竹田 匡宏

ついに東証一部上場企業ネクソンがビットコインを購入！

上場控えたコインベースの四半期総収益が約1,970億円、2021年1Q決算資料公開。 支払利息、税金、減価償却費を控除後の利益（EBITDA）は推定1,200億円（11億ドル）、当期純利益は推定801億円（7億3,000万ドル）となっている。ちなみに2020年の総収益合計が約1,210億円であったので、すでに2021年第1四半期で2020年全体総収益の約61%に達している。

NFTという言葉を聞かない日がありません。それは多くのクリエイターが関心を持ち、メディアが取り上げているからです。 ただ実際に発行体がNFTを発行し、流通させるためにはコストに悩みます。その課題を解決しうるのがImmutable Xです。 日本メディアに初露出してくれました。ぜひ読んでみてください。

コインベースIPOは仮想通貨関係者と従来の資本市場の人々を結びつける大きなイベントです。 また二次流通市場のナスダック・プライベート・マーケットでは、既にコインベースの株は流通しています。株を市場へ流通させているのは、これまでコインベースに関わってきた人（投資家・従業員）などと考えられます。 その他いろんな動きがコインベース にはあるのですが、ナスダックとコインベースはあたらしい形のIPOを提示するのだと感じています。 仮想通貨業界有識者に教えてもらったことなのですが、上場目論見書「FormS-1」をご覧頂けると、いかにコインベースが誠実に経営して、情報を開示してきたかわかっていただけると思います。その方があまりにも熱弁していて、僕はその後何度も読み直しました。 仮想通貨というすごくリスキーでイノベーティブな業界の企業なのに、従来の金融企業のような情報開示を心がけています。僕はこの誠実さがコインベースの強みだと思います。 イノベーティブな業界×インテグリティ（誠実）な経営陣は、強い企業を生み出すファクターだと考えられます。

NFTは契約上、何が権利として移転するのかが不透明な部分が課題です。それはクリエイター、売主（マーケットプレイスなど）、買い手全てにとって課題でした。 今回、村上隆氏がNFTアートを出品し、さらに契約も丁寧に説明されていることは大きな意義があることだと思います。

NFTアート史上、日本最高額の約1,300万円（69.697ETH）で落札された。NFTアートを作成したのはVRアーティストとして有名なせきぐちあいみ氏だ。 私はせきぐちあいみ氏へ、NFTアート販売を通して見出せたVRアートの可能性、NFTなど表現方法が増えても変わらぬアーティストとしての想いなどを取材させてもらった。