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日常業務で活用しているPCやスマホは“かなり古い”--日本の働き方改革に課題
田中 仁朗株式会社R.D.Works 顔認証事業部
ITエンジニアを13年続けており、現在はプロダクトマネージャをしている者です。現場の視点から3つの調査結果にコメントします。
※3が重要です。
1.デジタル・テクノロジのスキルに関する自己評価
→たしかに、先進と比べて半年くらいは遅れている印象です。先行した事例がなければ技術採用に踏み切れない風土と、それに諦めて初めから動かないエンジニアに問題があると考えます。ただし、データは「自己評価」なので、控えめな日本人の気質が反映されているのではないのかとも推測します。
2.日常的に業務で利用しているPC、スマートフォンを含む携帯電話、業務用アプリケーションなどについて、どれくらい新しいものを使っているのか
→これは皆、どこの開発現場やオフィスも「古いものを使っているなぁ」という印象です。新しいものを使う費用対効果を説明するのが下手だったり、そもそも現状の環境でガマンしてしまうケースが多い。にも関わらず、水面下では愚痴を言っているようにみえます。
3.デジタル・スキルを獲得するための手段と機会
→これが致命的。一番マズいし、数年後の未来に大きく影響する問題です。現場の実感もあり、特に20代の若手エンジニアは顕著です。残念なことに「やる気はあるが、何をしたらいいのか分からない」というのが多く、自分から獲得する、その手段を考えるのが苦手のようです。まさに掲題のとおり。個人的にはスマホゲームに代表される受動的な遊びが原因で、与えられることに慣れさせられている印象です。個人的には腹が立ちます。
日本は助け合う精神に富んだお国柄ですし、今こそエンジニア同士、切磋琢磨していく必要があると思います。また広い視点を持ち、海外の技術動向をいち早く探るべき。自分一人でできないなら、そのための仲間を社内外問わず作るべきと考えます。
まだ取り返しのつくうちに。
【楠木建×オラクル】テクノロジービジネスの“日向”と“日陰”
田中 仁朗株式会社R.D.Works 顔認証事業部
「みんながものごとを横に見ているなかで、同じことを縦に見ているというのがオラクルの戦略の妙味」
この考え方は、やはり大事ですね。
よくある歴史でゴールドラッシュなどに例えられそうですが。「金を採掘した企業よりも、バケツやスコップなどの資材を提供した企業が安定的に儲かった」という事例にリンクする気がしました。
1848年~のカリフォルニア・ゴールドラッシュで波に乗った「リーバイ・ストラウス(通称:リーバイス)」は坑内作業者にジーンズを打って、後の礎を成しました。また、バケツやスコップを売った事業例み有名です。
テクノロジーが爆発的に伸びる世の中で。傍流に安定があるケースを模索する、その戦略の重要性を改めて感じました。
各界の有識者が考える2050年の未来とは?
田中 仁朗株式会社R.D.Works 顔認証事業部
具体性のない、漠然とした「四方山的な会議」にみえました。たとえるなら、憲法九条の議論で「日本の平和を愛する国民性を大事にしていきたい!」と、声高に持論展開しているような。もう一歩、踏み込んだ議論が見たかったです。
※ただ、記事を書いた方のバイアスがかかっていると思うので、その場で話はされたのかもしれません。
同意する点は「社会的な倫理観を持つことがエンジニアに求められる」というところ。ものづくりする人がそれを失うと、監視社会が始まったり、利用者が意図しない操作をされる可能性がでてきます。
その対策は、大きなスキームを構築する際はコンソーシアムを作り、いろいろなステークホルダーから多角的な意見を求める。など。月並みですが。
そういう具体的な話をみたかったですね。第3回に期待します!
NORMAL
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