米倉 章夫
株式会社キャンサースキャン 取締役副社長（CSO/CPO）
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P&G Japanにて菓子、食器洗い用洗剤ブランドのマーケティングを担当し、その後、株式会社 キャンサースキャンの設立に参画。国立研究機関、厚生労働省、研究者等に対して、がん検診・特定健診受診率向上事業等、主に公衆衛生分野のソーシャルマーケティング戦略の策定と実施を行う。2019年度は全国約450の市町村国保に各種予防医療サービスのためのマーケティング施策、医療費分析を提供。 2014年9月に設立した株式会社Campus for Hを通じて、海外の研究機関との生活習慣病治療プログラムの研究開発に参加し、日本へのコンテンツ導入を準備中。 東京大学経済学部（BA）、Harvard Business School卒業（MBA, Class of 2013）。2013年６月にHarvard Business School Healthcare Initiative Japan Regional Directorに就任。World Non-Profit & Social Marketing Conference in Dublin(2011年4月)にて基調講演。
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新型コロナ１年で収束せず 専門家は厳しい見方、五輪にも影響
米倉 章夫株式会社キャンサースキャン 取締役副社長（CSO/CPO）
こうした外出制限が長く続くと、今後は、いま慢性疾患の治療をしている患者さんも通院しにくい/ 通院できない期間が長くなってしまって、疾患管理が難しくなるという問題が起きていきますよね。
ワシントンポスト紙でもハーバード公衆衛生大学院のバーネット先生がこうした問題を指摘しています。もちろんアメリカと日本では様々な仕組みが違いますが、事態が少し落ち着きはじめた段階で遠隔医療を活用した医療機関への受診を健康保険の保険者が勧奨する等、こうした問題への対応を考え始めるタイミングが早晩やってくるのではないでしょうか。
https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/04/08/covid-19-pandemic-will-end-americas-next-health-crisis-is-already-starting/?arc404=true&fbclid=IwAR27IcFq46tzf6679jk_db19lp4JaZTVKZfZBCpBkqEndy8hZOskJQmw-vM
実際、SARSが流行した時の台湾では、終息後に糖尿病に関しては、その影響で入院数がかなり増えてしまったのではと指摘する研究もあります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7135451/
こういう感染症は一度広がってしまうと本当に厄介ですね。
２２の病気、たばこ原因…がん・脳卒中・糖尿病
米倉 章夫株式会社キャンサースキャン 取締役副社長（CSO/CPO）
「がんなど２２種類の病気の発症や病気による死亡の要因として喫煙が「確実」との判定結果をまとめた。」というニュースを聞いても、この情報だけで禁煙を決意＆成し遂げる喫煙者は意外と少ないのではないでしょうか。これが予防の難しいところで、かつ面白いところで、だから予防分野はマーケター心をくすぐります。
ちなみに、本業の方の海外展開の準備が忙しくなって来て、しっかりとピックができなそうになって来たので、９月からプロピッカーをしばらくお休みさせて頂く事にしました。フォローして頂いた皆様、素敵なチャンスをくださったNewspicksの皆様、ありがとうございました！また復活する時にはどうぞよろしくお願いします。
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