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大阪府“確保”の重症用188床「使用難しい状況」 阪大教授「患者移動必要」
Yagishita Atsushi助教@宇宙研究機構, 内科専門医, iMAGINE-X取締役
重症用の病床確保は簡単には解決しない。
高度な医療機器や設備が多数必要になる。莫大なコストがかかるし簡単に作れるというわけでもない。
もっと難しいのが人材だ。軽症の患者さんの場合、ベテラン医師ならある程度(言葉は悪いが)片手間で複数人を診ることができる。一方重症患者さんの場合はベテランの医療スタッフ(医師、看護師、医療工学技術など)を複数人要し人的負荷は軽症患者さんの比ではない。
医療従事者でなくてもご自身の業界に例えて考えてみて欲しい。高度な人材と高度な機材をいきなり何倍にも増やせるだろうか。
海外ではこれが出来なかったため医療崩壊が起き、結果死亡率が飛躍的に上がってしまった。
このようなことが起きないようにご自身による感染対策をお願いしている次第です。
東京五輪、21年無理なら中止 IOCのバッハ会長が認める
Yagishita Atsushi助教@宇宙研究機構, 内科専門医, iMAGINE-X取締役
ワクチンについて言及されているコメントが散見されますね。
確かにワクチンなしで観客ありのオリンピック開催は考えられないでしょう。
しかし、ワクチンができている、とはこの場合、
ワクチン開発に成功(第1→3相臨床試験で効果確認し承認)→世界の多くの人に行き渡るほどの大量生産→ワクチン接種
が来年の夏までに出来ていると言うことを意味します。
医薬品開発の常識で考えて上記が完遂されている可能性は限りなくゼロに近い。
となると観客ありのオリンピック開催は事業計画としては無謀で無観客のオリンピック運営を現実的に計画する段階なのでは。
米政府、マスク着用勧める 感染拡大防止へ軌道修正
Yagishita Atsushi助教@宇宙研究機構, 内科専門医, iMAGINE-X取締役
根拠はNature medicineの論文と思われます。
https://www.nature.com/articles/s41591-020-0843-2
この論文によるとマスク着用群では鼻腔および咽頭のcovid-19 RNAは検出されず(非着用群は検出)エアロゾルも防げるとのデータを示しています。
一方でインフルエンザではマスク着用群でもインフルエンザRNAが検出されてしまっており、インフルエンザでのマスク着用に予防効果がない、との知見をcovid-19に適応することは誤りであったと考えられます。
東京都内で97人の感染確認 これまでで最多に
Yagishita Atsushi助教@宇宙研究機構, 内科専門医, iMAGINE-X取締役
ヨーロッパ11カ国におけるコロナ対策とその効果のまとめ論文
doi: https://doi.org/10.25561/77731
を見ると、
ロックダウン以外の全ての対策は効果が限定的でRを1以下に出来ておらず、感染が拡大したためにロックダウンせざるを得なかったが、ロックダウンすることによってRを1以下にすることができ事態が収束に向かいつつある、という現状をレポートしています。
あくまで文化や状況の違うヨーロッパでの事例ですが報告に上がっているほぼ全ての国で同じ経過をたどっていることから東京だけロックダウンなしでOKと考えるのは楽観的過ぎでしょう。
大切なのは国から言われなくとも自分で自衛すること、つまり、皆様もよくご存じのように
手洗い励行
三密を避ける
をキチンと守ることがとてもとても大切です。
NORMAL
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