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【削除されました】養殖物2023年2月4日(土)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。           らくがき帖 98 歴代天皇って何?(その17) (欠史八代) コトやモノの始まりで、国家でも企業でも最初に取り組んだ創業者は名前がよく知られています。ところが二代目以降はほとんど知られません。例えば創業者の松下幸之助や本田宗一郎の後継者の名は知る人が少ないでしょう。また初代はたとえ有名でなくても業績やエピソードが注目されます。例えば紀元前8世紀頃ローマを建国したロムルスとレムスは双子の兄弟で狼によって育てられたという伝説があります。そして兄弟の争いに勝ったロムルスはそのまま「ローマ」の語源になっており、建国者は現代にまで何らかの影響を与えているのです。同様に日本の初代天皇として奈良の橿原で即位した神武天皇は、その即位日とされる2月11日が日本の建国記念日として現在の祝日に制定されるほど国内では重要視されています(ちなみに建国日とされる根拠は記紀の説明とする辛酉年春正月庚辰朔をグレゴリオ暦で換算すると紀元前660年2月11日となります)。他にも国の誕生日としてアメリカの独立記念日は7月4日、フランスの革命記念日の7月14日があります。 そして初代の神武天皇が実在したかどうかはともかく、二代目から九代目までの八人の天皇はほぼ架空の存在として考えられています(欠史八代)。というのは記紀の中では業績やエピソードがほとんど無く年齢も百歳を超えるケースが多いのです。ただ古代の春秋暦を使うと一年に二歳年をとるという考え方もありますが、話半分でも当時の平均寿命と比較するとやはり不自然です。結局、天皇家創設の初期の頃は後世の創作で、皇室の長い歴史を立派に演出する為の政治的意図があったという説が一般的のようです。一方でわずかな情報源の記事の中からは天皇家が地方豪族と結びついて政略結婚を繰り返して皇室の基盤を固めた状況が推定されます。もちろん真相は分かりません。しかしこのように科学的で合理的なはずの欠史八代の考え方が、戦前では皇室への「不敬罪」に当たるとして有罪判決が出たことがあります。現代では表現や思想の自由があるのでこの点では本当に幸いだと思われます。 ちなみに欠史八代の天皇は以下の通り 二代 綏靖天皇  三代 安寧天皇  四代 懿徳天皇 五代 孝昭天皇  六代 孝安天皇  七代 孝霊天皇 八代 孝元天皇  九代 開化天皇
【削除されました】養殖物2023年2月2日(木)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。          らくがき帖 97 下手な戦争(その9) 大国ロシア🇷🇺が小国ウクライナ🇺🇦に侵攻して一年近くになります。昨年2月24日の侵攻日の翌日の朝刊を私は今でも保存しており、一面記事の大見出しは事の重大さをあらためて実感させます。もちろん当時の私の感覚としては、残念ながらキエフ(キーウ)がすぐに陥落してウクライナが負けると予想するのはとても悔しいことでした。どんな戦争でも侵略戦争に正当性があるとはとても思えません。しかしウクライナにとって幸いにも相手のロシアは実に時代錯誤的な前世紀の戦術を踏襲しており、要するに「下手な戦争」しか出来ないポンコツ軍だったのです。私はこのコメントシリーズでは、「孫子の兵法」という古典の完璧な戦争論と比較しながらロシア軍の戦術をチェックしてきました。しかし余りにロシア軍の展開が私のような素人でも「拙劣」「下手」と分かるシロモノでレベルが低過ぎるのです。例えば初期の頃にロシアの戦車隊が不用意に隊列を組んで歩兵のジャベリンの絶好の攻撃対象になったり、戦闘機や攻撃ヘリがやはり歩兵のスティンガーの標的になっています。