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北朝鮮 “ミサイルの可能性あるもの 黄海上空で消失” 防衛省
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
第二段エンジンの点火の異常で失敗したそうです。何だかH3とかぶる・・・。しかし北朝鮮のロケット技術は大したものだと思う。せっかく良い技術者がいるんだから、平和利用したら世界人類の役に立つのになあ。勿体無い。
ところで本件、普通に人工衛星(スパイ衛星)の打ち上げなんだけど、どうして日本のメディアはわざわざ「ミサイルの可能性のあるもの」と書くお約束なんだろう?防衛省がそう発表したからそう書かなくちゃいけない?
そもそもミサイルとロケットはほぼ同じものだし、初期の米ソの人工衛星ももれなくICBMで打ち上げてるし、何ならソユーズロケットなんてICBMの直系だし、何ならイプシロンに爆弾積んだらそのまんまICBMになるし。つまり、基本的にはミサイルとロケットの差は「何を積むか」の問題。別に北朝鮮の肩を持つわけでも何でもなく、今回は爆弾じゃなく人工衛星を積んでたんだから、普通に人工衛星の打ち上げと報道するのが正確です。まあ、報道にももちろん政治的意図が入るわけですね。
米、債務上限上げで基本合意 2年分、デフォルト回避へ
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
ってことは、2年後にまたこの茶番をやるのね。
で、バイデンは何を妥協したんだろ。
追記:こういうことらしい
Negotiators have agreed to cap non-defense discretionary spending at 2023 levels for one year and increase it by 1% in 2025, a source familiar with the deal said.
つまり2024年と25年の国防費以外の予算規模に上限を設けると。24年は23年と同規模。25年は1%の増加を認める。これがメインの妥協。無規律なバラマキを防げるし、でも上限内での自由度はあるし、悪くない妥協なんじゃないかな。でもこれ、インフレを加味しての話なのかな?してなかったら実質の大幅な予算減なのでしてるんだろうとは思うが。
ispace、ミッション1の失敗原因特定-ソフト改修などで再挑戦
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
うーん。。。腑に落ちない。
着陸地点は事前に決めてあったはずだし、地形マップは事前にあるので、本当にこれが原因ならシミュレーションで拾えたはずのバグだったのでは。。。
まあ、以前に書いた通り、かなりいい線まで行っていたことは確か。しかも本当にこれが原因の全てなら、ぶっちゃけ直すのはかなり簡単(ソフト修正だけでいい)
でも本当に大事なのは、こういうバグを拾えなかった詰めの甘さを正すこと。これは組織の文化やプロセスの問題かも知れなくて、ソフトウェアバグよりそういうことの方が直すのが大変だったりする。
いずれにしても、次回に期待しましょう。
月面まであと5kmで誤作動 着陸失敗の原因、ispaceが説明
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
うーん。。。腑に落ちない。
着陸地点は事前に決めてあったはずだし、地形マップは事前にあるので、本当にこれが原因ならシミュレーションで拾えたはずのバグだったのでは。。。
まあ、以前に書いた通り、かなりいい線まで行っていたことは確か。しかも本当にこれが原因の全てなら、ぶっちゃけ直すのはかなり簡単(ソフト修正だけでいい)
でも本当に大事なのは、こういうバグを拾えなかった詰めの甘さを正すこと。これは組織の文化やプロセスの問題かも知れなくて、ソフトウェアバグよりそういうことの方が直すのが大変だったりする。
いずれにしても、次回に期待しましょう。
ブルー・オリジン、NASA月面着陸機を開発へ スペースXに続き
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
コメントが遅くなりました!記事タイトルに語弊があって、Blue Originが主契約社ですが、National Teamと自称するチームにはボーイング、ロッキードにDraper(ispaceが組んでるとこ)と、並いるアメリカの新旧の航空宇宙企業がずらりと顔を並べています。
今回が2度目の「競争入札」。1度目は2社選ばれると言われていて、Blue Origin率いるNational Teamが本命感を出していましたが、蓋を開けてみればNASAが選んだのはSpaceXの一社だけでした。Blue Originが負けた理由は、ネゴして最大限の金額を取ろうと目して$5.99Bという超高めの直球を投げたことと言われています。対するSpaceXは$2.94B。実に2倍以上の開きがあります。Blue Originの下心が裏目に出て、NASAは一切のネゴを拒否。だって$6B(8000億円くらい)もするんじゃ、民間に委託する意味がありません。本命であったことの驕りがあったのかもしれません。負けた後もNASAを相手に裁判を起こしたりと、後味の悪い幕引きでした。
で、今回が2度目の競争入札。流石に反省したのか、$3.4という謙虚な入札額。これでNASAも納得したのでしょう。
さて、アポロ以来初の月着陸であるArtemis 3は2025年、つまりあと2年先に設定されています。SpaceXのHLSを使う予定ですが、しかし2年で実現するかといえば、かなり怪しいと言わざるをえません。まず、Starshipがそもそも軌道に打ち上がっていない。しかもそれを高頻度で5回だか10回だか打ち上げて軌道上のタンカーに燃料を補給。それでやっと月へ向かえます。そしてもちろん、人を乗せる前に無人の月面着陸試験を成功させなくてはいけません。さすがのSpace Xでも厳しいでしょう。初の月面着陸は、2026か2027くらいなんじゃないかと予想します。追い上げてくる中国が気になるところです。
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