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【解説】なぜツイッターはトランプを「排除」したのか?
宮永 亮MIYANAGA Akira|ViDeOM ビデオアーティスト|ViDeOM |京都精華大学講師
企業経営者の方々の多いNPで私企業たるTwitter擁護が出るのは状況としては理解しますが、私企業云々の話ではなくその「実力」の総量を論点にしないと水掛け論に終わりますよ。
権力の本質は法の制定と、その執行ではないでしょうか。
数億人のユーザーを持つプラットフォームがある主体の言論を不可視化する事は、国家による表現の自由の毀損と同義ではないかということです。これは少なくとも建前上、明らかな犯罪性がある場合を除き自由主義社会の物理現実においては許されていません。そしてまだ現状は、その「明らかな犯罪性」の有無は米下院の主観的判断のみに任せられており、法的判断は為されていません。
国家を跨ぐSNSは事実上世界中にモザイク上の版図をもつ「帝国」に限りなく近いうえ、影響力ではすでに中小の主権国家などは凌駕しているという視点を皆さん事実として持てないものでしょうか。
仮に「私企業」という論拠を肯定して考えても、であるならばなおさら、その登記上の本拠が米国にある(パブリッシャーではなく)プラットフォーマーは、当然今後内部規約に優越する米国の法による規制を受けて今回のような行動を規制されるべきでしょう。
ゆくゆくは国を跨いだプラットフォームが諸国家を超越するのが定めかもしれませんが、今回のようにそれが急激に起こったときの弊害は計り知れません。
トランプ氏追放は「問題」=独首相、ツイッターに苦言
宮永 亮MIYANAGA Akira|ViDeOM ビデオアーティスト|ViDeOM |京都精華大学講師
SNSが国家レベルの人口を抱えれば実質的に社会そのものだし、ゆえにTwitterのBANは法執行に限りなく近い力があると思います。
なので、私企業なのだから規約に従い大統領をBANするのも自由だと言うのは暴論に近いのでは?大統領に限らず、明らかにイデオロギッシュな、保守をターゲットにした規制があったと思いますし。
国家の起源など元を辿れば皆ヤクザのようなものですが、歴史を重ね、その国民から少しづつその決定を「法」として認められるからこそ国家の体をなせる。
SNSはその歴史を重ねるにはまだ若すぎるし、企業が支配する世界というのは結構典型的なディストピアの題材なことも相まって、人々をかなり怒らせ、また恐れさせているのでは。
ゆえに今回のTwitterような企業の動きへの反発は、徐々に強いものになってゆくのではないでしょうか。
僕個人的にも、今回のBig Tech系の動きはちょっとあり得ないなと呆れましたが、米国式の考え方があるというのは勉強になりました。その思考回路に共感はしませんが。
政府、外国人の新規入国拒否を発表
宮永 亮MIYANAGA Akira|ViDeOM ビデオアーティスト|ViDeOM |京都精華大学講師
正しい対応だと思いますが、年初の教訓がありながら、第二次安倍政権が終わったのもかなりの割合で防疫を国防として行えなかったコロナ対策への批判が保守の心を政権から離れさせたことがありながら、入国拒否がこの年末ギリギリになったのは政府として対応が遅すぎると思います。
GoToが最善のものだったとは思いませんが、GoToの路線変更の前にまずこちらを先にやって然るべきなのは明らかだったと思う。
どんな国家もこの先グローバルな経済の網の目から逃れて生きてゆくことは不可能だとしても、まずはその国の内部の経済や社会構造の総体を、危機に強く、強靭なものに織り込んでゆくことの方が優先事項だと思います。
今の菅政権の方々には、コロナが日本国民にもたらした内省的な視点、社会の中にあった小さな不合理への気付き、などの意識変革が共有されていないのではと危惧しています。
京都市立芸術大学、「京都芸術大学」名称使用の差止めを求め控訴
宮永 亮MIYANAGA Akira|ViDeOM ビデオアーティスト|ViDeOM |京都精華大学講師
京都市立芸術大学修了生で作家をしてます。かつては京都造形芸術大学で非常勤講師で命を繋がせてもらい、今は京都精華大学で特任講師です。
京都の美大芸大の卒業の作家は、「京芸」「京造」「精華」そして「嵯峨美」などで食えない時代をしのぎながら雌伏し雄飛のチャンスを伺うという、作家救済システムがなんとなく文化として出来上がっています。ゆえに大体どこの卒業生でも作家として活動を続けていればそこで顔見知りになります。
だから肌で感じるのですが、両大学卒業生あるいは修了生で、まともに物事の見える人間で、これに賛成している人を見たことないです。
教員としてお世話になった大学だし、ゆえに教え子も卒業生にいますし、良い作家も近年たくさん輩出している大学なのであまり言いたくはないですが、
「京造、本当に、大概にせえよ」
と言うのが偽らざる気持ちです。品位を保ちながら京都の現代美術を盛り上げる大学であってほしいです。
※追記
大阪府庁の方で、同志社ご卒業なら現代美術に造詣はあまりお持ちで無いでしょうし、一般的感覚で京都市立芸術大学は著名ではないでしょう。
ただ再度申し上げますが、美術の世界では控えめに言って「無名ではありません」。
マクロな視点からは見えにくことですが、社会には様々なレイヤーがあり、あるレイヤーで著名でないものが別のレイヤーでは逆ということはままあります。それが社会の良い意味での「深み」を作り出していると言うことにも、少し思いを致していただければと思います。
「次は菅さんに」 自民総裁選、安倍首相の一言で流れ―新政権でも影響力維持か
宮永 亮MIYANAGA Akira|ViDeOM ビデオアーティスト|ViDeOM |京都精華大学講師
安倍さんが院政を敷くには岸田さんが最適、、というか一番楽だったのでしょうが、次期総理総裁ともなれば流石に実績実行力や存在感が求められるところ。
ゆえにコロナ対応で如何に結果を出せるかが分かれ道になる気は素人目にも感じていましたが、岸田さんは影が薄く、財務省の影も振り払えなかったという感じ。
コロナ禍中で影どころか姿も見えないくらいの逼塞状態だったことが逆に菅さんには幸いしたのだから、本当に政治はわからないものだと感じます。
随分前から次期は岸田と言う話はありましたが、個人的には頼りないと思っていましたので、菅さんに切り替えたことは正解だったと思います。
また、岸田さんを据えて見え見えの院政を敷けば安倍さんの評判も徐々に黒いものに覆われそうですが、菅さんは一定程度は総理として自己判断で動きそうですし、思い通りに動きすぎない相手を後継にする方が、安倍さん自身の政治生命を長持ちさせることができるのでは。

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