また兵力補充のために大規模な徴兵を仕掛けて前線に送られた訓練の足りない兵士は囮(おとり)としての砲弾の餌食にしかなりません。しかも新参兵士達はロシア国家からはほとんど戦闘服や装備品や食糧も満足に与えられず自前で調達し、命を守る銃も壊れかけの中古品というお粗末さ。さらに兵士補充の為に獄舎から死刑囚他の囚人までかき集めて兵士とする国家は常軌を逸しており、軍隊や国家の体を成していません。前述した「孫子の兵法」の中で理想的な軍隊は厳しく統率の取れた組織体ですが、最適解の軍事成果を上げる為に孫子の軍は兵士を大切に扱ったそうです(注「卒を視ること嬰児のごとし」)。もちろんそれは勝利を大前提にした打算なのですが。 一方でウクライナ軍は自国を守る防衛戦争という大義名分があるので士気はずっと高いでしょう。ウクライナは少なくともロシアよりは兵を大切に扱い効率的な戦術で想像以上の戦果を上げてきました。そして今回、ドイツから最強の戦車「レオパルド2」やNATO他国からも主力戦車が供与されて春の反転攻勢の準備が出来そうです。これが今後のゲームチェンジャーになるでしようか。
【削除されました】養殖物2023年1月31日(火)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。           らくがき帖 96      「どうする家康」の評価をどうする? 私はやはり歴史物が好きで、読書で一番長いシリーズとしては塩野七生「ローマ人の物語」全15巻と山岡荘八「徳川家康」文庫本全26巻を読破しました。また昔のテレビ時代物で白黒画面の信長や家康に魅せられた記憶があります。しかし今では戦国時代物は少々食傷気味でお腹一杯という気分ですが・・。 それでも今年の大河ドラマ4回分を視聴しましたが、何ですかアレ?今は作品の評価は早過ぎるとは思いますが、今月だけで限定すると役者の責任というより失礼ながら制作側の出来の悪さが目立つと思います。せっかくの美味しい歴史素材をたくさんの調味料でどぎつく味付けして時代考証軽視で安直に作られている印象があります。興味本位がひどい。特に桶狭間の戦いで織田信長が黒マント姿で颯爽と登場して剣の達人と総合格闘家を合わせたようなスーパーマン。カッコ良すぎでしょ笑。そもそも桶狭間という信長の最初の大きな試練で、いきなり完成系の独裁者の雰囲気のドヤ顔は非常に違和感があります。小説や昔のドラマの若い頃の信長は泥臭くて必死でガムシャラだったはず。また信長が着用していたマントは南蛮(スペイン・ポルトガル)渡来で、少なくとも信長晩年以降の品物です。それを20代の信長が着用しているのは時代考証的におかしい。また登場人物の家康をはじめ武士たちが皆大声でわめいたり叫んだりとうるさくてかなわない。いくら戦国時代でも日常生活では静かに話すでしょうに。これは制作者側が演出の為に音声やビジュアル効果を狙ったものと思われます。絵になりますからね。確かに地味なリアルっぽいのは物足りないからやや派手目に制作する意図は分かります。所詮、学術的な歴史研究ではなくて大河ドラマという娯楽を追求した大衆エンタメですから。それなら中途半端な歴史物ではなく何でもアリで、天才織田信長の合戦時は空前の新兵器を投入すれば良い。ハイマースやジャベリン風味の多連装火縄銃や足軽の携帯型大筒(大砲)でも考案して長篠の戦いでも描けば私はむしろその方が好きです(戦国自衛隊か⁈笑)。 以上、僭越ながら私の独断と偏見で今年の大河ドラマをこき下ろしましたが、でも中学生以下の視聴者ならCGを駆使した歴史入門編としては興味深くアプローチ出来るメリットはあると思います。
