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「米国初のベーシックインカム」超予想外の成果
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
ベーシックインカムを福祉政策の一種と誤解する論調がまだまだ日本では根強いが、それは、間違った認識。ベーシックインカムは、人間の尊厳のための「基本的所有権」と規定して、「社会配当」ないし「国民配当」あるいは、アンドリューヤンがいうように「自由配当」と再定義される必要がある。基本的所有権があれば、この実験でもわかるように(フィンランドでも同様の結果があった)労働意欲などは、ベーカム支給によって向上している。人間的尊厳の基礎が安定すれば、自然に社会参加への意欲は引き出されるというわけだ。このあたりの、たとえば、アンドリューヤンの論理は、以下を参照。『普通の人々の戦い』(那須里山舎)www.amazon.co.jp/dp/4909515038
ツイッターCEO、ベーシックインカム推進の全米15都市を支援
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
ベーシックインカム対話!
『普通の人々の戦い』https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909515032
『隷属なき道』https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784163906577
の著者二人が語り合う人類への道標対談。
『普通の人々の戦い』の訳者、早川健治さん(翻訳家)が生き生きと訳してくださいました。それぞれの著作と共にぜひ、お読みください。以下です。
人類は善か悪か アンドリュー・ヤン × ルトガー・ブレグマン
https://kenjihayakawa.wordpress.com/2020/06/26/andrew-yang-rutger-bregman/?fbclid=IwAR17lhnF0JeUtA2jZ9TPaaW3go5yLgZnnnpGJn1QQg-59vpTnnZRNhTwQfo
https://yangspeaks.com/
「ユニバーサル・ベーシックインカム」で貧困や経済格差は解決できるのか
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
この記事にでてくるアメリカ元大統領候補のアンドリューヤンが、ベーシックインカムのことを「自由配当」と命名していることに象徴されますが、(『普通の人々の戦い』那須里山舎)
www.amazon.co.jp/dp/4909515038
ベーシックインカムの本来の意味は、インカムの欠落を補うという「福祉政策的」なものではなくて、dividend「配当」というマクロ経済的な政策だと理解すべきです。トマス・ペインは、ベーシックインカムの元祖的思想家ともいえますが、彼は、「土地配分の正義」という著作で、土地は、万人に共通財産として存在して、「土地」は、すべての個人所有の権利のインフラになるといい、その生産物である果実は、万人に分配されるべきという論理をもって「社会配当」という概念を構想しました。実は、この発想は、のちのベーシックインカムにつらなる思想家たちにうけつがれ、たとえば、前回の大恐慌のときに、経済学のアインシュタインとして世界的に流行した、クリフォード・H・ダグラスの社会信用論では、ベーシックインカムを「国民配当」と概念化して、すべての労働生産物は、「社会的共通の遺産」の上に存在して、やはり、万人に分配されるものである、という論理を展開しました。彼は、経済デモクラシーという構想もあわせもち、銀行信用創造により私的独占的に運用される通貨システムを、社会化・公共化する「公共通貨」システムに転換することと、個人にマネーが配分される「国民配当(ベーシックインカム)」をセットとして政策提言したのです。
このダグラスの発想は、ケインズの「一般理論」にも影響をあたえ、有効需要理論にその結果が現象しています。
このことは、MMTの財政政策である雇用保証(JGP)が、マクロ経済の自動安定化装置として、ベーシックインカムよりも有効であるとMMT論者が強くこだわって反論してくることの根拠にもなっています。
私は、国民配当(ベーシックインカム)の場合、インフレ率などにより、配当額を変動させる方がJGPよりは合理的政策だと考えていますが、重要なことは、通貨改革とベーシックインカムがセットになっていないと、格差や貧困の根本的な解決にはならないということです。すなわち、租税国家の枠組みだけでは、ベーシックインカムの有効な政策にはならないだろうと考えています。
「コロナ対策にベーシックインカムを」 A・ヤンの支持者がネットで運動
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909515032
「普通の人々の戦い AIが奪う労働・人道資本主義・ユニバーサルベーシックインカムの未来へ
原書: The War on Normal People The Truth About America’s Disappearing Jobs and Why Universal Basic Income Is Our Future 」
アンドリュー・ヤン(著)早川 健治(訳)
発行:那須里山舎
四六判 縦188mm 横127mm 厚さ23mm 重さ 360g 446ページ 並製
価格 3,200円+税 ISBN 978-4-909515-03-2 Cコード C0030
一般 単行本 社会科学総記
現在、コロナ恐慌対策として、米国の政策にも強い影響力をもつ内容となっています。
以下、ご参考にしてください。
ベーシックインカムはどうだったのか? フィンランド政府が最終報告書を公表
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
「土地配分の正義」を書いたトマスペインは、ベーカムの元祖思想家のひとりですが、彼はベーカムを「社会配当」とよび、「先人の創造・維持してきた社会共通の遺産から、すべての富は生み出されるのだから、それは、正義の配分であり、ベーカムは社会正義を実現する」といっています。つまり、ベーカムは福祉政策ではなくて、「正義」を実現する配当ということです。現在、資本主義は、この地球上のすべての自然環境をふくめて、すべての社会資源を食い尽くして、生産力をあげています。この結果を、万人が享受することは、実は、資本主義の正義ともいえるのです。
