東 修平

記事には出てきませんが対談の中で、「英雄のいない国は不幸だが、英雄を必要とする国はもっと不幸だ」というブレヒトの言葉が出てきました。 世の中が複雑になるにつれ増す「誰かがなんとかしてくれるだろう」という依存心。しかし、民主主義を採用している以上、その「誰か」とは、私たち自身に他なりません。自分に何ができるのか。そう問い続けながら、本質的な議論に立ち向かい続けたい。私自身、そうした思いを強める機会になりました。 敬愛するとんふぃさんとの対談を企画いただいた取材・執筆の染原さんに、心から感謝申し上げます。

可能な限り簡略化して書いたつもりですが、要点は省略できず長くなってしまいました。それでも、読んでいただきありがとうございます。

私がピックせずして誰がピックする、という記事です。 四條畷の「畷」の奥深さを、どうぞご堪能ください。

好きで精通している仕事をすると、楽しいが学びは少ない。新しい未知の仕事をすると、苦しいが学びは多い。私も、学び続けるために、新しい未知のことに苦しみながらでも挑み続けたい。

地方自治体も全く同じ構造。国からの交付金のみに頼った施策は、ただの延命措置であることに気づき、いかに早く撤退戦に舵を切れるか。それには、住民の皆さんと徹底的に話し合う首長の覚悟が何より重要になります。

皆さん、こんにちは。全国最年少市長の東修平です。 大阪府の四條畷（しじょうなわて）というまちで、市長を務めております。 学生時代に物理（主に原子核工学）を学んでいたことから、科学技術について非常に関心が高い行政官と自分では思っております。 また、国（外務省）と民間（野村総合研究所インド）の両方で働いた経験から、地方自治を客観的に捉えられるのも特徴の１つかもしれません。 そして何より、自分の親世代と共に働いておりますので、マネジメントとは何かを追求する毎日です。 意味ある発信ができるよう、微力ながらがんばります。