【削除されました】養殖物2023年1月29日(日)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。            らくがき帖 95 歴代天皇って何?(その16) (ヤマトの建国) 私が関西に居た頃はときどき古墳ウォッチをしていました。その一つ奈良県の駅近くの茶臼山古墳は比較的大きな前方後円墳で、本来なら天皇陵でもおかしくありません。しかし史跡ではあっても国の管理がなく立ち入りも自由で、雑草が伸び放題の古墳の雰囲気を味わっていました。そしてその前方後円墳の被葬者候補の一人がヤマト土着の英雄ナガスネヒコ (長髄彦)でした。 カムヤマトイワレヒコ(後の神武天皇)がいよいよ以前にボロ負けした土豪のナガスネヒコ と決戦を迎えました。しかし苦難を経験してパワーアップしたはずのイワレヒコの軍でしたが、やはりナガスネヒコ の軍は手強くてかないません。イワレヒコがまたもや敗北の危機に陥っていると、不思議なことに金色に光る鵄(トビ)が飛来してイワレヒコの弓の上に止まりました。すると強烈な光で敵軍は眩惑して戦意を喪失してしまい、やむおえずナガスネヒコ は使者を派遣して交渉を開始します。そしてイワレヒコは東征軍の正当性(天つ国のアマテラス直系の子孫)を主張しますが、ナガスネヒコ は意外な回答をします。実は先住民としてナガスネヒコ が治めるヤマトの地に、やはり天つ国からニギハヤヒ(饒速日)が高天原から降臨してナガスネヒコ と縁戚関係を持ったのです。このニギハヤヒは謎の神で、本来アマテラスが企画した天孫降臨ではニニギノミコトが正式な担当神だったのに、実はそれ以前にアマテラスの命により兄のニギハヤヒがヤマトに降臨していたのです。だからナガスネヒコ はイワレヒコを疑いましたが天つ国の証明品を見せられて事情は理解出来ました。しかしそれでも同格の二神の両立を認めることは出来ず、あくまでニギハヤヒだけを主君として忠実に仕えることに決めたのです。ニギハヤヒはイワレヒコの統治を認めるよう縁戚のナガスネヒコ を説得しましたが、聞き入れられずやむなく殺しました。このあたりの異色ストーリーの展開は記紀(古事記・日本書紀)の編集側の政治的な都合によるものでしょう。一本調子でないところに現実味があります。 結局カムヤマトイワレヒコは、ナガスネヒコ に勝利してヤマトの平定を確かなものにしました。こうして紀元前660年に初代天皇として神武天皇が橿原宮で正式に即位しました。
【削除されました】養殖物2023年1月28日(土)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。           らくがき帖 94 歴代天皇って何?(その15) (神武東征)② カムヤマトイワレヒコ(後の神武天皇)が九州から東征してヤマト地方に向かって苦難や敗戦を経て、さらに熊野の荒ぶる神の霊力によりイワレヒコや兵士たちが気絶して全員倒れてしまいました。遠征軍の大ピンチです。そしてその東征の一部始終を注意深く見守っていた者がいます。高天原から天照大御神が複数の偵察衛星を使って?笑、地上の様子を全て把握していたのです。さすがにアマテラスは女神だけあって心優しく自分の子孫の行く末が心配だったのでしょう、さっそく対策を講じました。以前、国譲りで大きな功績のあった高天原で最強の武闘派の建御雷神(タケミカヅチ)に対して、アマテラスは彼の地上降臨によるイワレヒコ救援を指示しました。ところがタケミカヅチはコワモテの男神らしく子孫の過保護は不要とばかりに断ったのです。その代わりに自分の神剣(布都御魂)をイワレヒコに与えることを提案して、アマテラスは了承してそれを実行しました。そして届けられた神剣によりイワレヒコや兵士たちは目覚めて立ち上がり魔物も退治されました。そして進軍を再開しますが、行く手にはさらに多くの難敵が待ち構えており、それを心配したアマテラスは次に有能な情報収集の先導役として八咫烏(ヤタガラス)を派遣します。この八咫烏はサッカー日本代表のシンボルとしても有名であり、そういえばW杯で森保監督の「勝利による新しい景色」を日本で最初に見たのは神武天皇だったのかも知れません笑。 