渡邊 祐也

スタートアップ企業によるデットファイナンスは、公開されている情報やTipsが少ないのですが、ispaceのケースは目論見書内の公開情報からも参考になる点が多かったです。 どんな条件があるのかということにくわえて、どんな返済計画を立てれば良いのかという点でも参考になると思います。 できる限りわかりやすく解説したつもりです。ぜひ一読ください！

2022年東証グロース市場に新規上場した企業の売上成長率をまとめました。 理想的な成長を遂げていたのは70社中たった6社で、残りの企業は、成長率にかなりばらつきがあります。 2022年IPO企業のN-2またN-3は、パンデミックが始まった2020年のため、減収となる企業もあり、売上成長がマイナスだから悪いということはありません。 今回、スタートアップ企業が5ヵ年事業計画を策定するとき、まとまったベンチマークデータがないことにき気づき、このnoteを書こうと思いました。 ANYCOLORは売上爆増しているので、あくまで理想的な例の一つとして見てもらえると嬉しいです。

新規上場企業のデットファイナンス状況についてまとめました。 調査して思ったことは、 ・意外と活用している企業が多いこと ・金利、借入期間など条件面もかなり有利であること で、もっとスタートアップ企業にもデットファイナンスが広がることを願ってます。 また、デットファイナンスは、有利な条件を引き出すことも大事ですが、それと同じくらいの大事なのは、銀行など金融機関としっかりとしたコミュニケーション関係を構築することだと思います。 本記事に通じて、デットファイナンスへの理解を深めていただけるとうれしいです。

note株式会社の資本政策を解説する記事を書きました。 創業から現在までのコーポレートアクションを明らかにして、なぜこのタイミングでのIPOなのか考えてみました。 note株式会社は創業から約11年、最初に外部資金調達をしてから10年になります。ダウンラウンドのところが話題にはなっていますが、過去10年を俯瞰し、今後10年を考えたら良いタイミングだったと思えるかも知れません。

1社あたり10億円はかなりの規模。各VCが1社あたり投資額を増やしてフォロー体制を強化しているので、優良スタートアップの投資競争が加熱したり、1社にシリーズ毎に複数のリード投資家が存在することになりそう。

『NEW SALES』で語られる「ストーリー営業」についての解説もあります。 ストーリー営業とは、理想 → 課題 → 価値 → 方法という流れのストーリー（物語）を顧客と一緒に組み立てていく営業手法です。

ANYCOLORの上場目論見書や業績予想から読み解く、ビジネスモデルと成長軌跡についてお話させて頂きました。 VTuberビジネスは投げ銭だけでなく、コマース、企業案件などすでに多角化しています。今後は、海外事業の成長に着目していきます。 目論見書には、上場を成し遂げたスタートアップの業績だけでなく、資本政策や取引先情報など、投資家だけでなく起業家にとっても価値ある情報が記載されていますので、読む価値ありです。 【執筆】新規上場企業の目論見書分析note（https://note.com/watanabeyuya）