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“囲いこみ”は終わり。時代は、オープン&クローズ戦略だ
堀田 大輔化学メーカー / CVC investor in USA
全部ビジネスなので、結局誰が得するのかを考えると、生データを提供する側ではなく、学習モデルやSaaSを提供する側なんですよね。
今後は良質な生データを持っているところが影響力を持つと思います。逆にその影響力を最小化するためにモデルしか持たない企業はデータの囲い込みと一般化を始めているような…。
自社でデータも取れてモデル構築とサービスもできる、それをブラックボックスにして、抽象的なインプットに対する結果物(情報や洞察)を他社に売るという事業は成功するかもしれません。
一方で、双方でデータ交換しましょう、大事な生データは直接見せないけどモデルは学習させるし、その予測はいろんなところで使うよという仕組みだとうまくいかないと思います。特に利益を求めるプレーヤーが多数関わるときは。この場合は、政府などが国として国内企業を支援するタイプだとうまくいくかもしれませんね。
洗濯機の再生プラスチック使用量を40%に。難しさと意義とは?
堀田 大輔化学メーカー / CVC investor in USA
サプライチェーン全体で考えるべきです。
リサイクルも、脱炭素も。
何に、どれだけコストがかかり、誰が最終的にコスト負担しているのか?誰かがモノや金で割りをくってないか?という全体像を見たいものですね。
リサイクルプラスチックはリサイクルしやすいものの奪い合いになることもあります(PETが好例)。頑張ってリサイクルしたものは高いので誰も使いたがらない。厄介な産業構造になっています。
EUの別産業のように、規制と罰金(または補助金)がブレークスルーになり得ます。一方でそれを嫌った企業がその地域を見捨てることもあるので難しい決断です。
【大量転職】3兆円ベンチャーの、日本人採用がすごい
堀田 大輔化学メーカー / CVC investor in USA
かなり多くの資金が集まってますが、収率が20〜30%でそんなに集まるとは思えない…ここへ投資した人達は何を見ているのか、どこに賭けているのか真実が知りたいですね。個人的に発見される成果に対してValuation高すぎな感じがしており、このままではいつか化けの皮が剥がれるのではと思います。
リサイクルをあげてますが、これにもエネルギーがかかります。特にNorthBoltのリサイクルテクノロジーは既存のhydro系だったはずなので、大量の化学薬品を使います。
LiBリサイクル領域には面白いスタートアップがたくさん出てきています。技術と同じくらいのビジネスモデルも重要ですが。
対象企業の良し悪しは別として、現場で取材されているこの番組はたいへんありがたいですし、面白いですね。
【衝撃】トヨタ絶望市場。最高益の先の「落とし穴」
堀田 大輔化学メーカー / CVC investor in USA
待ってました…!切り込んでガツガツいってくれるのを楽しみにしています。
低温が厳しい地域で普及しているのは理解し難いですが、(無理やり進める)政治の力は強いということですね。。個人的には世界ではまだまだオールBEVにはならないと思います。急速充電、長寿命、インフラが必要なことに加え、2030年のバッテリーリサイクルの課題もあります。トヨタの全方位戦略が功を奏すことを祈ってます。
ちなみにリチウムイオン電池は、低温では
・電解液の粘度が上がる→リチウムイオンの伝導が低下(拡散抵抗)
・正極と不極の化学反応速度が低下(電荷移動抵抗)
などにより、「内部抵抗」が上がります。
内部抵抗が上がると、放電時にロスが大きいので、結果として私たちからすると容量が少なくなって見えます。
温めれば容量が回復したように見えます。
低温で電池を劣化させるのは、不極でのリチウム金属の析出です。充電時にリチウムイオンは不極で黒鉛に挿入され、それに伴い黒鉛不極は電位が下がっていきます。一定以上電位が下がると、リチウムイオンがリチウム金属として析出する電位に到達してしまいます(電析)。
これが起きると、例えばセパレータを突き破って正極に到達してショートしたり、ぽろっとリチウム破片が取れてセパレータを破って時間差でショートしたりしてしまいます。
特に低温で急速充電すると何かの拍子にこの電位を下げすぎる負荷がかかってしまい劣化する可能性が高まります。
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