以後の進軍は比較的順調で、恭順派と抵抗派に分かれる二組の兄妹と対峙した時は、抵抗派の兄には弟からの内通や策謀を使って成敗しました。また土蜘蛛と呼ばれる下層的な抵抗勢力を蔑視して差別的にだまし討ちするなどリアルな作戦もありました。このようにヤマト王権になる中央勢力は敵対的に異族視した勢力は容赦なく殲滅する一方、東征軍への恭順派は積極的に受け入れて規模を大きくしたのです。そしてイワレヒコにとって宿願の新天地ヤマトを平定するにあたり、東征で最後の関門が待ち受けていました。いわゆるゲームで言えば最後のキャラであるラスボスのナガスネヒコ (長髄彦)です。彼との最初の戦いでは惨敗をして長兄を失っていましたが、いよいよリベンジの為にも雌雄を決する最終決戦を迎えることになりました。
【削除されました】養殖物2023年1月26日(木)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。           らくがき帖 93 歴代天皇って何?(その14) (神武東征)① アマテラスの5世孫であるカムヤマトイワレヒコ(後の神武天皇)が九州の日向にいる間は、統治も順調で平和な日々が続いたようです。しかし上つ国を治めるアマテラスの血統で天下りの祖先を持つイワレヒコにしてみれば、このまま広いヤマト国の端っこで安穏としてはいられません。現代で例えれば、田舎の税務署に東京から東大出身の若いエリートが20代で税務署長として赴任して来ているようなものでしょうか笑。イワレヒコは四人兄弟の末っ子でしたが指導的な立場で特に長兄と協力しながら、もっと中央の東の国をめざすことになりました。東征軍の船出です。せっかく過去に大国主命から国譲りをしてもらった天つ国が、イワレヒコという子孫に託した統治者の義務としての目に見える形でしょうか。 日向の高千穂を北上しながら筑紫や宇佐に長期滞在しましたが、海を渡って安芸(広島)や吉備(岡山)にもかなり長い年数を要したのは不思議です(一体何をしていたのでしょうね)。意外にもこの期間の東征中は戦らしい戦はなかったようです。しかし東征軍が浪速(大阪)に入ると、いきなり敵から奇襲攻撃を受けて長兄が重傷を負いました。相手はナガスネヒコ という地元の豪族で、イワレヒコは初戦で強敵から手痛い敗北を味わいました。そして負傷した長兄が言うには「日の御子である我らが日に向かって戦ったのが間違いのもとだった」と悔やんで、イワレヒコの軍は南に向かって紀州半島一周をめざしたのです。確かに彼らの理屈から言えば、太陽神であるアマテラスの子孫なら太陽を背にして敵と戦うのが本筋かも知れません。こうしてイワレヒコの東征軍は東から敵を迎え撃つべく体勢を立て直しますが、困難はまだ続きます。長兄はとうとう途中で死んでしまい、残りの兄たちもちょっと意味不明な理由で東征軍から消えてしまいました。ひとりぼっちになったイワレヒコは孤軍奮闘して、今度は海路から陸路の東征を続行します。ところが又もや魔の力を秘めた未知の敵が登場します。熊野の森の中で熊の姿をした荒ぶる神が現れて毒気を吐いて東征軍に襲いかかり、兵士たちやイワレヒコまでもが全員気絶して倒れてしまったのでした。              つづく
【削除されました】養殖物2023年1月23日(月)
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斉藤 照夫年金労働者
