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【急成長】国や自治体がカネを払う、驚きのスタートアップ
NewsPicks編集部
小野 淳株式会社農天気 代表取締役農夫
この技術自体は魅力的ですし、土壌分析をある程度できるという点については現状はおそらくさほどでもないでしょうけど(違ったらごめんなさい、しかし現実的に土を採取しての分析や診断も簡単には生産性の向上に直結しないので)今後の精度向上に期待したいです。 しかし、小さい農地がデータさえあればテトリスのように集積できるかというとそうではありません。 農地パトロールは各自治体の農業者による相互監視(言葉が悪いですが現実的には)の意味を持ち、一定の拘束力を持つのは社会的関係性が前提となっています。 現状まだまだ耕作放棄地であろうと、貸借を進めるのは容易ではありません。 貸し側の問題も大きいですが、借り手側も安易に借りて放置してしまう可能性は否めず、その際にはやはり農地パトロールの拘束力が意味を持ちます。 また、炭素クレジットについては最近話題ですが私としては全くピンときていません。 農林水産省もすでにJクレジットという仕組みを作り、必要情報を入力するとどのぐらい脱炭素に貢献できるかすぐに数字が出てくるのですが その算出根拠やそれが生み出す価値に関しては正直「うさんくさい机上の空論」という印象があります。 なぜなら炭素固定化にそんなに価値があるのであれば、畑や空き地を放置して草や灌木でボーボーにしたり全部を竹藪にしてしまうことが最も効果的だろうと思われるからです。農業なんかしない方がいい。 だいたい農業は機械も資材もたくさん使うので炭素出しまくりです。 車に乗らない移動の推進とかの方がよっぽど脱炭素に効果的なのに、なぜ畑に謎の炭をいれたりするのか?それは空き地や埋立地ではダメなんでしょうか? 今すでに生産性の高い農業を実現している人が、謎の資材を自分の畑に大量投入するわけがない。 私の理解が及んでいないだけなのかもしれませんが、現場感覚としては以上です。 改めてですが、衛星を使った農業技術の推進自体には期待しています。
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【田舎で稼ぐ】日本の地方は「観光資源」だらけだ
NewsPicks編集部
小野 淳株式会社農天気 代表取締役農夫
2017年にairbnbが日本で宿泊だけではない体験サービスを始める際に 「東京で農業体験」と銘打って、なにげない多摩地域の神社から農園にいって野菜を収穫、古民家でランチの2時間半で一人5000円というツアーをはじめました。 当時は平日の午前中の時間さえあけておけば、ちらほらはいるお客さん(西欧の方多かった)をアテンドして副収入ぐらいにはなったのですが、結局「私しかアテンドできない」問題がありました。 おそらくツアーガイドが知識、ホスピタリティ、地元での関係性ができていればどんな場所でもツアーって成立するんですよね。しかし、そこに英語加わると急にハードルあがる。 私も当時は勢いで下手な英語を使いつつ、学生ヘルパーを頼んだりしていました。 コロナでいったん終了し ゲストハウスをなんとかコロナ禍で日本人相手にわましながら、時々大きな留学生日本文化体験的な案件をうけていますが 私自身の時間配分的にもはやルーチンのツアーは不可能となってしまい かといって、代わりにやってくれそうな人員もおらず。コスパを考えると腰が重くなってしまいました。 その辺が結局、この手のツアーが広がりをみせないネックなのかなと思います。自戒を込めて。 開店休業状態のツアーページ(いまだに東京で農業体験売っている英語のページはほとんどないですよね) https://www.airbnb.jp/experiences/93335?_set_bev_on_new_domain=1693087208_MmUxZjVhZTAwZGY2
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【激白・川上量生】世界を変えるのは「規格外」の子供たちだ
NewsPicks編集部
小野 淳株式会社農天気 代表取締役農夫
「こんなことをやりたい」「こうなりたい」という気持ちがあれば N高の仕組みを利用して必要な情報や知識をえて子どもたちは伸びていくことができると思いますし 学校の教室内で起きている様々なノイズからも自由になれるメリットも大きいと思います。 また、今の学校が保護者への気遣いとそれを気にする教育委員会などの間で非常に窮屈になっているだろうことも想像に難くありません。 しかし、一方で最初の「やりたい」がそもそも生まれていない子にとっては並走して承認してくれる誰かや ときに軋轢を生みながらも他人と協力して成し遂げる達成感も必要です。 それはやはりオンラインだけでは難しく、物理的に身近である必要があるでしょう。 今学校に行っていない小中学生が25から30人に1人ほどまでに増えていて、学校としても「学校に戻す」ことは限界だと認識しています。 私たちの農園ではフリースペースとして学校に行っていない小中学生を受け入れていますが 教育委員会との連携のうえで、農園に来てくれれば学校の出席扱いにできるようになりました。 昨日は、新しくヤギを飼う予定なのでみんなでヤギ小屋を作っていたのですが 小学校の先生方も様子を見に来てくれました。中学生がリーダーシップをとって小学生に道具の使い方など作業指示も出してくれてかなりいい小屋が出来そうです。 N高のように大きく網をかけて、現在の学校教育に過不足ある部分を修正して、教育そのものの進化を促す取り組みは素晴らしいと思う一方で 地域で子どもたちが安心して大人を頼ったり学んだり、関係性を築きながら社会の一員となっていくような カルチャー自体も結構弱くなってきているので、それはそれで地道に厚くしていく必要を感じます。
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【DMM亀山】「IT以外の起業」も今がチャンス
NewsPicks編集部
小野 淳株式会社農天気 代表取締役農夫
2つの法人を起業して10年ほどがたちました。妻も別の法人2つの代表をやっています。 (どれも大して儲かってはいませんが継続できています) 新規就農ってそもそも起業して1人代表を務めることになるので、農業に異業種から入っていると早期に起業スタートのイメージがありますが、私は40歳までサラリーマン農業をやっていて、自分が代表になろうとか、なりたいと思ったことはほぼありませんでした。むしろ面倒なことの責任を取らずに事業に集中していたいと思っていたはず。 それでも致し方なく(会社をクビになって)起業してみて本当に良かったと思います。 大概の仕事は社会のニーズにある程度合わせて、きちんと要望以上の結果を出せば再度依頼が来ますし どこも人手不足なのでフリーランス的にサポートに入ったり業務委託を受けて一部を請け負ったりしようと思えば結構仕事はあります。 家族との時間も確保できるし、ある程度事務仕事さえすれば他人に縛られることも少ない。 リスクは自分の体力、気力が持つかどうかですが、亀山さんのおっしゃる通り 1人事業主でも経営者として会計や税務や社会保険、対外的な契約や金融機関とのやり取りを経験していれば どんな業種に会社員として転職してもある程度の即戦力にはなれるでしょう。 でも年収が今の3倍になると言われても 会社員になるよりは今の生活がいいですね。
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