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「共通点多くあった」 米副大統領候補の討論は「礼儀正しい論争」に
前嶋 和弘上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)
けんか腰かとみていましたが、ヒステリックに決め台詞(サウンドバイト)を叫ぶのではないかつての討論会への回帰。大統領候補二人とは異なりどちらも政権入りはしていない分、人格攻撃はなし。ウォルズが何度か大きくうなづいたり、「17歳の息子が銃撃を見た」というウォルズの話に対して、発達障害というハンディがあるガス君なので、バンスが気遣い。バンスは気遣いも。ただ、外交からエネルギー、景気浮揚、中絶などの政策や、議会襲撃への立場はあまりにもかけ離れていて議論にならず、ハリスとトランプの討論会と同じ。「何かあった時に大統領職を担当できる」という副大統領としての資質を二人とも証明。バンスの切れも、ウォルズの熱量も画面から伝わってきました。どちらの支持者も納得。モデレータのオドネルとブレナンの2人も的確な質問。ウォルズの方は例の”weird”を封印。ほぼ「全米デビュー」なので、言及し忘れたのかどうかはわからないところ。
コリアゲート事件の朴東宣氏が死去 日本政府に頼まれ日本擁護の対米ロビー活動にかかわったことも ソウルからヨボセヨ
前嶋 和弘上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)
「アジアのギャツビー」朴東宣が死去。朴正熙政権に対する米側の不満と在韓米軍削減を懸念する韓国政府とKCIAがは朴東宣を使って連邦議員の多くにカネをばらまいたのが「コリアゲート」。ウォーターゲート事件直後の発覚だったので一大スキャンダルに。
90年代に私自身がジョージタウンの学生だった時に韓国を訪ねた際、自己紹介をすると誰もが「あの朴東宣の大学」というリアクションばかりだったことがとても印象的でした。朴東宣の拠点だったジョージタウンクラブは、まだ、大学近くのウイスコンシンアベニューの坂にあります。
ただ、ワシントンの韓国系コミュニティは、既に90年代には大きく育っていて、朴正熙や金鍾泌のような存在をあまり好ましく思っていない層もかなりいた記憶があります。あれから30年近くなり、いま、ワシントンのアジア系コミュニティで朴東宣という存在すら(まだ存命だったことも)知らない人が多いのかと思います。
Trump supporters drive lack of high confidence in election process in six battleground states, CNN polling finds
前嶋 和弘上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)
アリゾナ州、ジョージア州、ミシガン州、ネバダ州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州の6つの激戦州への調査(記事よりも元のデータからですが)「自分たちの州の票が正確に投じられ、集計される」ことを「非常に」か「ある程度」確信しているのは全体で68%。民主党支持者が92%に対し、共和党支持者は51%。「非常に確信」に限れば民70%、共22%。「非常に確信」に限れば民70%、共22%。
一方「全然確信していない」は全体で16%、民2%、共24%。
不穏な動きですが、トランプ陣営の要請で支持者の「選挙監視団」が雨後の筍のように生まれています。
NORMAL
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