こんにちは。           らくがき帖 92 歴代天皇って何?(その13) (神武天皇登場) 記紀(古事記・日本書紀)前半の神話部分が終了して、いよいよ私の本編の古代から現代までの長い歴代天皇の原点がスタートします。前振りが長かったですが、天皇家の性格を知る為には日本神話が欠かせない要素であると考えたからです。それにしても日本の神話から歴史へ移行するにしても、初代の神武天皇って謎が多くてメチャクチャ神話っぽいじゃん?となるでしょう。そもそも神武天皇は実在したのか?という話ですが、確かに文献的には神武天皇即位とされる紀元前660年は縄文時代晩期なので常識的には考えられません。縄文時代は基本的には木の実の採集や野生動物の狩猟が生活の中心なので、定住社会で稲作などの農耕文化が背景の皇室とはイメージが全く合わないのです。しかも記紀では神武天皇の寿命が126歳って当時の平均寿命は20歳以下なので、これも限りなくあり得ません。だから当然大半の専門家によれば(一部の実在説を除き)神武天皇は実在どころか全く虚構の存在であるとされます。ちなみに記紀の天皇即位の年は神武元年または皇紀と呼ばれ、2月11日が現在の祝日の建国記念日となります。 しかし火のないところに煙は立たずで、神武天皇の記紀による事績には何らかの史実が反映されているのは間違いないでしょう。それに神武天皇が実在しない可能性が極めて高くても、これも一つの推論に過ぎません。例えば反証としてギリシャ神話のトロイの遺跡をシュリーマンが初めて明らかにしました。彼はビジネスで大成功した資金で本格的な発掘調査を行い、大量の金銀の装飾品が出土して古代のトロイの街がただの伝説や神話ではなかったと証明したのです。日本神話だって史実の反映があるはずで考古学的な側面からもこれから予想しない発見があるかも知れません。もっとも、日本神話でスサノオが退治したという大怪獣のようなヤマタノオロチが実在したとは思われませんが笑。日本の古代人にもこのような想像力がある一方で、彼らがある程度の事実を記録するという行為は世界共通でもあります。確かに歴史書はその時代の勝者や支配者が自分に都合良く編集した側面はありますが、残された記録は重要な情報源にもなり得るので尊重するべきでしょう。次回は記紀による神武天皇の具体的な行動について見ていきたいと思います。
【削除されました】養殖物2023年1月21日(土)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。         らくがき帖 91 歴代天皇って何?(その12) (神話の終わり) トヨタマヒメは自分の正体がサメの化身であることを恥じて、アエズを出産後は愛する夫の山の幸彦から離れ、海に戻って陸に上がることはありませんでした。しかし子供のアエズの世話は妹のタマヨリヒメが乳母となり育て、結局アエズが大きくなると叔母のタマヨリヒメと結ばれるのです。そして四人の子供に恵まれますが、その末っ子にいよいよカムヤマトイワレヒコ(神武天皇)が生まれます。ここまで結構ややこしい話ですが整理すると、天皇家の起源に関して次のことが言えると思います。つまりこれまでを振り返ると、天照大御神の孫である天つ神(ニニギノミコト)が地上に降りて(天孫降臨)、山の神の娘(コノハナサクヤヒメ)と結ばれ、生まれた息子(陸の幸彦)が海の神の娘(トヨタマヒメ)と結ばれたことで生まれたアエズが、またもや海の神の娘(タマヨリヒメ)と結ばれて日本世界の「天・山・海」の属性が揃ったことになります。そして最後の仕上げとしてこの最強属性を宿した存在のカムヤマトイワレヒコが英雄として日本の初代天皇の神武天皇として結実するのです。この天孫降臨から神武天皇までの活躍時期は「日向三代」と呼ばれて天皇家の祖が九州の日向にあったということに他なりません。 こうして記紀(古事記・日本書紀)の神話はイザナギ・イザナミによる日本列島の創造から始まって、アマテラスや他の天津神の紹介、そして大国主命の国造りや天つ国への国譲り、ニニギノミコトの天孫降臨から日向三代のファンタジーのような物語が綴られました。そして神の属性を持ちながらも一人の人間として神武天皇の誕生により古事記の「神話の章」は幕を閉じることになります。次回からはまだまだ神話の色彩が強いですが、神話から歴史への記念すべき第一歩としての初代天皇が登場します。二千年近い世界最古の王朝である皇室の原点とはどのようなものだったのでしょうか?
