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2020 Emerging Real Estate Trends - MSCI
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2020年不動産トレンド 1.天候リスク 直接的には台風など自然災害による直接的なダメージ。より長期には気温上昇による光熱費の増加、など徐々に。 2.「人々」のための不動産 不動産を取り巻くコミュニティや社会とのつながり。たとえば都市部再生プロジェクト。地域の雇用や社会的な結束の高まりなど。地方や都市の活性化は不動産により長期的な利益もたらす。手ごろな不動産価格、都市の多様性、人的資本の質、雇用機会など魅力的な都市づくり。不動産投資におけるESGのSの要素。 3.不動産投資リスク評価 マクロトップダウンと物件評価のボトムアップによるリスク管理は分断されがち。不動産投資が増加する中で一貫した定量的かつ統合されたモデル化という課題への対処が焦点に。 4.「とにかく立地!」のその先へ 不動産投資ではロケーションやセクターにフォーカスされがち。キャッシュフローの成長と回復にはリース内容やテナントの質などが影響を与える。また、建物のエネルギー効率や快適さなどがテナントの魅力に影響を与える。データの生成、収集、処理能力の向上によりこうしたファクター分析が進む可能性。 5.相対比較、そのことだけが絶対 不動産は、実物資産ないしはプライベートアセットポートフォリオの一部としてますます重要に。リスクリターンの観点からどのようにポートフォリオに貢献するか、新たなレベルのデータと分析が必要に。
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Quants clone private equity: pale imitation or real deal? - Risk.net
Risk.net
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(追記) べインキャピタルが10年前に行ったリサーチによると、大手25社のPEファンドの過去30年間のディールのうち、大多数が「割安な」ディールであることが判明。つまり、PEファンドの投資アイデアではなく、割安なディールを仕込んで高く売ればリターンは説明できる、とのこと。そんなん言うは易し行うは難しだと思いますけどね。 で、上場株で割安株に投資してリターンを複製しようという輩が現れました。 ある戦略は、割安なマイクロ・小型株に投資する戦略(つまりバリューとサイズ効果にBet)。また別の戦略は、PEファンドのリターンの源泉はセクターベットにあるとして、PEファンドのセクター配分を推定し、そのセクターリターンによる複製。他には、PEファンドが着目するファンダメンタルズ(負債比率、キャッシュフロー、売上高)などを定量化して複製。 2015年のHBSのErik Stafford教授のペーパーによると、PEファンドはEV/EBITDAが小さく収益を上げている小型株で新株発行よりもBuybackを選好するとの結果が得られたとのこと。最近はそんなディール簡単に見つからないでしょうけどねぇ。30年前とか分析してもあまりあてにならないような。 記事にもSmooth Operator(シャーデーの歌じゃないです)として触れられていますが、結局日々の時価ブレしないのがPEファンドの良さの1つであることは間違いないですね。IPOでダダ下がりしたWeWorkのような事例は時価ブレ云々以前にバリュエーションどうなってんの?って話ですが。。。 (終) PEファンドのリターン複製戦略についてのアップデート。確か少し前にGPIFがリサーチ公募してたうちの一つがPEリターンの複製。ETFなんかもある。 うまくいっているかどうかよりも複製手法のやり方が興味深かった。
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