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にゃぜ「猫のような生き方」ができにゃいのか?
大場 紀章ポスト石油戦略研究所 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表
私の理想はヒキガエルの様な生き方
G7、ロシア産石油に価格上限案 制裁の実効性確保へ
大場 紀章ポスト石油戦略研究所 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表
価格上限論は少し前から議論されていたが、何かの商品を買う側が値段の上限を一方的に決めるなどと言う商取引があり得るのだろうか。
輸入の削減を行っても、価格の上昇のためにロシアの石油収入が減るところが増えてしまっているという現実を受け、他に制裁の手段を失った西側諸国の外交当局がエネルギー政策に無理難題を押し付けているだけ、と言う気もする。価格が上がるなら下げればいいだろうと言う短絡的な発想。
米ソ冷戦期は、サウジアラビアがアメリカに協力して、石油生産量を意図的に増やし原油価格を低く抑え、ソ連の石油収入を抑制し石油産業を崩壊させたと言うことがあった。しかし、現在ではアメリカとサウジアラビアの関係は冷めてしまっている。
上限を設けるというが、逆にその価格を下回れば取引をしても良いと言うことになる。そのような取引はすでに広く行われていて、ロシア産原油の1つウラル原油は、ブレント価格よりおよそ40%割引されてインドなど取引されている。そうした安いロシア原油を使って精製されたガソリンやディーゼルはアメリカやヨーロッパ、アフリカなどに流通していると言われている。
というか、EUはすでに年内にロシア産石油90%輸入停止宣言しているので、EUを含むG7の中でロシア産石油の輸入停止を宣言していないのは日本だけ。このような宣言に果たしてどんな意味があるのだろうか。
(歩きながらの音声入力のため誤字が沢山ありましたが修正しました)
ガソリン3週連続の値上がり 173円90銭、原油高で
大場 紀章ポスト石油戦略研究所 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表
減税しろという声が一部でありますが、私もそうすべきと思う一方で、既に元売り補助という判断をしてしまったので、今更現政権でのトリガー条項発動等の減税措置を望んでも、もはや仕方がないです。今後も同様の措置が適当かどうかという議論をすべきでしょう。
米国では過去最高となる5ドル/ガロン(約150円/Lに相当)を記録し、インフレも含め政治問題化していますが、日本は40円もの補助金のおかげで、この円安下にあってさえそれほど大きな値上げになっていません。
本来、213円になってるのが世界の現実。それを知らずに居られるのが、幸せなことなのか、ただ無知にさせられているのか。
原油価格は先週のFRB利上げとリセッション予想により、6月上旬の122ドルに比べ20ドル以上値下がりしました。原油価格からガソリン価格への価格転嫁の時間差は凡そ1ヶ月なので、7/10頃までもう少し上がり、その後は下落します。ただ、下落局面の転嫁率は低い(およそ20%)のでなかなか下がらないでしょう。

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