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【プロピッカー】スポーツが持つ可能性とニュースの注目ポイント
フローラン ダバディジャーナリスト
スポーツ庁初代長官の鈴木大地の「スポーツを通じて全ての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる社会を目指すスポーツ基本法」の話ですが、ひとまず東京都のスポーツ・インフラを改善してほしいです。例えばテニスでは施設が少なく、古く、日本特有のコート・サーフェスであるオムニ人工芝に未来がありません。東京都の問題だと切り捨てずに、ぜひTOKYO 2020のレガシーとして取り組んでほしいのです。若い世代のために、遊び場を作るのが大事です。パリは80年代も90年代にそのスポーツ的都市計画が失敗し、2000年代のパリ郊外暴動事件に繋がった一因です。バスケ、テニス、フットサルなど、鉄のジャングルに住む大都市の市民たちに数々スポーツ・オアシスを提供するべきです!
本田圭佑はレバンテに移籍するべき、Jリーグに戻るのはまだ早い
フローラン ダバディジャーナリスト
「久々のラジオでしたが、日本有数のDJ&スポーツ愛好家であるサッシャさんに引っ張られ、日本スポーツ界の世界基準についてぶっちゃけトークをしてきました。
アシスタントの寺岡さんの好奇心にも私が刺激され、どんどん熱く語りました。
リーダーのいる/いない代表チームというのは、違いが顕著です。98年はやはりカズさんがいても良かったのかなと思います。
02年は暗黙の了解でヒデさんがボスでした。06年はリーダー的存在は5〜6人がいて、強いて言えばはっきりしませんでした。
10年は中村選手から本田選手へ上手くバトンタッチがあり、14年はまたも絶対的なリーダー不在のW杯でした。サイクルですね。
来年の大会は本田選手の古巣ロシアで開催されるだけに、本田選手がもう一度、最後に、リーダーになるべきです。
「ルペンは極右ではない」—— ”ルペンに一番近い日本人”が断言する
フローラン ダバディジャーナリスト
私は政治学者ではありませんので、ルペンの国民戦線が純粋な極右政党であるか微妙です。国民戦線はプーチンの「統一ロシア」党に近い面が多いのです。縁者[身内]びいきで権力をかため、ならず者国家から資金を集め、苦しんでいる人々の怒りを掻き立てるのです。負の力を原動力に支持率を高めた政党なのです。
もっとも、この記事の「ルペン支えるエリート集団「ENA」という見出しはぞっとします。「フランス随一のエリート官僚養成学校であるパリの国立行政学院(ENA)の出身者がルペン氏の応援に集まっている」は木村氏の言葉は真っ赤な嘘ですから。ENAは確かに昔からフランス政治界支えるエリートであり、皮肉なことに国民戦線の創立者ジャン=マリー・ルペン(父)の天敵でした。07年の大統領選の際にルペンがENAを亡くす!という政策を宣言したぐらいなのです。
打って変わり、娘のマリーヌ・ルペンはトロイの木馬作戦を考え、少しずつENA出身の若手たちを暗黒面に誘惑し始めたのです。国民戦線はエリート嫌いな党から作戦を変えました。
この悪名高き政党を支持する数少ないエリートたち(テクノクラート)は 「Horaces 」と自身を名付けるのです(古代ローマ神話のヒーローのあだ名)。 Jean-Yves Le Gallou 、Philippe Martel、 Paul-Marie Coûteaux というENAのベテランが最初に改宗したのです。現役の国民戦線所属&ENA出身は党の頭脳として知られる 雄弁なFlorian Philippot 氏。二人目は党のナンバー3である戦略家のJean Messiha氏。また、首相の座を約束された保守派候補のデュポンエニャン氏、この3人だけですよ。毎年およそ80人がENAから卒業し、フランスの財界や政治界で活躍する現役ENA出身のエリートはきっと1000人もいるでしょう。ゆえに、ルペンの仲間になったのはその1%もいません。
とはいえ、危機感を抱いても良いと思います。権力が大好きなエリートを魅了し、国民戦線に入隊させようとするルペンの陰謀は見え見えなのですから。『スターウォーズ』に例えるのなら、ENAのエリートは🇫🇷ジェダイだとしたら、何人かが暗黒面に魂を売るのは仕方がないのです。ルペンが帝国のエンペラーになったら、ダーク・ジェダイが増えるでしょうね。血と涙です。
どうなるフランス大統領選挙 ヨーロッパ統合の将来とサッカー界への影響
フローラン ダバディジャーナリスト
私はナショナルチームの多人種化に賛成です。98年の多人種的フランス代表のW杯優勝が美しかったし、今のドイツ代表も人種の自由、平等、友愛を体現しています。一方、クラブレベルでは有名なボスマン判決に反対です。パリ・サンジェルマンにも、レアルにも、チェルシーにも魂がありません。外国人枠三人の時代に、各クラブのアイデンティティがもっとはっきりしていました。外国から来た三人のスター選手にも十分ロマンがありました。彼らをもっと丹念に選び抜く必要もありましたね。イギリスやスペイン、イタリアの強豪の強さはその国のサッカー文化そのものでした。サッカー・ファンの熱意、サッカーメディアの成熟度、フロントの能力で欧州各国が勝負していました。過剰なノスタルジーは良くないし、「国民戦線」のような極右も許さないのです。昔の構造の中、日本人選手の活躍ももっと難しかったでしょうね。ただし、今のCLと欧州強豪クラブに魅力を全く感じません。愛情よりビジネスの部分が大きいのです。08年に結局通らなかった「6+5」UEFAルールは良い妥協案だったと思いました。もっと詳しく言えばその国の代表に選ばれる選手6人、その他EU2人、北中米1人、アフリカ1人、アジア1人、6+2+1+1+1なら面白いのです⚽️スポーツは文化ですので、チーム作りに混沌としたグローバリズムが入りません。チームのプロモーションや、インスピレーションには世界基準が必要ですが。最後に、選手の海外出張は4〜5年までにするべきです。例えば、私は川島選手、長友選手、本田選手など、今Jリーグに帰ったら、大変人気が出て、日本サッカーに還元できると思います。
フランス大統領選挙―ルペンとマクロンの対決の構図を読み解く
フローラン ダバディジャーナリスト
本日の夜中に最後のフランス大統領選候補者討論会が行われます。ルペンとマクロンのLiveテレビ激突を前に、その背景を解く山田文比古氏の記事が優秀です。オチはややドラマチックかもしれませんが、私でさえ危機感を抱いています。主に二次元の政治景色を誇ったフランスですが(左寄りか右寄り)、今回は四次元になってしまいました。内政に関しては米大統領選のようにフランス国民の分裂は深刻です。外政に関しては、英ブレグシットに近いEU劇も起きています。ゆえに四つの方程式があり、かなり混乱しています。キャラクターの紹介を分かりやすく言えば、ルペンはトランプではなく、プーチンに近い価値観を持ちます。マクロンはオバマのリベラリズムとAbenomicsのプラグマティズムの間に生まれたハイブリッドかもしれません。
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