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NHK、規則違反の予算9億円…BS番組のネット配信巡り国会承認後に撤回
読売新聞
小川 一毎日新聞 客員編集委員
いったいどうしたんでしょうか。大ポカも大ポカ、こんなことが起きるとは、にわかに信じられないほどです。 朝日新聞も一面トップで報じています、宍戸先生のコメントが的確で、また私の立場とも同じなので引用します。 NHK、実施できない番組配信に予算約9億円 放送法抵触の恐れも https://www.asahi.com/articles/ASR5Y6GYQR5XULZU004.html 放送法に詳しい宍戸常寿(じょうじ)・東大大学院教授(憲法、情報法)の話 実施基準に定められていない業務の予算を計上したのであれば大臣の認可と、その前提となる国民議論の先取りで、放送法違反の疑いがある事案だ。稟議(りんぎ)書を承認した幹部らが意見できなかったのであれば明らかに教育や放送法の理解が不足している。また、前会長以下当時の執行部だけでなく、予算案を議決した経営委員会や、監査委員会の責任も重大だ。国民を代表して国会同意を経て選ばれる経営委員の役割を果たしていない。 私自身は、衛星番組もNHKプラスで配信するべきだとの立場だが、このような手続きは事実なら許されない。総務省で進めているNHKのインターネット事業を「必須業務」にするかどうかの議論は続けるべきだが、何よりNHKには今回の件を丁寧に説明し、ガバナンスを再建する責任がある。執行部だけでなく、経営委・監査委を含めたNHK全体が問われる問題だ。
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宮城・女川原発2号機の再稼働差し止め、請求棄却 仙台地裁判決
毎日新聞
小川 一毎日新聞 客員編集委員
住民側が避難計画の不備のみを主張に据えた全国初の差し止め訴訟で、県と市が策定した避難計画の妥当性が争点でした。裁判所としても避難計画だけを理由に差し止めの判断をするのはかなりの決意と覚悟が必要でしょう。それを反映した結果だと思います。 女川原発は、福島第一原発といつも比べられてきました。東北電力としても「我々はきちんと備えていた」との思いがあり、再稼働への期待は一層強いと思われます。 参考までに、そらに触れた記事を抜粋しておきます。 https://mainichi.jp/articles/20181022/ddm/002/070/161000c その報道で女川原発(宮城県)を津波から救った東北電力元副社長、平井弥之助(1902~86年)の逸話を思い出した。  平井は副社長退任後の68年、師匠である電力王、松永安左エ門がつくった電力中央研究所の技術研究所長として女川原発の設計に参画、「最大14・8メートル」の津波対策を唱えた。  東北電力の社内では「12メートルで十分」などの声が大勢を占めたが、経営トップは技術系の最高権威だった平井の意見を採用。実際、女川原発は14・8メートルの高台に建った。設計から40年、ついに宮城県北部を見舞った津波の高さは13メートル。女川原発は無事だった
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