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パウエル氏を次期FRB議長に再指名、ブレイナード氏は副議長に
Bloomberg.com
井上 哲也野村総合研究所 金融イノベーション研究部 主席研究員
パウエル議長の再任であれば穏当な結果だと思いますし、政権が変わっても前任者の指名した議長が再任される「良き伝統」が復活したことはシンプルに評価できます。 もっとも、この間の資産売買問題も含めてパウエル氏の対政権での立場は弱まっている可能性があるほか、政権側も民主党内のパウエル氏への批判を考慮せざるを得ない面があったはずであり、だからこそ、ブレイナード氏と天秤にかける対応をとったことが想像されます。 その意味では、今後の金融政策運営に対する政権側の影響力が注目され、中でも、市場のインフレ懸念に対するハト派バイアスの度合いが焦点となります。 一方、ブレイナード氏をクラリダ氏の後任に据えた点は、興味深く思います。 第一に、これまでこのポストは、パウエル氏がprofessional economistのバックグラウンドを持たない点をサポートするブレインとしての意味を持っていた訳ですが、ブレイナード氏の任命によってそれを引き継ぐのか、それとも現ニューヨーク連銀総裁が再びこの役割を担うのかが不透明になりました。 第二に、ブレイナード氏が予て重視していた気候変動対応やデジタル通貨は、主としてもう一つの副議長ポスト(銀行監督担当、これまでクオールズ氏が担当)の守備範囲です。このため、もしもブレイナード氏がこちらに指名された場合にこれらの分野での政策形成への影響が想定されましたが、今回は未定のまま残されました。 この点では政権側の次の一手が引続き注目されます。
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