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スペースXが最新Falcon 9打ち上げで衛星投入数の記録達成、143機の衛星を軌道上へ
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
これ、別に投入数自体はそこまで大きな意義はなく、むしろ重要なのは打ち上げ業者であるSpaceX自身がライドシェア・サービスを始めちゃったことです。
しかもStarlink軌道なので売り残したペイロードスペースはStarlinkを載せれば必ず空席率0%になるという最強のビジネスモデル。。。。
Spaceflightなど自社の打ち上げ手段をもたず他のロケットを買ってやってたライドシェア会社は厳しくなるでしょう。
バイデン大統領 コロナ救済策 現金給付や食糧配給確実に実施へ
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
今日、バイデン大統領から全政府職員へのビデオメッセージが届きました。皆への感謝とともに、「私は全てのアメリカ人の大統領になる、あなた方が全てのアメリカ人のために奉仕しているように」との言葉。
このようなトップからのメッセージは、トランプの時はただの一度もありませんでした。やはり素直に感激しますし、やる気も出てきます。まだ就任3日目ですし、NASAについてはどのような政策なのかわかりませんが、きっといい大統領になると信じています!
ちなみに、バイデンからの要請で、大統領のオフィスにアポロ17号が持ち帰った月の石が飾られたそうです!
https://www.nasa.gov/image-feature/nasa-lends-moon-rock-for-oval-office-display/
【プレゼント】プロピッカーの書籍を70名様に!
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
僕の新刊『宇宙の話をしよう』を紹介してくださいました!
はじめて子ども向けに書いた本。小3〜中学生が対象です。
僕は小学校に入る前から宇宙が大好きで、図鑑をボロボロになるまで読み、宇宙関係のNHKスペシャルなんかもビデオに撮って繰り返しみました。宇宙のことはなんでも知っていた。でも、宇宙の話をできる友達が教室にいなかった。小さい頃、僕の夢は孤独でした。
そんな子たちの話し相手になるような本を書こうと思い、筆を取ったのがこれです。制作の過程では100人近くの宇宙っ子や親御さんに「共同制作者」として入ってもらい、なんども原稿にフィードバックをもらいながら、知的好奇心に目を輝かす子どもたちにどうやったら面白いと思ってもらえるか、必死に考えました。結果、2年もかかってしまいました。
形式も変則的です。これは図鑑ではありません。知識を一方的に与える本ではない。もとい、今の子どもは無限の知識にインターネットでアクセスできる。知識を与えるだけの本は、もう必要ないと思ったのです。そうじゃなく、子どもと対話する本にしようと思った。本文は縦書きになっていて、『ソフィーの世界』のように、12歳の「みーちゃん」とNASAに務める「パパ」の対話で全ての話が進みます。各章の間に横書きのコラムが挟まれるという構成です。
万人向けの本ではないかもしれません。でも宇宙や科学が大好きな子や、読書が好きな子は、きっと夢中になるはず。うちの子はもう6回読んでます、毎晩読み聞かせをさせられます、そんな嬉しい声もいただいています。
いつか、この本を読んで科学者や技術者になった子どもたちと一緒に仕事ができたらな、と思っています!
本のホームページがありますので、詳しくはそちらをご覧くださいませ!本のだいたい4割、100ページ目くらいまで無料で立ち読みできます。
https://uchu-no-hanashi.hiroono.com/
バイデン米大統領就任 コロナ最優先、結束訴え
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
4年前の今日、僕はこう書きました。
「2009年に民主党政権を選んだ日本国民は、その後の3年で学び、少し賢くなった。
2016年にトランプ政権を選んだアメリカ国民も、その後の4年で学び、少し賢くなるのだと思う。」
https://newspicks.com/news/2015222?ref=user_198783
本当に、本当に多くのことを学んだ4年でした。あまりにも痛い経験から、我々は少しは賢くなったのでしょうか。だとすれば、それがトランプ政権4年のいちばんの成果だったと思います。次の4年も我々は多くを学ぶでしょう。今日の就任式の演説で誰かが言ってました。
「アメリカは過去よりよくなった、でもまだ理想には届いていない。」
アメリカに限らず世界の市民たる人類は、少しずつ学び、賢くなり、過去の反省に立って、次の世代により良い世界を残していく責任があるのだと思います。
トランプ氏、バノン氏ら140人超に恩赦・減刑 自身と家族は与えず
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
恩赦とは単なる無罪放免ではありません。それを受諾するためには、罪を認めなくてはいけません。自身への恩赦を出さないのはそういう理由なのだと。メンツの問題か、あるいは今後の訴訟で逆に不利になりうるからか、両方か。
追記
そういや最近知った驚愕の事実。アメリカは現在、230万人の収監者がいます。総人口の140人に一人が牢屋で暮らしてます。80年代あたりから治安対策のため急激に増えたそうですが、明らかに異常です。ちなみに日本の総収監者数は48000人、つまり国民の2500人に一人です。オバマの大量の減刑を指摘する人がいます。それは、軽い罪でもすぐ牢屋にぶち込まれる状態の是正という社会的意味もありました。お友達を牢屋から出してあげるトランプの恩赦とは本質的に違います。
トランプ氏、次期政権の成功祈ると表明-バイデン氏には直接触れず
小野 雅裕NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家
4年前のオバマの退任演説、まるでこの4年間に我々が忘れてしまったことを予知していたかのような演説です。英語がわかる方、ぜひ聴いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=siyBp8Csugk
「もう少しで次の政権に変わる」と言ったところで会場からブーイング。それをオバマが静止して、平和的な政権移行こそが民主主義の要だ、という旨を言い、会場から拍手が沸き起こります。民主主義は必然的に異なる意見のぶつかり合いだ、だからこそ相手の意見を尊重し、ルールに従う必要があるんだ、と。この考えが、少しでもトランプとその支持者にあったなら、と思うばかりです。
ところで今日発表されるとされていた100人あまりへの恩赦がまだ出てないのが気がかりなところ。

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