれた、炭素を出さない鉄づくりに挑む、注目のベンチャー企業です。とりわけ今年1月、鉄鋼世界最大級のアルセロール・ミタルが大型出資をして、話題になっています。
脱炭素のなかでも、もっともハードルが高いのが、重工業分野です。その本命ともいえる製鉄のグリーン化、いわば無理ゲーといわれてきた分野に挑んでいるこのスタートアップは、日本のメーカーとも話をしているとか。CEOが、その舞台裏を語ってくれました。

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