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いま世界を動かすビジネスエリートにデザインスクール出身者が多いワケ
佐々木 康裕Takram ディレクター・ビジネスデザイナー
筆者です。この記事、タイトル決定権もない中、もともとは「なぜMBAホルダーには「平凡でつまらない人」が多いのか」というタイトルでリリースされていましたが、自分の意図を全く反映していない表現だったため変更してもらいました(柔軟にご対応頂いたご担当者の方には感謝です)。
私自身は、キャリアの中で優秀なMBAホルダーな方とご一緒する機会に恵まれる中、その知性と態度に何度も驚嘆し、助けられてきたこと数知れず。
グロービスさんでも講座を一つ担当させて頂き教鞭をとっているので「MBA」は自分にとって相対化する対象ではなく自身がその主体です。
自説を強化するために他者の言説を批判するという話法、安易な二元論に落とし込むこと、繊細なニュアンスを過剰に一般化してしまうこと、など自分が距離を置きたい色んなNGが詰まってしまっていた...。上記のタイトルは自分の意思と異なる、というのをもう一度書き留めておきます。
この記事、いろんな人をビックリさせ、直接/間接に迷惑をかけてしまっていた可能性あるので、ここに自分の考えを置いておきます。
【直撃】最重要人物が語る。僕はこうして「音声」をバズらせた
佐々木 康裕Takram ディレクター・ビジネスデザイナー
Podcastは、個人や会社のメディアで合計3つ運用していますが、数十分にもわたってアテンションを独占し、かつ、声というIntimate(親密)な媒体によって空気感込みのメッセージを届けることができるため、熱心なコアファンを生みやすいメディア、という実感があります。日本はアメリカと比べてPodcastを習慣的に聴く人は少なく、量のインパクトはまだまだこれからですが、質的なインパクトを生みやすいメディアとも思います。Spotifyのトップ画面にもPodcastが入ってきたこともあり、日本でも徐々にPodcast人口は増えるのではと思います。
なお、最近はAnchorなどの無料の編集・デリバリーツールも揃ってきており、そんなに音質にこだわらなければ、ほぼ無料で運用可能です。
D2Cユニコーン初の上場 Casper S-1を読む
佐々木 康裕Takram ディレクター・ビジネスデザイナー
記事の最後に書きましたが、ピュアなテック企業ではなく、このようなリアルプロダクトを扱う会社の上場後の株価パフォーマンスは低下する傾向にあります。
Casperの上場後に株価が低迷し「やはりD2Cは...」というネガティブな機運が作られてしまう、というシナリオは十分に考えられてしまいます。ある程度の規模に達したD2C企業が、成長率を維持するのに苦労しがち、というのは事実。
実際、CasperのS-1を見ながら思うのは「もはやD2Cではない」ということ。TV広告をガンガン打ち、18のリテールパートナーを持つという、間接的コミュニケーション、中間業者込みの商流という旧来型リテールビジネスへ回帰しており、「D2Cは業態ではなくステージ(あるいは顧客獲得手法)である」ということが反映されていると思います。
世界一快適なスニーカー「Allbirds」日本上陸、シリコンバレーも熱狂!
佐々木 康裕Takram ディレクター・ビジネスデザイナー
Allbirds、本日原宿店オープンです。
ユニコーン化しているアメリカのD2C企業は10社近くありますが、日本に拠点を構えるのはAllbirdsがはじめてです。
フィードバックを元に何度もバージョンを重ねる、素材の一部をオープンソース化するなどの、”ネット企業性”を具備したスニーカーメーカー。店舗の世界観の作り方、店舗の位置付け、オンライン・オフラインの顧客とのコミュニケーション、プロダクト開発の方法などブランドづくりの参考になる点が多いと思います。
昨日オープニングイベントにお邪魔し、日本法人の方ともお会いしましたが、非常に強力なチームを作られていました。今後の展開が本当に楽しみです。
【解説】時代の象徴「D2C」のすべてを語ろう
佐々木 康裕Takram ディレクター・ビジネスデザイナー
NewPicksさんからインタビュー頂いた記事が公開されました。
よく言われる「D2Cはただの中抜きモデルである」というのは間違えてはいないのですが、大事なことをいいくつか捨象してしまっていると思います。
- ミレニアル世代以下が牽引する消費文化の大きな変化のうねり
- 高度なテクノロジーツールの民主化・大衆化
- VCマネーの流入
- 東海外と西海岸の邂逅
など多様な背景を持ちながら「ものづくり企業ではなく、テック企業でありメディア企業であること」が大きなポイントであると思っています。
D2Cが持つその多面性こそが、これまでにない方法でブランドビジネスを牽引するベクトルになり得ます。
その他、ビジネスモデルの特徴なども含めて色々な角度でインタビューを頂いた記事です。
[1/5 追記]
拙著『D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略』
が発売になります。D2Cにご興味を持たれた方はぜひお手にとってみて下さい。
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