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Over half of the artists who generated at least $10,000 on Spotify last year are from countries where English is not the first language - Music Business Worldwide
Music Business Worldwide
山口 哲一StudioENTRE株式会社 代表取締役
3月になって、様々なデータが発表されています。注目度の高い、IFPI(国際レコード産業連盟)の「グローバルミュージックレポート」によれば、2023年のグローバル原盤市場の売上高は前年比10.2%増加し、286億ドルに達しました。9年連続のプラス成長で、過去最高を更新中です。  Spotifyがアーティストを対象に公開しているレポート「Loud and Clear」2023年版は興味深いデータが並んでいます。総額に続くポイントとして挙げているのがMore Money at Every Levelです。1万ドル(約150万円)以上、10万ドル(約1500万円)以上、100万ドル(約1.5億円)以上の収益をSpotifyから得たアーティスト数がすべてのレベルで約3倍になっているというデータです。  1万ドルあれば立派な副業だし、ライブなど他の収入と組み合わせれば、音楽専業にできる可能性もある、10万ドルなら立派なプロです。100万ドルを超えるとビックアーティストの入口に立っていると言えるでしょう。Spotifyが音楽家の活動を広げることと、全体の底上げの両方で貢献していると胸を張るのも理解できます。  インディーアーティストの売上が初めて、Spotifyの総収益の半額を超えたと報告しています。いわゆるDIYのアーティストと独立系レーベルのアーティストを足した比率です。メジャー3社(ユニバーサル、ソニー、ワーナー)が7割前後と強いシェアを持ってきたグローバル市場でのこの数字は、音楽における多様性の確保しているとも言えますね。まだしばらく、インディー比率は上がっていくのではないでしょうか?再生回数をベースに分配するストリーミングサービスでは、売上=ユーザー再生数ですから、ユーザーの嗜好が多様であることを意味しています。  日本人が最も注目するべきポイントは、Spotifyで10,000ドル以上を稼いだアーティストの半数以上は、英語が母国語でない国の出身というデータです。  世界のポピュラーミュージックの中心は、ポップスというものが生まれて以来、曲というのが大基本でした。その状況が大きく変わり、まさに多様性のある音楽界が始まりつつあるのです。  ここに日本人のチャンスがあります。 https://note.com/yamabug/n/n31df66c42b4e
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山口 哲一StudioENTRE株式会社 代表取締役
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