【削除されました】養殖物2023年1月19日(木)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。 私は普段から草テニスでサークルを3ヶ所掛け持ちしていますが、スクールも変則的に受講しています。昨年末はスクールを変えて近隣の大きな街のクラブに入りフリータイムで気ままに練習しています。初めの頃は早朝に行くと、他に誰もいないインドアコートで若い女性がコーチらしき相手に、ボールをバシバシ打ち抜いているのを間近で見て圧倒されました。「う、上手い、上手すぎる・・」。後で知りましたが、それもそのはず彼女はジュニア時代から世界を回っているクラブ専属のプロ選手なので技量が半端ない。草テニスのアマチュアから見ればまさに神の世界ですが、ここのスクールも入ってみてやはり他とレベルが違いました。ほぼ上級クラスの百戦錬磨のオバサンたちと練習試合をしてもボールが伸びてくるし凡ミスも少ない。私が決め球を打ったつもりでも結構ボールが返されるので本当に練習になります。相手からの返球を前提にこちらも有効なポジショニングや適切なショットの組み立てを迫られるので、今の新しい環境は刺激的でこれからが楽しみです。そこで得た成果を少しずつ本来の各サークルでフィードバック出来ればと目論んでいる今日この頃。現場からは以上です。
【削除されました】養殖物2023年1月18日(水)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。           らくがき帖 90 歴代天皇って何?(その11) (海の物語) ずっと以前のTV番組で「まんが日本昔ばなし」というユルいおとぎ話がありました。「♬坊や〜 良い子だ 寝んねしな〜」その主題歌とナレーションのスローテンポな雰囲気で以下の文章をお読み下さいませ笑。 天孫降臨で初めて葦原中つ国(日本の地上世界)を治めたニニギノミコトの子に海の幸彦と山の幸彦がいました。前回のお話でコノハナサクヤヒメが炎の産屋で産んだあの赤ん坊です。ある日、弟の山の幸彦は一度だけ自分の山の道具と交換して欲しいと兄の海の幸彦に何度も頼み込みました。嫌がる兄が渋々自分の海の道具である釣り針と交換すると、二人はお互いに慣れぬ仕事で上手く出来ずに、山の幸彦は釣り針を海の中に落としてしまいます。弟は謝りますが兄は激オコで許してもらえません。そこで弟は自分の剣で釣り針をたくさん作ったのですが、兄はそれでも元の釣り針を返せと迫ります。弟が浜辺で泣いているとある神様がやって来てワケを聞くと、海の神様に会うように教えてやりました。特別の船を与えられて海の宮殿へ入ると(浦島太郎みたい)、海の神様オオワタツミの美しい娘トヨタマヒメと出会い結婚します。そこで三年間幸せに暮らしますが、ある日釣り針のことを思い出し(三年間も忘れてるんかい笑)、オオワタツミが婿殿のために協力して海の魚くんたちに情報提供を呼びかけます。するとタイが名乗りを上げて無事釣り針が見つかりました。そしてオオワタツミのアドバイスに従って山の幸彦は陸へ戻り兄に釣り針を返します。しかし教えられた呪文で兄は後に不幸になったので弟にキレて襲いかかりました。そのとき弟はオオワタツミに与えられた武器を使って危機を免れ、結局兄は弟に服従することになったのです。 その次は山の幸彦とトヨタマヒメの話の続きです。妻が出産の時、夫に産屋の中を見るなという場面で又しても夫が見てしまうという内容。「見るな」と言われると見てしまうという物語は世界共通のパターンです。結局、山の幸彦が産屋で見た光景は出産でのたうち回っている一匹(頭)のサメであり、トヨタマヒメはサメの化身だったのです。海の中に住む神様ですから人間でないのは確かですけれどもね。それにしても天皇家の祖先にサメが関係していたとは・・。まあ、ただの神話ですからOKですが。
