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トヨタ、燃料電池を外部に販売へ 2021年春、改良システム
青嶋 稔株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部 シニアパートナー
凄く嬉しく歓迎すべき動き。水素に関する技術はトヨタが最も保有していますが、昨今のESG、SDGsの高まりで欧州が水素に関する様々な実証実験を展開し、少しお株を奪われ感がある。燃料電池の技術はセルスタック技術では、日本特殊陶業は京セラなどのセラミック技術を持った会社も素晴らしい技術を持っている。水素の産業用での活用は未だ実証実験の域を超えていない。問題は輸送の難しさやコスト。アンモニアによる水素の貯蔵と運搬などが検討されているが輸送、貯蔵など利用のためのインフラ開発が必要。船舶、トラック、工場、ビルでの分散電源などの利用を進めるには、水素を安価に作り運ぶ技術、また、再生可能エネルギで出た余剰電気をSOECなどの技術で水素にし、貯蔵する技術などをより安価にしていくことが必要
リクルート、本社ビル売却=保有資産見直しで
青嶋 稔株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部 シニアパートナー
リクルートでアルバイトをしていた私にとっては寂しいですね。定期的にG8には訪問していたので。企業が保有する都心の不動産は売却の傾向は強まると思います。電通の件もそうですが。都心に大きい本社を持つことから従業員の住む郊外にサテライトを持つ傾向が強まると思います。在宅で生産性が上がる人も多いですが、子供が小さいなど住環境と家族環境にいおりそうでない人も多く、サテライトの需要は高まると思います。郊外の不動産開発が強まること、そしてさらに週に1度、会社に出てくるなどの頻度であれば静岡など地方も通勤圏になる。企業は在宅、サテライトを前提として働き方を定常化宣言すべきでそれにより日本の地方は大きく活性化していくべきだと思います。
【楠木建】なぜGAFAMは世界のプラットフォーマーになれたのか
青嶋 稔株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部 シニアパートナー
GAFAMのような水平的なプラットフォーマーに日本企業がなることはほぼ不可能だし、それを目指すべきではないと思います。日本企業にもよくプラットフォーマーを目指す企業がありますが目指すべきは、業界特化型のような形かと思います。コマツのスマートコンストラクションはまさしく業界特化型であり、そのような業界特化型など領域を特定し、かつGAFAMにはできないリアルサイト(建設現場、ハードウェアとのコネクション)との連携が必要な領域に日本企業の活躍を期待します。日立のLUMADAもまさしくその類であり、日本企業が得意なのはIT×OT(オペレーション技術)なのです。
ワクチン「4月までは非常に供給量が限られてくる」河野大臣
青嶋 稔株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部 シニアパートナー
ファイザーはアメリカの会社ですが工場がベルギーなので、欧州輸出管理下にある。輸出のたび、許可が必要であり、この状態は欧州においてワクチンが逼迫している状態である限り続きます。加えてアストラゼネガのワクチンの承認をできるだけ早く行う必要があります。こちらは兵庫県にある「JCRファーマ」の工場で生産し、国内生産で国内供給ですから安定したSCMが実現可能と思うからです。また誰を優先するかですが、100歳以上ということ、つまり超高齢者もあるのですが、グローバルに動かなければいけないビジネスマンなどを優先すべきではないかという議論もあります。昨日の河野さんの会見だと(フジテレビ 10時からのニュース)、自治体の判断とのことでしたが。
東証終値、30年半ぶり3万円台 564円高、過熱感も
青嶋 稔株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部 シニアパートナー
確かに第二次、安倍内閣から大胆な金融緩和措置が取られているので、GPIFの日本株投資、投資家の低金利に基づく株への資金流入は株価を大きく支えています。さらに、コロナで個人が株にスマホから投資をするようになり、拍車をかけています。それでも日本株にはまだまだポテンシャルはあると思います。日本企業は資本・資産効率をあげた経営ができていない。その証拠に東証一部上場企業中995社 (2131社中)がPBR1割れ、会社の時価が解散価値を割ってます。日本の経営者がBS指標をもっと重視した経営をすれば、もっと株価は高く評価されるはずです。日本企業はソニーのようによりリカーリングを意識し、持っている資産効率をあげ、継続収益モデルにシフトしていけばもっと株価は上がると思います。

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