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誰でも使える未来予測の手法「SFプロトタイピング」を学ぼう | 米インテル社発の思考プロセス
クーリエ・ジャポン
上田 大豊代表取締役
「インテルは2000年代にブライアン・デイヴィッド・ジョンソンを雇った。エンジニアの彼に「スマートテレビ」なるものの開発に関わってもらうためだった。 当時の人々にとって、インターネットを使ったテレビの視聴は、まったく想像すらできない現象だった。その開発によってどんな生活が可能になるのか、一般人にはまず理解できなかったのだ。」 ダウト。インターネットテレビになることは普通に予想されてたし、僕は2003年にはスマートテレビ(当時はそう呼ばれてなかったけど)CM配信についての特許を書いてる。 セミナービジネスとして「デザイン思考」の次のネタにしたいんだろうけど、「誰でも使える」訳ない。才能のある人は実際に価値のある予測をしたり、ビジネスになりそうなアイデアも書ける、そうでない人は既存のアイデアをかき混ぜるだけ。売れてるSF作家でも思考実験と未来予測ができてるのは10%もいないし(グレッグ・イーガン、テッドチャン、ニールス・ティーブンスン、ダニエル・スアレス、フォワード、クラーク、レム...)ビジネスに役立つ未来予測となると遙かに少ない。 追記します 陳楸帆さんは(二冊しか読んでないけど)多分10%の中の一人。
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