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急成長「NewsPicks」擁するユーザベースが抱える「海外展開の死角」
大熊 将八QuestHub CEO
ユーザベースCEOの梅田さん、CFOの千葉さんよりご指摘いただいた、本記事中の誤りについて、下記のように訂正させていただきました。
※行使下限価格について「3160円」と表記しておりましたが、正しくは「3275円」でした。訂正の上、謹んでお詫び申し上げます。
※文中、「ユーザベース社が保有するNewspicks USAの持分の損失は年間1.8億円が計上されていた」と表記しておりましたが、正しくは「2018年12月期、ユーザベース社が保有するNewsPicks USAを含む持分法による投資損失は年間1.8億円が計上されていた」でした。
※売掛金につきまして、「18年度第3四半期までで3.2億円」と表記しておりましたが、正しくは「18年度第2四半期までで3.7億円」でした。
※ジャパンベンチャーリサーチ社の第9期決算につきまして、2億1200万円の赤字と表記しておりましたが、正しくは212万円の赤字でした。
上場企業の財務内容を分析する記事であるにも関わらず、多数の間違いを掲載してしまったことを深く反省しております。これを糧に校正・校閲の体制を更に整え、読者の皆様にわかりやすく面白い、そして何より正確なインサイトを提供できるメディアになるよう精進いたしますので、今後とも「QuestHub Insights」をよろしくお願いいたします。https://www.qhinsights.com/
NewsPicksと私の出会いは2014年4月。私のブログの企画で梅田さんにインタビューさせていただきました。その後5月に当時東洋経済にいた佐々木さんの移籍について記事を執筆。7月より立ち上がった編集部の7人しかいない初期メンバーとしてインターンするという貴重な経験をさせていただきました。
それから5年。既存メディアも新興メディアも新しいビジネスモデルを描けない中、NewsPicksは国内でほぼ唯一の成功モデルとなっています。コンテンツに課金し稼ぐことで、制作費に再投資してよりよいコンテンツを作るというエコシステムを築き上げたNewsPicksをリスペクトしています。本気でリスペクトしているからこそ、必要な指摘ができれば、と考え今回の記事を執筆いたしました。いつかNewsPicksの健全な「ライバル」となれるよう精進しますので、応援をよろしくお願いします。
三菱商事は「経営人材」のプロ集団になれるか
大熊 将八QuestHub CEO
記事冒頭、純利益ベースで昨年は伊藤忠が1位になったが今年は三菱商事が復調し抜き返す勢いという話があるが、少し待ってほしい。
三菱商事は「包括利益」ベースで見れば純利益の半分程度の数字だ。包括利益には海外事業での含み損なども含まれ、商社の実態を表すのにより適した指標と考えられる。
あの電通も赤字、三菱商事の利益は実は半分!?「包括利益」とは何か?https://hbol.jp/132127
またそもそも、昨年は伊藤忠がナンバーワンになった、というより他が減損損失により大幅に利益を減らしただけだ。伊藤忠自身も、少し減益している。
1期における「純利益」は、ある程度会計上の工夫で作れてしまうもので、そこに騙されてもいけない。ましてや、騙されて「ナンバーワン」などと持ち上げるメディアに踊らされてはいけない。
決算書をただしく読むことで、メディアで見えているのは違う、企業の意外な実態はすぐ見抜ける:
「東大式 スゴい[決算書の読み方]」https://www.amazon.co.jp/dp/4594076793
名物社長には要注意!? 東芝、DeNA、オリンパス…粉飾決算、企業不祥事を見抜くための「6つの注意点」
大熊 将八QuestHub CEO
書きました。
”企業に対して独立的に接するべき経済メディアが、壮大な事業構想を語る社長を無批判に「イノベーター」などとして取り上げることがよくある。”
” 社長は「○年後に売上×兆円を達成する」とか「業界構造を一変させる」などと大仰なことを言いがちだが、その実現可能性について経済記者がきちんと検証した上で取り上げているケースは少ない。一般紙ならなおさらだ。”
”特に「名物社長」のような人物に対しては、社員のみならず記者やメディアもある種の「信者」となってしまって、業績目標が未達に終わっても批判的な記事が載らないこともある。 雑誌や新聞、ネットメディアに限らず、紙の書籍でも特定の会社や社長を持ち上げるものがよくあるが、これらも会社のある種の「販促資料」だと考えるべきだ。実際、自社で買い上げて広告宣伝費として計上していることもある。”
NORMAL
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