【削除されました】養殖物2023年1月16日(月)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。         らくがき帖 89 歴代天皇って何?(その10) (神様の新天地) 高天原から地上の高千穂へ降りて来たニニギノミコトを代表とする天つ神たちは高い宮殿を建てました。こうして天つ神による中つ国(地上世界)の生活が始まったのです。そんなある日、ニニギノミコトが散歩の途中で一人の絶世の美女に出会いました。名前を聞くと「コノハナサクヤヒメ」(木の花咲くや姫)と言い名前まで可愛い♡。そこでいきなり結婚を申し込みますが、国つ神として山の神である父親に相談するということでニニギは数日後に家族と対面します。すると父親はヒメの姉「イワナガヒメ」(石長比売)もセットで一緒にもらってくれと勧めます。しかし初めて姉を見たところ、妹とは真逆で姉は超「不」美人でニニギは思わず後ずさりします笑。結局ニニギが断って妹だけと結婚すると後に父親は語りました。「娘二人との結婚を勧めたのは理由があってのこと。二人と結婚すれば美しい桜の花のように栄華を誇る一方で、岩のように永遠の命を保つことが出来たのに残念だ。それをニニギノミコト様は片方だけと結婚されたので、天照大御神という神の孫なのに人間と同じようにいつかは死ぬ運命にある。」聖書でもアダムとイブの神話では禁断の実を食べたことで罰を受けてエデンの楽園を追放される話があります。本来なら天つ神と同等の属性であるべき歴代天皇も、古事記では人間と同じ寿命を持つことになった根拠を説明しているのでしょう。 コノハナサクヤヒメと結ばれたニニギノミコトですが、子供が産まれると聞いて状況からニニギは妻の不倫を疑います。怒ったサクヤヒメは無実を証明する為に特別な儀式として産屋に火をつけて全焼させ、それでも無事三人の赤子を出産して疑いが晴れました(なんという潔白への執念!)。その後は二人仲良く暮らしたそうですが、その子孫が初代天皇の神武天皇につながります。ちなみにコノハナサクヤヒメは富士山の浅間神社をはじめとする多くの神社の安産の祭神としても長く慕われているそうです。
【削除されました】養殖物2023年1月15日(日)
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斉藤 照夫年金労働者
おはようございます。         らくがき帖 88 歴代天皇って何?(その9) (天孫降臨) 高天原に住む天つ神は、幾つかの手段を経て地上界に住む国つ神の大国主命に対して国譲りを成功させることが出来ました。そこで天照大御神はさっそく下界を統治する為の人選(神選?)に入りました。天つ国からはリーダーとして順当にアマテラス自身の長男を選んだのですが、以前この神は国譲り交渉にヤル気が無くて辞退した頼りない神様。今回も天界の一大事業のトップに指名されても逃げ口上ばかりで埒が明きません。しかし苦し紛れに最後に頭をひねって提案した内容が、自分の代わりに息子のニニギノミコトを中つ国の統治者にすることでした。この神は子作りだけは速いのですね笑。結果的にオバアチャンになった天照大御神はこの提案を大いに気に入って採用し、さっそく中つ国統治プロジェクトを組んだのです。まず天の岩戸事件で女神のセクシーダンサーとして踊りまくり大活躍したアメノウズメノミコトや他の主要メンバーを選びました。メンバーの中には後の藤原氏や他の有力氏族の祖神たちも含まれます。そして総勢が揃うと旅立ちの時に天照大御神は一行に鏡と勾玉と剣の三点セット(三種の神器)を渡し、特に八咫鏡は天照大御神自身として下界で大切に祀るように命じました。これが後の伊勢神宮の御神体として鎮座するのです。そしていよいよ出発の時を迎えますが、天照大御神の孫が下界に降りるということで「天孫降臨」の名が生まれました。これがいわゆる「天下り」です(キャリア官僚の外郭団体等への天下りとはワケが違うのです笑)。 ニニギノミコトを団長とするメンバーが揃った一行がいよいよ下界へ降りる時、前方に正体不明の神が登場します。聞けば天狗よりも長い鼻の神は猿田彦と言い、天つ神たちを先導する為に迎えに来たとのこと(ツアーコンダクター?)。こうして天つ神の一行は雲をかき分けて眼下の日向国の高千穂へ向かうことになりました。古事記の神話の中でこの天孫降臨のストーリーは、後の歴代天皇の統治を正当化する為の重要な伏線として位置付けられています。つまり日本の始まりから天照大御神の由緒正しい血統が、今後の歴代天皇に正しく継承されているというポイントが広く強調されてゆくのでした。
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