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【読書】いま「世代間ギャップ」がどんどん縮まっている
猪狩 僚いわき市役所
年代による「くくり」がなくなっていることは興味深いし、とてもいいことだと思う。そして、「生産年齢人口が高齢者を支える」というステレオタイプな世代間の争い的な論調も今後なくなっていくといいな。
実際、私の地域の介護サービスは、年配のヘルパーさんが介護が必要な方を支えている。世代間での予算パイの奪い合いではなく、元気なうちは自分のペースで働いたり、誰かを支える。
介護が必要になったり、認知症になったとしても、その人の「できる」や「やりたい」まで取り上げることをせず、自分のできること、したいことで誰かに「ありがとう」と感謝されたら最高だ。
人はいつまでも支え支えられる。そのことに年齢は関係ないと言える社会が近づいてると思った。そして、超人手不足問題へのヒントにもなる視点だとも思う。
【警鐘】経済の「思考停止」が日本を蝕む
猪狩 僚いわき市役所
世代論で「くくる」ということは乱暴だし、個人的にはいつも意識的にやらないように気を付けていることだけど、まぁ、自分も含め、世の40-50代の私たち、それぞれがもうちょっと半歩分の勇気を持って勝負しにいきましょうよと思う。もうちょっときちんと考える、もうちょっと目を背けない、もうちょっと変えるべきは変えようと声を出す。自分たちがちゃんとトライしていする。すぐ「若手ワーキンググループ」とか「Z世代の、、、」とかに逃げたり、お茶を濁さずに。
あと、マジで今回の減税は意味がよくわからない。「政治家ガー」とか「選挙ガー」とかどうでもいいし、それを言い訳に勝負していないなら、もうちゃんと向き合わないと。これからの10-15年で来る多死社会と担い手不足のビッグウェーブ。この未曾有の難局を、それでもよりよく乗り切り、よりよく暮らしていくために、単に社会保障費を積み上げ、みんなで負担するだけでなく、予防や投資や、領域を越えての協力やケミストリーなど今までの延長線上にないチャレンジを官民も地域も超えて腰を据えてやっていく。そのための(中長期な)ビジョンを掲げて力と思いを結集していくということが求められる。
今回皆さんから集めた税が余ったのでお戻ししますという目先のアピールや「やりくり」にヒト/モノ/ジカンのリソースを使っている場合じゃないと思う。野口さんのインタビューにもあったように、一人ひとりが理解し、声をあげ、投げかけていく、問いかけていく。自分一人では変えられないように思うかもだけど、司馬遼太郎の「洪庵のたいまつ」のように、一人またひとりと灯火を渡し、広げていこう。
【JTC必見】エリート主義のNTTが、年功序列をぶっ壊す理由
猪狩 僚いわき市役所
とてもいい記事だし、NTTのチャレンジ朝から勇気をもらえた。
ローカル公務員として「窓際」全開だが、「官僚以上に官僚」と言われたNTTのこのチャレンジ。全国自治体でもどこかが先陣を切っていくんだろうな。
公務員のメンタル休暇者の急増、若手職員の早期退職、採用応募の集まらなさ、ヒト・モノ・カネのリソースの縮小化で迎える超高齢化&多死社会。
これまでの延長線上に「解」は絶対ない。外発的動機と内発的動機の新たな組み合わせとバランスを役所こそ、模索していかないといけないと思う。
<以下、備忘メモ抜粋>
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グループ全体で30万人いるNTTは、まるで巨大戦艦のようなものです。
巨大戦艦は、思い切りかじを切らないと回りませんし、一番後ろが回り切るまで時間もかかります。
だからこそ、思い切った改革をしないとだめだった
今後は事業を成功に導いた人が、エリートであるべきです。
今までの制度では、昇格すれば給料が上がるし、一度上がれば下がりません。
それだと、昇格そのものが目的になりますし、「昇格できるかどうかを決める人事部が偉いんだ」という感覚が生まれていたかもしれません。
でもジョブ型になると、人事権は、むしろ事業側に重くなります。
今までの人事制度では、「なんとなくゼネラリストで調整力が高くて、地頭がよくて組織のマネジメント力がある」みたいな人を見ればよかった。
それは、確かに人事部でも見ることができました。
でも、事業を成功させるのが誰かは、人事部では見られないので、事業側で見てもらいます。
今までの仕組みってかなり内向きで、外に向いていないんです。
目線が外に向いていたら、新規事業や営業の部署にエースを持っていくはずじゃないですか。
今までの制度の悪かったところとして、内向き目線で昇格が目的になって、外に目が向かなかったことが挙げられます。
逆に、むしろ多くの人が身につけていることよりも、「ちょっと和を乱すけど、突破力がむちゃくちゃある」ような人を、ちゃんと見る必要があります。
キャリアオーナーは自分で、オーナーシップを持ってやる人に対する成長の機会は会社としてしっかり整えます。
