海野 真希

「日本は、女性や弱者の人権を保護する意識の低い後進国だ」との印象に誘導することを主目的とした記事にも読めます。 でも、書かれていることは多分に事実を含むだろうというのが痛い

イオンシネマさん、素敵。 クレーム対応は、サービス向上へのヒントになる。明らかに理不尽なものなら捨て置けばよいし、対応できることなら対応することで一歩先んじた上質なサービスを提供できる。 声を上げたら叩かれるリスクも想像できたでしょうに、同じ思いの人々のために勇気を出した中嶋さんも、素晴らしいと思う。 そんなふうに、少しずつ世の中が進歩するのは素敵だな。

スキャンダルで稼ぐなんて…という声も多いけれど、もし今回の件が事実だとしたら、そういう悪しき慣習に一石を投じるためにも、報道が必要だったと言えるのでは？　ジャニーズの件も最初に報じたのは文春さんでしたよね。 そして、どうでもいいスキャンダルと見過ごしてはならない悪しき慣習の差を判断するのは、それは報道側ではなくて司法なのだと思う。(報道側が勝手に取捨選択するのも問題なのでは？　程度に寄るところもありますが) 文春さんは、政治スキャンダルも積極的に取材して報じていて、報道機関としての役割を果たしているように感じます。でも、実際に売れるのは、タレントスキャンダルなのだろうな。そして、そこで収益をとって、さまざまな取材に投資する(お金がなきゃ取材はできない)。 そういう意味では、スキャンダル報道にうっかりお金を払ってしまう野次馬精神が、正しい報道を保つことに寄与しているとも言えなくはないかも？なんて思います。 取材費を少数のスポンサーに頼り切ってしまうと、公正な立場は保てないし、それならまだ、スキャンダル好きのミーハー一般市民大勢に頼ったほうが健全なのかもしれないです…

生活必需品の小売とか、介護保育業界など、2Cで多くの人に欠かせないサービスって、収益の上げ幅に限界があるから従業員の報酬を上げずらい… 女性の職業を調査していてそんな現実を感じたのですが、優秀なマネージャーがいると変わってくるのでしょうか？ マネージャーの報酬アップの次は一般従業員にどのくらい恩恵があらわれるのかも注目したいです。

この手のニュースを聞くたびに、物だけじゃなくて情報も、価値ある物に対価を払うべきだ(安く大量生産してうっかりクリックさせて邪魔な広告のおかげでチャリンじゃない)と言われる時代が来るといいなと、こーーっそり思います。

同機に乗り合わせた大学生の投稿を読みました。 ペットを預けていた人は、誰に文句を言うわけでもなく、避難後にただひとり静かに泣いていたそうです。心情を想像すると、他人の私でも涙が出ます。どれほど辛かったでしょうか。きっと今も辛いでしょう。 でも決して当人が「機内持ち込みを可能にしろ」とか「ペットを人命と同等に扱え」と主張しているわけではないのです。自分にとっては家族同然でも、公共のルールとして、仕方のないことと思っていたのではないでしょうか？(だから、一人静かに泣いたのだと思います) ペットを飛行機で移動させたことに避難の声もありますが、やむに止まれぬ事情があったのかもしれません。飛行機事故なんて確率が低いことを、そんなに想定して日々動きません。それでも、当人は今自分を責めているかもと思います。 だからせめて、他人は責めないであげてほしいと思います。