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賃金上昇に向け 産休・育休中の“学び直し”を「後押し」岸田総理
中野 円佳ジャーナリスト
私自身、育休中にスカイプなども駆使して大学院に通いましたが、認可外保育園に入れるタイミングで大学院に絞ろうと退職届を当時の所属部長に渡しに行ったら引き留められて大学院終わってから復職してほしいと言われたために(終わるまで待たずに復職しましたが)結果的にそうなったというところもあります。
つまり育休中は基本的には育児をしているはずで、それだけでいっぱいいっぱいなので、保育園に入れるなどして預けられないと基本的には学ぶ時間は確保できない。ただし認可保育園に入ると復職がマストになりますので、認可外保育園に入れるとかが必要。(そしてそもそも産後すぐについては体力の回復や頭の回転等にかなり個人差がある)。現状はそういう諸条件が整った人しか育休中の学びができない、だからそういう恵まれた状況にない人も学べるようにする…そういうかんじでしょうか。私が言うのも何ですが、そうなると育休ってそもそも何のための休みなんだっけということになりそうな…。
リスキリングでいうと、正社員で育休も利用できる人達よりは、非正規とか長くその業界に勤めているのに賃金があがらない補助的な業務しか割り当てられない人とか、何らかのブランクがある人達が再就職するとき等に、正当に評価をされるための後押しになるといいのかなと思います。
育休中に復帰後生かせるスキルを磨こうとする人について個人的に応援する気持ちはありますが、政府としてそこをわざわざアピールしているのだとしたら(記事の書き方の問題という指摘もありますね)どういう問題意識に基づいているのか、ちょっとよくわからない。質問している議員自身が「産休・育休がなぜ取りにくいのか」と自分で投げかけている問いに対し、きちんと分析したのかも疑問です。
NZ首相辞任報道で性差別 BBC、誤り認める
中野 円佳ジャーナリスト
この報道後のBBC「Asia Business Report」をリアルタイムで見ていました。日本語の報道の「突如辞意表明」みたいなトーンよりは「Not surprising」という感じでしたし、女性だからとか子育て中だからどうみたいな話もなく(お子さんの小学校がどうというのはチラッとでてきましたが)それよりはこれまで首相というエネルギーがいる仕事に全力を割いてきた、という感じでニュートラルに伝えていたと思いますが。記事にする段階で誰かの判断でこういう見出しが入ってしまったのですかね。十分チャレンジをされて、世界の女性や子育て中の人たちに勇気を与えてくれ、すべてを手に入れたか入れていないかとかそういうことではなく、期間中ベストを尽くされたのではないかと思います。
男子校の雰囲気、東大が打破へ 独特の「仲間うちの文化」とは
中野 円佳ジャーナリスト
大学生になるまで、そして研究者になるまでの間に、女性は男性に比べて様々な形で「ディスカレッジ」されていることが教育社会学等の研究で分かっています(とりわけ理系のいくつかの領域で=これについては横山広美先生の近著『なぜ理系に女性が少ないのか』をどうぞ)。それによる格差の影響を是正しようとするのは、男性なら普通に履いている下駄を、女性はそれまでの間に蹴飛ばされたり「ハイヒールの方が似合う」などと言われて脱がされてきて能力が発揮しにくくなっているところに下駄を提供するだけのこと。記事にある男子校的な雰囲気は、そもそも女子高生に受験を躊躇わせる上に、せっかく入ってきた女性にも「ここでは歓迎されていない」というメッセージを送ってしまう。鶏と卵なので、教員と学生両方増やしていく好循環を生む必要があるかと思います。
月収250万円、48歳のTwitter元従業員が激怒「イーロン・マスクのせいでクリスマスプレゼントも買えません」
中野 円佳ジャーナリスト
さすがにこれはね…記事書く側も問題ありな気もします。家賃も検討の余地ありでしょうが、そもそも解雇リスクがあるのは分かっているはずで、だからこそ高給だった面もあるわけだから、貰っているうちに貯蓄なり投資なりしないとね。。
シンガポールの高額インターに子供を通わせていたという日本人家庭に、裕福な家の子供たちがiPhoneだかスマホだかを持っているのはもちろんのこと、2階から落として壊れるかどうかを実験して遊んでいてドン引きしたという話を聞いたことがあります。小学生の女の子の誕生日パーティーにリムジン借りてホテルでお祝いとかも聞いたことありますし…きっと「買えない」のはそういうレベルのプレゼントなんでしょうね…。
贅沢?子どもに「地方で自然体験」させる深い意味
東工大、143人の「女子枠」創設へ…「女性が増えれば活性化する」比率2割以上目指す
中野 円佳ジャーナリスト
個人的に学長コメントで「理工系バックグラウンドを持つ女性が企業において求められている状況を目の当たりにし、女子学生を増やすための入試制度である「女子枠」を導入することで、女性が社会で活躍するD&Iの推進に貢献できるという考えに至りました」とあるのに1番びっくりしました。女子が大学入学に至るまでにディスカレッジされてきている社会的背景を踏まえたアファーマティブアクションや、既存の入試が男性優位に設計されている可能性等ではなく、企業に必要とされているから、とは…。そして、やっていることが良くても発信の仕方やロジックをしっかり持たないと、反発は女子学生に向いてしまうので気をつけないといけない分野。明日は我が身ですが…。

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