いわゆる「刈り取り型」ではない、ブランドとファンの関係性を築くデジタル広告は実現できるのか？をテーマに、佐藤尚之さんとLINE広告の宮本さんに対談いただきました。 仕事柄、広告の動向には興味を持っているため、デジタルでも「ロジック」と「感情」の使い分けが大事…という話は認識していたのですが、では、それをどう実現するのか？という部分で、非常に勉強になりました。 個人的な感想ですが、「ユーザーに有益な情報を届ける」精度が今後限りなく上がっていくとしたら、それは単なる「広告」ではなく、何か別の名前を冠するコミュニケーション媒体になるのかも、と思いました。

近年よく耳にする「個別化学習」。新学習指導要領の施行も相まって、教育現場で検討が進んでいるのですが、なぜ今？どうやって実現するの？と調べていたのが、企画の始まりです。 キャリア然り、「個」を活かすというのは、理想的である一方で、フォローの仕組みやコスト面など、考慮しなくてはいけない部分が多々あるのも事実。 そういった部分を、「個別化学習」に先だって取り組んできた方々は、どうクリアしてきたのか――学研教室の川端社長とライフイズテックの水野CEOにお聞きしました。ぜひご一読ください。

日本マクドナルドは、今年1月に「もっとファミリーに寄り添うブランドへ」と宣言し、ハッピーセットのリニューアルを発表しました。 個人的な話になりますが、小さな頃からマックのポテトが大好きで、母親からも「小さい頃の口癖は『ポ（ポテト）』」とだったと、よく聞かされていました（苦笑） そういった背景もあり、マクドナルドは以前からキッズ、ファミリーに寄り添う場所、というイメージがあったので、なぜ今改めて宣言を…？と思ったのが企画の始まりです。 BRANDFARMの工藤拓真さんをお迎えし、マクドナルドの小嶌伸吾さんと、ブランドがミッションやスタンスを提示する意義、そして愛されるブランドはいかにして作られるのか── をお話しいただきました。ぜひご一読ください。

もともと「スローガン」や「ミッション」「バリュー」といった、なんらかの共通言語をチームで持つカルチャーが好きなのですが、なぜそれが重要なのか、取材を通して、クリアになった気がします。 企業の取り組む事業や働くメンバーは、時の流れと共に入れ替わり、変化していく。だからこそ、企業は経験を言語化し、「共通の価値観」として持つのだ、と腹落ちするとともに、改めて「言葉」のもつ力強さに、尊さを覚えました。

記事の最後で「個人レベルで再分配に対し、貢献できることがあるか」と問われていたのが印象的でした。それに対して、言葉を選びつつも「何もできない」とアンサーがあったのも興味深い。だからこそ、政治があり、選挙があるのだと、改めて感じました。一つ挙げるとすれば、「関心を持ち続けること」かもしれません。