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東芝のデジタル生産技術は工場の枠を超え「スマートマニュファクチャリング」へ
MONOist
Maruyama Naoya
「スマートファクトリーの高度化レベルと対象領域を見ると、国内製造業のほとんどがレベル2や工程ライン単位にとどまっているのが現状だ。50~60%が見える化に取り組みたいが未着手という調査結果もある」 最近、生産技術(特に電子部品)の領域を勉強している中、こちらの記事に出合いました。記事にある「スマートファクトリーの目指す姿」の表は非常に参考になります。 まだまだ属人的な製造、工程改善段階の企業様も多いと聞きますが、スマートファクトリーの構想は、縦軸の高度化レベル1の段階ですでにデータ収集、となっています。スタート地点がすでにデータドリブンなのですね。 この記事では、デジタル化された設備、工場の新設ではなく、既存の設備に視点がおかれており、データドリブンで現状分析し、最適化に向けていかにデジタルを活用していくか、そしてライン、工場、サプライチェーンと、モノづくり全体に拡張していくかのステップが示されています。 大量生産の時代から、多品種、小ロット、短期間生産、さらには個別最適化生産という需要に応える必要があるなど、生産の現場は新たな課題にも取り組んでいかなければなりません。 企業様と生産性向上、製造DXについて語る際には、現在地や中長期でのゴールがどこで、まず着手すべき課題は何なのか、大きなテーマを分解して話せるようにしたいと思いますし、生産の現場で働く個人のお客様に対しては、デジタル化が進む生産技術の領域でどうキャリアデベロップメントしていくか、時流を捉えて的確にアドバイスできるようになりたいと思います。
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