氏家 夏彦

プーチンの支援を受けてベラルーシの独裁者となったルカシェンコが死亡すると、ベラルーシの政情は不安定化し場合によっては軍をそちらに割かなければならなくなります。ウクライナの大規模反転構成を目前にプーチンにとっては痛い事態ですが、もしかするとルカシェンコよりもプーチンの言いなりになる後継者を用意したうえで毒を盛ったのかもしれません。邪魔者は毒殺や自殺にみせかけた暗殺などで平気で殺すプーチンですから、何があっても驚きませんが。

犯行後の母親とのやりとりはまともなのですが、犯行時、特に警察官を殺害したのはまともではありません。犯人の目的は女性二人の殺害であり、通常の犯罪であればそのあとは警察からは逃げる、離れるのものなのだそうですが、この犯人は自分からパトカーに近寄りわざわざ持ち出した猟銃で殺害しています。とすると犯行時は異常な状態であったのかもしれず、何らかの薬剤の影響があったのか、それとも最初から警察官殺害までを計画していたのか。いずれにしても鑑定留置し精神状態を調べることになるでしょう。

大谷くんもホットドッグにはケチャップもマスタードも「なんにものせねーよ！」と言ってました。ジョコビッチも小麦は全くとらないし、トップアスリートが食に徹底的にこだわるのは普通ですね。

少なくとも米ソは長い冷戦時代を通じて意思疎通の道ができていますが、北朝鮮は何を考えているかわかりません。核の脅しはプーチンもしていますが、むしろ戦後初めて核攻撃をする可能性があるのは北朝鮮なのではないでしょうか。なにしろ北朝鮮が米国に対して持つ有効な武器は核兵器しかないうえ、対話不可能で何を考えているのかわからない人間が独裁者でいるのですから。

そもそも政教分離が定められている日本で宗教の信者の数を頼んで、本来なら投票しない候補者に投票させようという大もとの魂胆が問題だと思っていました。むしろ公明党が拒絶している憲法改正などに賛成する他の野党と選挙協力し連立政権にする方が正常な気がします。しかしこのことで岸田さんは絶好の解散総選挙のチャンスを逸したことになるかもしれません。

これが自作自演でないなら、ロシアの防空能力は本当にポンコツだということがわかってしまったことになりますね。しかしロシアの言うプーチンを狙ったというのはウソですね。誰だってあんな爆竹みたいな攻撃でプーチンを殺せるとは思わないでしょう。なにしろ被害は屋根が焦げた程度ですから。

八村塁くんがレイカーズに移籍してからまだ数ヶ月しか経っていません。その間に彼が見せてくれた成長は凄まじいものです。苦手だといわれていたディフェンスですが、相手チームのMVP男ヨキッチをレイカーズで唯一完全に抑え込んでいました。前のチームのウィザーズでの3年半より大きく成長したような気もします。来シーズンもレブロンやAD、リーブスとプレーする八村塁を見たいのですが、果たしてどうでしょうか。

青息吐息の日本の軍需産業を生き残らせるためにもよいことだと思います。

日本のリニアが実現し世界に普及すれば、時間を犠牲にせず航空機による移動を減らせるでしょう。しかしそのためには静岡県の川勝知事を何とかしなければなりません。

お金の支援もいいですが、もっと重要なのは子育て世帯を暖かく受けとめる社会にすることだと思います。近所の公園で子供の声がうるさいと文句を言う老人のために公園をつぶすような社会では、誰が子育てしたいと思うでしょうか。ベビーカーに赤ちゃんを乗せオムツなどを入れた大きなバッグを抱えて電車に乗る時、ベビーカーをたたんで全てを抱えて乗れという社会で誰が子供を複数生もうと思うでしょうか。うちの近所の小さなお子さんがいるお宅のお母さんと顔をあわせると、いつもうるさくてすみませんと申し訳なさそうに言われます。わたしはそれに対していつも「子供の元気な声が聞こえるのはうれしいことですよ、こちらも元気になりますから全然気になさらないで」と答えます。先日「高齢者は集団自決せよ」という発言が話題になりましたが、赤ちゃんや子供や子育て世帯に対して厳しく冷たくあたる高齢者は日本の社会、未来にとって害悪でしかないので、それこそ自決してもよいと思うくらいです。ちなみにわたしは高齢者です。

G7の「大成功」で解散総選挙の可能性はグッと高まりましたが、立憲民主党は野党第一党転落の危機に戦々恐々としているでしょう。しかし流れはもう止まりません。総務省の怪文書に飛びつき前の国会で無駄な時間を浪費した小西&杉尾コンビは立憲民主党のダメな姿を晒しましたが、これまでのスタイルを変えて支持層を広げようとすれば、岩盤の高齢左派が離れるでしょうし、大きく議席を失えば分裂すらあり得ます。立憲民主党の終わりが始まったのかもしれません。

以前、東洋経済オンラインにアニメ関連の記事を寄稿したとき制作プロダクションの方から、「日本のアニメ制作スタジオは本当にアニメが好きな人たちの集まりではあるものの経営に関しては素人ばかり、Excelで簡単にできる資金繰り表さえ作れない、だからいつまでも自転車操業状態になっている」聞きました。もちろんしっかりした経営を行い商品化権を独占したり製作委員会に加われるようなプロダクションもありますが数はとても少ないそうです。また実際に手を動かす現場では新人の発掘育成を計画的に行う余裕がなく、いつまでも新人が束になっても敵わないベテラン頼みという状態が続き、日本が制作できるアニメ作品の数は限界を迎えています。こうした日本アニメの構造的な問題に手をつけ最も重要な制作現場を底上げしていけば、日本アニメは世界市場でさらに発展するでしょう。