Picks
27フォロー
42フォロワー
どうやって微笑しながら死ぬか
NewsPicks編集部
柴田 新介株式会社NewTrust 代表
株主総会に来させないためのありとあらゆる努力。ここでは詳しく書けないが、一言で言えば「正面突破」である。ーー ビジネスは人間力であり、総力戦。ifがない。 常に真剣勝負。ここでの「ありとあらゆる努力」とは、最悪を想定して、最善になるためのイメージを緻密に落とし込んで、ありとあらゆるパターン角度から、アプローチを重ねた結果だと感じます。まさに「総力戦」だったんだと思います。 23年間で22冊ものベストセラーを出し続ける幻冬舎。今年は早々に「蜜蜂と遠雷」恩田陸著が、直木賞と本屋大賞と言う歴史的快挙を成し遂げた。作品が素晴らしく、類を見ない群像小説。ベストセラー入りは間違いない作品です。 伝説の編集者、出版界の革命児と呼ばれた見城さん。見城さんはこのようにおっしゃった。 僕は死の直前まで、今日は今日の戦いをするだけだ。微かに笑って死ぬために僕は今日も戦っている。ーー 「微かに」笑うために、今日という日の、今日の戦いをやり抜く。小手先、上辺、表面的な「道徳」を説く経営者は数多存在する。「死」を見据えて、「自分で自分に○をあげて死ぬ」事を示してくださる経営者は、見渡しても全くいない。 全24回を通して、たくさんの刺激をいただけました。過去の著作にないエピソードや、たくさんのお写真も掲載されて、とても楽しく拝読しました。ありがとうございました。全てを読み通して、見城さんの声が背中から聞こえてくるような気持ちになります。 「それで、君はこの瞬間から何を戦うの?」 見城さんの言葉を胸に、僕の戦いを生き切ります。連載、ありがとうございました。
440Picks
上場廃止を決意。還暦の誕生日、借金63億円を背負う
NewsPicks編集部
最初の6冊がすべてベストセラーに。創業9年目に上場
NewsPicks編集部
柴田 新介株式会社NewTrust 代表
作家や表現者との絆を作り上げるために、経費を他の社員の何倍も使う。裏を返せば、何倍ものプレッシャーと戦いながら実績を積み上げる事だと思う。結果が出なければ当然非難の的になる。 だが実際は角川書店のベストセラーの6割を手掛けるダントツの結果。直木賞製造マシーンと呼ばれるほどの圧倒的に突き抜ける結果があったからこそ、許される経費の使い方なのだと感じました。 また、結果を出すには何かを差し出さなければならない。見城さんは、365日会食を行い、妻や子どもと言う家族の時間を持たず、全身全霊で編集者としての仕事に打ち込んでいたんだと、全てを編集者として捧げていたのだと感じました。 独立してからの創業期は今まさに自分が直面している課題として、資金繰りがあります。 途中でショートしないか、守りすぎか、攻めすぎていないか。色々と悶々とする事は多いのですが、見城さんのおっしゃるように「出るお金より入るお金が多ければ」上手く回るはずなので、ガンガン積極的に攻めるように、意識を向けています。 ノルマを課す事はなく、それぞれの意識に任せる事は、強く自分を律しなければならないし、またこれだけのずば抜けた実績を少数精鋭で上げていることからも、幻冬舎は見城さんの気持ちがしっかりと染み込んだ戦闘集団なんだと感じています。
239Picks
角川春樹氏、逮捕。大恩人に弓を引く
NewsPicks編集部
柴田 新介株式会社NewTrust 代表
辞表を提出した時は、今までに何度も熟慮し、葛藤し、提出しきれなかった末の結果だった。 角川春樹さんの事件がきっかけで、止むを得ず恩人に向かって弓を引いた。苦渋の決断だったと思います。たくさんの時間を共に過ごして来られた師弟関係の絆に自ら手を下して切らなければならない。 GNO(義理、人情、恩返し)を貫き通し、敬愛なさった師の突然の閃きを具体化するために、徹底的に結果を出し続ける。走り続ける。 寝食を共にし続け、いついかなる時も一緒でいるほどの厚い相互の信頼。それほどの絆を結んだ恩人に、止むを得ず弓を引かなければならない苦しみ。 そのまま継続して、見城さんが角川書店に残る選択肢を取られていたら、将来のポストでは何不自由なく、生活を送れることは確定していたはずです。 GNOを貫き通し、自ら角川春樹さんの辞任をきっかけに、長年勤め上げた会社を退職する。 以前のAbemaTV での「徹の部屋」で、ゲストが角川春樹さんだった時の、見城さんの笑顔がすごく印象的でした。 「社長!」とお呼びする見城さん。 「見城の才能に早く気づいたのは、俺だ」と嬉しそうに語る角川春樹さん。 事件により当時、止むを得ず、弓を引かなければならなかったにせよ、今もお二人は強い絆で結ばれた角川最強タッグであることに間違いないと確信しています。
183Picks
計算通り。郷ひろみ『ダディ』ミリオンセラーの舞台裏
NewsPicks編集部
柴田 新介株式会社NewTrust 代表
「これほどの努力を人は運という」 「ダディ」が出版された時の記憶は、未だに残っていて、当時テレビの大々的な報道により知ることになった。 あの時に、ギリギリの状態で出版にこぎ着け、鮮やかな結果として、ミリオンセラーになっていたことは、当時は全くわからなかった。 ただ、本が記者会見代りになっていることに、驚嘆した。 初版50万部は前代未聞。現在に照らし合わせると、50万部を初版で刷ることができる表現者の方が何人いるか疑問です。 8割勝ちに持っていくために、圧倒的努力を積み重ねていく。 人は「運がいい」という言葉で片付けてしまいがちですが、普通の人と比べて、質と量と熱狂が桁違いであることが多い。 「これほどの努力を運という」 郷さんとのエピソードは、この言葉を僕に強く感じさせてくれます。 そして郷さんも、林さんも、表現者は、止むに止まれず表現をすることでしか、自己救済できない方々なんだと感じます。 作家でもミュージシャンでも、歪みが生み出す苦しみから、表現をすることによって、作品が生まれて、大衆の心を打つ。 そこに本人が描きたくないものを、描いていただく。 作家の方に、作品を出していただくには、いかに辛い、苦しい、困難な道のりであるかを想像します。
306Picks
「感想」こそ人間関係の第一歩。五木寛之への手紙
NewsPicks編集部
NORMAL