ヘルスケア領域の革新をめざし、個人の健康価値にフォーカスするCEOのこれからの戦略とは
猪狩 僚いわき市役所
「長生きする」を目標とすると、社会としては苦しい人が出てくる。みんな病気になりたくてなっているわけでも、早くに亡くなりたくて亡くなっているわけではないからだ。だから、一人ひとりが自分の人生を「目一杯生ききる」とすると、命の長短ではなく、生き様や生き方、質への問いかけとなるからいいなと思ってきた。そんな中で、この記事で出会った「IKIGAI」。これからの時代、ますます大事になるキーワードだと思う。
以下、ステキなポイント抜粋
厳しい時代を生き抜くすべての人が生きがいを持つこと。日本独特の表現である生きがいは、「IKIGAI」としていまや世界で注目されている人生哲学だ。
生きがいを軸に考えると、ただ闇雲に治療をすることがその人にとって幸せとは限りませんよね。
IKIGAIには、好きなこと、そして得意なことを持つこと、社会と関わりあうこと、インセンティブを受けられること。4つの要素が欠かせないと中村は考えている。インセンティブには金銭的な報酬も含まれるが、人から感謝されるといったよろこびも包括している。
【必見】訪日バブル、ビジネスチャンスは「これだけ」ある
猪狩 僚いわき市役所
観光業も人手不足らしい。インバウンド需要があるが「体験」を重視した消費ニーズに対するガイドが足りない。
医療介護も、慢性的かつ重大な人手不足。
タクシーはじめバスやトラックなどの運転手も不足。
どの業界も不足・不足・不足。人手ってどこかに余ってるんですかねぇ?余ってないのだとしたら、どの業界も「人手不足がぁ〜」って言ってもしょうがないですよね。どんどん小さくなる人手のパイを業界間で奪い合っても、社会全体から見れば、意味がない。
人手というパイはこれからますます加速度的に小さくなっていく。人手不足を理由に思考停止するのではなく、限られた人的リソースでどう乗り越えていくのか、どうよりよいサービスを提供していくのかを強く意識していくことから始めないとと思う。
【WOTA前田×日本総研】今こそ本気で、日本の「水」問題を語ろう
猪狩 僚いわき市役所
すごくいい記事だ。勉強になった。
・日本にダムが3,000もあること。
・そのダムが「治水」と「利水」に目的と使途が分かれていること。
・治水と利水のダムを相互に利活用するハイブリッド活用という大きな可能性があること。
・水道普及率98%という素晴らしい日本で、これからの縮小局面でも「小規模分散型水循環システム」という技術と選択肢があること。
・既存インフラをはじめ、使えるものは全部使うという「流域治水」のマインド
暗い未来ではなく、明るさと可能性を感じることができた。
どの分野/領域でも、これからの人口減少フェーズでより一層大事なのは、それぞれが頑張るのではなく、「ベクトルを合わせていく」ことなんだと、改めて思った。
【心得】「意志の力」では変えられない、今年こそ継続する技術
猪狩 僚いわき市役所
【学び】
普及啓発や理解の促進には、行動変容の効果はあまりない。
カリフォルニアの「野菜や果物を食べよう」キャンペーンも、タバコの危険性をタバコの箱に大きく載せるのもあまり効果はなかった。それより、物理的にタバコを買える場所が遠いとか、喫煙するのにオフィスの敷地外まで行かなくてはいけないというフリクション(摩擦、一手間)を設ける方がワークする。
身に付けたい習慣の場合は、フリクションを減らす。考えなくても、自動的にできるような仕組みにする。
逆に、やめたい習慣は、フリクションを設ける。
【抜粋メモ】
冷蔵庫にケーキがあっても、冷蔵庫を開ける欲求に抵抗するのがうまい人たちではなく、そもそも冷蔵庫にケーキがない人たち。
『ファイブ・ア・デイキャンペーン』のケース事例
1日5皿分の青果を食べる必要があると知っていたアメリカ人は8%にすぎなかった。それが5年後には、30%超に上昇した。ところが人々の行動を見ると、キャンペーンの有効性に疑問符がつきます。かつて1日5皿の青果を食べているアメリカ人は11%程度でしたが、キャンペーン開始から10年経っても、その割合は11%のままだった。
思考を変えれば、行動も変わる。そんな思い込みに基づくキャンペーン
フリクション(摩擦)を取り除いて現在のアクションを繰り返させることで、人間の行動を変えられる。番ラクで楽しいアクションを繰り返す可能性が高い。
何かを習慣にしたいなら、できるだけ無意識かつ自動的にすることだと。
逆に悪い癖をやめたいなら、その習慣をもっと意識的にして、注意を払わせること、
作家として、運動選手として、大きな成功を収めている人は、毎日自動的に同じことができるようにしている。
何らかの習慣を困難にしたいなら、つまりやめたいなら、その行動にフリクションを加えて、やりたくないようにする。
そうすれば、立ち止まって、考えて、ひょっとすると「ああ、これは違う。もっと他のことをうまくできるはず」と気が付くチャンスになる。
NORMAL
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