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山梨県、水素利用で2社と事業体
安藤 晴彦RIETI Consulting Fellow
いいですね‼ 水電解は、国際競争最前線、先に動いたもの勝ちです♪
「グリーン水素」へ東芝系など挑む 脱炭素の切り札に
安藤 晴彦RIETI Consulting Fellow
水素の横綱、東芝の次世代水電解装置SOECがベールを脱いできました♪
水電解装置は、1立米の水素を作るのに、だいたい4.5-4.9kWhの電気が必要です。水素価格のエネルギー原価を試算するには、電気代の約5倍して、重量換算の約11倍するとkg単価がでます。
世界最安値の太陽光ならざっくり2円/kWh×5×11=110円が電気代コストです。ケニアの地熱ならざっくり4円/kWhの可能性もあります。日本の太陽光はもっと高価です。これに電解装置の設備・運営のコストなどが載ります。
東芝のSOECは、熱利用が要りますが、「電気代3割削減」というのは、大変に魅力的な次世代技術です。
ちなみに、日本の水素ステーションでは、ガソリン等価として水素は1000円/kgで売られています。
水電解技術を制する者が、次世代のグリーン水素を制するのです。日本では、これまで真面目に取り組む企業が少なかったのですが、欧州のグリーン水素戦略など水素社会への近年の動きの中で、欧州企業や中国企業は次世代技術開発にまっしぐら。
日本企業も負けずに奮闘してもらいたいものです。
プラチナ市場「需要の1割、FCV用に」
安藤 晴彦RIETI Consulting Fellow
白金関係者(白金族?!)にとっては、何とか話題を盛り上げたいのでしょう。
元々、排ガス対策で白金が多用されて値段が吊り上っていました。
(廃車で最も大事にされるのは「弁当箱」という白金族の詰まった、排ガス処理器で、十和田湖のほとりで回収処理されています。)
世界的なEVブームが訪れ、白金需要低迷から価格も低迷していました。これを救うには結婚指輪需要では足りません(微笑)
水素ブームを梃子に、煽りたい気持ちはわかりますが、そう簡単ではありません。
なぜならFCV需要そのものが不透明である上に、白金代替・低減触媒開発が燃料電池開発の最重要ポイントの一つだからです。
ブレークスルーが起きれば、白金使用量もがらりと下がります。
日本人の燃料電池のサムライたちは、密かに、国内外の研究拠点で、「新規触媒」の刀を日々砥いでいます。
それが成功すれば、FCV開発の中心は日本であり続けるでしょう。簡単なことではありませんが、最先端の電顕などの刀も研ぎ澄ましてチャンスを伺っています。期待したいですね。

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