「いまこそベーシックインカム」コロナ不況で注目されるアンドリュー・ヤン氏の主張
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
アンドリューヤン氏の主著、全米アマゾンベストセラーの翻訳・新刊の以下の書籍をご参考にしてください。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909515032
「普通の人々の戦い AIが奪う労働・人道資本主義・ユニバーサルベーシックインカムの未来へ 」
原書: The War on Normal People The Truth About America’s Disappearing Jobs and Why Universal Basic Income Is Our Future
アンドリュー・ヤン(著)早川 健治(訳)
発行:那須里山舎
四六判 縦188mm 横127mm 厚さ23mm 重さ 360g 446ページ 並製
価格 3,200円+税
ISBN
978-4-909515-03-2
Cコード
C0030
一般 単行本 社会科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年3月15日
米民主「最高司令官」の資質問う 初戦アイオワ州で候補討論
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
「政策」という点では、断トツ、アンドリューヤンの提案がユニークで従来のイデオロギーの枠を超えています。彼の新刊翻訳、『普通の人々の戦いーーAIが奪う労働・人道資本主義・ユニバーサルベーシックインカムの未来へ』は、各書店、ネット書店などで予約ご注文受付中です。
よろしくお願い申し上げます。
https://www.amazon.co.jp/普通の人々の戦い-AIが奪う労働・人道資…/…/ref=sr_1_1…
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909515032
#ベーシックインカム #アンドリューヤン
米大統領選で「ベーシックインカム」提案し注目の異色候補
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
先日、予告いたしました、
アンドリューヤンの『普通の人々の戦い』
のリアル書店、ネット書店などの予約を
はじめています。まだ、ネット書店などは
これからのところもありますが、なんとか
2月中旬には、発売したいものです。
まだ、書影もありませんが、一応、以下を
掲載しておきます。
ここのところ、世界のBIのニュースをみていると
やはり、米国大統領選挙がらみで、BIの話題が
多くなっています。AIがらみでは、昨年の
出版界で話題となった、ユヴァル・ノア・ハラリが
その著作で、AIとBIをとりあげていますが、アンドリューヤンも
そのことに言及しています。
https://www.amazon.co.jp/普通の人々の戦い-AIが奪う労働・人道資本主義・ユニバーサルベーシックインカムの未来へ-アンドリュー-ヤン/dp/4909515038/ref=zg_bs_500112_49?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=QQX3K0DGSW2JSQ88149E
大麻の次は「幻覚キノコ」合法化目指す、米民主党議員の主張
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
先日、予告いたしました、
アンドリューヤンの『普通の人々の戦い』
のリアル書店、ネット書店などの予約を
はじめています。まだ、ネット書店などは
これからのところもありますが、なんとか
2月中旬には、発売したいものです。
まだ、書影もありませんが、一応、以下を
掲載しておきます。
ここのところ、世界のBIのニュースをみていると
やはり、米国大統領選挙がらみで、BIの話題が
多くなっています。AIがらみでは、昨年の
出版界で話題となった、ユヴァル・ノア・ハラリが
その著作で、AIとBIをとりあげていますが、アンドリューヤンも
そのことに言及しています。
https://www.amazon.co.jp/普通の人々の戦い-AIが奪う労働・人道資本主義・ユニバーサルベーシックインカムの未来へ-アンドリュー-ヤン/dp/4909515038/ref=zg_bs_500112_49?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=QQX3K0DGSW2JSQ88149E
イーロン・マスク、FB創業者…米リーダーがBIに熱狂する理由
白崎 一裕ベーシックインカム・実現を探る会 -A Basic Income for All- 代表
キング牧師が、黒人シングルマザーたちの運動に学んで、BIのことを提唱していることは有名ですが、実は、マクロ経済とBIについても、ふみこんだ発言をしています。
キング牧師が暗殺される5日前の日曜日の説教で「オートメーション革命・原子力兵器・人権上の革命」という「三重革命」について話していることを知りました。
この「三重革命レポート」は、当時の科学者のレポートらしいのですが、この中で、人類のオートメ化による大量生産は、大量の失業と格差の拡大をもたらし、消費者の購買力を奪うが、これを解決するにはAIなどのオートメ化の「過剰潤沢経済」を逆利用して「基礎所得保証」を政策として実施するべきといっています。このことは、購買力不足を国民配当=BIで補うというダグラスの発想と同じですが、BIは、福祉政策ではなくて、資本の徹底的な分散による経済政策であることが重要です。BIがあっても、福祉政策は、別途、各種、必要になります。ただ、BIは、温情主義的な福祉政策を変えるためには有効だと思います
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