野澤 順平

東京だけの経験ですが思ったこと書いてみます。 僕は娘が4歳の時から(現在中1)シングルでやっていまして、結論から言うと学童期の子どもは育てるのは大変でした。 理由は行政も(税優遇あってもいいんじゃないとか)もちろんありますが、地べたの狭さ(遊ぶ、運動する)以外のところ(学ぶ、食べるなど)は気にならない、というか芸術や文化に触れる機会は多くて良いんじゃないかなと思ってます。地域で子供を育てていこうという意識のある人も何人も出会いました。 じゃあ何が気になるかというと、子供の時間の少なさです。私の住んでる地域では、習い事が本当に盛んです。幼児期のママ友の会話で、子供のうちにやれ体操だ、英語だ、水泳だ、という話は良くあるかと思いますが、「やっておかなければいけない」が多すぎるんです。それを利用してガチガチに大人のセールスプロモだけを考えてサグラダファミリアのように組み上げたのがお受験ビジネスです。平日の授業、毎週のテスト、夏期講習、冬季講習、開始時期の低年齢化…、単価上げるために繰り出すアイディアは子供の時間を食い尽くします。親は子どもの為にケチって失敗したと思いたくないので、盲目的に投資します。その投資の一部で夏に海に行ったり、冬にスキー行った方が親子ともに豊かなれそうですがそうしません。周りがそうしないから。そう言った空気が育てづらいと感じる大部分だったなあと学童期終えて思った次第です。