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TPP国会承認議案など 衆院特別委で抗議のなか可決
NHKニュース
れんほう 蓮舫参議院 参議院議員
野党は情けない、対案を出して真剣に審議すべき、との声が聞こえる。が。どんなに対案、対策、提案をしようと、現政権は突然の審議打ち切り、強行採決を行ってきました。 今回も。 国会の委員会運営は与野党の理事が話し合いで決めます。3日前の理事会では採決に至る委員会の開き方で合意に向かっていたところ、山本大臣の放言。我々の抗議に対し、さすがに与党も委員会開会を取り下げました。が、その日のうちに昨日の委員会開会を野党理事に相談なく自民党の委員長の「職権」で決定。与党議員だけ出席の中、議事が進められ、強行採決でした。 アメリカ大統領候補がともにTPPに反対を示す中、安倍内閣がTPP協定承認にむけて前のめりとなる理由が未だわかりません。 私たちは、高いレベルでの経済連携を積極的に推進、地域の新しいルール作りをリードしていくべきとの立場であり、その観点から、個別の経済連携協定の是非を判断するに当たっては、新たにどのようなメリットが得られ、また守られるべきものがしっかり守られているか、その中身を十分に見極めることの重要性を訴えてきました。 その点、今回のTPP協定は、米国向けの自動車輸出で長期間の関税維持を余儀なくされるなど、我が国として攻めるべき分野で十分なメリットが得られてはいないこと、あわせて、農産物重要五品目の聖域が確保されていないなど、守られなければならない分野において相当な譲歩を余儀なくされています。さらに、黒塗りの「交渉経緯メモ」や、SBS米に関する不十分な調査に象徴されるように、政府の情報公開、国民への説明に対する姿勢は極めて後ろ向き。このことは強く審議で指摘するも、政権から前向きな姿勢反対一切なかったことが極めて残念です。 この他にも遺伝子組み換え等「食の安全」をはじめとした数多くの疑問と論点について、十分な審議が行われず放置されたまま、昨日の強行採決となりました。 誰のための拙速な採決なのか。 国益を十分に審議せずに数で進める手法に強く抗議します。
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