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巨大化する自社株買い、1000億円超相次ぐ-好業績・株安に意識変化も
占部 伸一郎コーポレイトディレクション エグゼクティブコンサルタント
株主への還元の中でも、日本は配当性向ばかり着目されますが、アメリカなどでは自社株買いが多くを占め、両者をあわせた総還元性向で考えるのが一般的とのことで、もちろんそれが合理的
そういう意味で株主を向いて機動的に自社株買いを組み合わせるようになることは日本の現状からすれば良いことですが、これが行き過ぎて手軽な株価対策として必要以上に行われると、本来は将来のための投資をすべきものまで流出することになります
まあ、当面は必要ない心配な気はしますが、、
ドコモ販売店700店閉鎖へ 全体の3割、ネット販売浸透
占部 伸一郎コーポレイトディレクション エグゼクティブコンサルタント
NPやってて良いな、と思うのは過去の思考の記録があり、答え合わせができること
2020年12月の下記コメントの論点で言えば結局店舗網の再編に向かったということですね
21年4月にはahamoも有償なら店舗サポートを受けられることにはなりましたが、有償ではあまり使われなかったということでしょう。先日の記事だと低価格プランが全体の3割ほどまで拡大したようなので店舗は成り立ちづらくなってるということで、店舗がなくなると従来のフルサービス側のサービスレベルも落ち、低価格プランへの移行が更に進むという悪循環になっていくのが怖いでしょうね
【過去コメント 転載】
今回のプランで価格とともに画期的だと思うのは、「ショップを使わない」という条件。契約時だけでなくサポートもなんですね
MVNOを売る上で予想以上にハードルになるのは「いざという時に相談する店舗がない」ということで、NP読者が思うよりここは根強いです
なので、このプランを申し込む人はマジョリティでないと見込んでいるんでしょうが果たしてどうかはある意味壮大な社会実験であり大変興味があります
キャリアサイドから考えると、携帯代理店は重要なインフラ。維持するためには、生かさず殺さずのインセンティブを配り続ける必要があります。そのなかで店の仕事を減らすようなプランを投入するには大きな意思決定が必要だったと思われますが、今後の代理店政策として店舗の統合再編に向かうのかも重要な論点
仮に店舗網を維持するとすれば、ahamo以外の既存利用者でそのインフラコストを負担する必要があるので、コストで考えれば既存利用者の値上げにつながってもおかしくない施策とも見えます(もちろん値上げはしないでしょうが)

【暴落中】アメリカは今、テック株どころじゃない
東大合格者は毎年500人以上! 鉄緑会「公式ノート」が地味にスゴい
占部 伸一郎コーポレイトディレクション エグゼクティブコンサルタント
東京の一部の人以外あまりなじみがないかもですが、鉄緑会の名前は東大法学部の同窓会の「緑会」と、医学部の同窓会の「鉄門会」から名付けられたという、初めて聞くと「うわっ」となる名前です。自分が大学受験した20年前もありましたが今ほどの勢力ではなかったように思います(自分は通ってませんでした)
東大実績のある進学校だと入塾試験が免除される「指定校」となっており現在は14校あるとのことで、少しずつ変わっているのでこの指定校に入るかで中学受験の人気にも影響を与えると言われています。ググっていると指定校の変遷をまとめたサイトを発見して面白かったのでリンク貼り付けておきます
こちらによると20年で指定校から外れたのが・学大附(東京)お茶の水(東京)、巣鴨(東京)、桐朋(東京)、武蔵(東京)、白百合(東京)、逆に加わったのが聖光学院(神奈川)、栄光学園(神奈川)、豊島岡(東京)、渋谷幕張(千葉)、渋教渋谷(東京)とのことで、変動がよくわかります
https://juken-rush.com/contents/?id=10370

【DX官僚】僕らは「5000ものアナログ規制」を変えていく

【解説】パナソニックが、ファイナンスに目覚めた
占部 伸一郎コーポレイトディレクション エグゼクティブコンサルタント
確かにソフト会社の巨額買収からの経営統合→子会社上場で、中計の注力分野の一つとしてサプライチェーンを掲げるというのはこれまでにない動きだし、変化への兆しを見せながら電池や車領域でうまくいかなかったところからの反転攻勢のスタートになる期待感はあります
資本か負債かという議論では、リスクあるものは資本でというのはそのとおりですが、もう一つの論点は親会社調達か子会社調達かという点ですが、コングロマリットディスカウントが効いていて調達するには希薄化も伴う親会社より、親子上場の批判は受けてもsaasで成長領域に絞った子会社上場のほうが良いという判断でしょうし、ハード屋さんである親会社の「汚染」を遮断して出島にするという意味合いもあるんでしょう
一つ心配なのはsaas銘柄のバリュエーションが大きくしぼんでいる中でどの程度調達できるかですね
企画段階ではまさかここまで落ちるとは思ってなかったと思うので

【本音トーク】テック株暴落の次に起きること
占部 伸一郎コーポレイトディレクション エグゼクティブコンサルタント
テック株の調整によって問われるのは大企業の胆力です
DXを進めないといけないが自前ではできないレガシー型企業にとってスタートアップとの連携や取り込みは大きな経営テーマでしたが、買収するにはいかにもバリュエーションが高すぎでしたが、大きな調整局面に入った今こそ、資金ニーズ、エグジットニーズが出てくるテック企業へ投資する大きなチャンスです
さらにリーマンのように実体経済全体がが傷んだわけではないので業績は好調
この千載一遇のチャンスに攻めに出られるかが試金石で「どこまで下がるかわからないから、、」とひよるなら単にブームに浮かれていただけ、ということ
こういう局面ではcash is kingなわけで、長期のリスクを取れるというのも大企業の強みを活かすべき局面です

【完全解説】スタートアップの「冬の時代」がやってきた
占部 伸一郎コーポレイトディレクション エグゼクティブコンサルタント
不動産、新興国、ITセクター、ビットコイン。世の中、お金が余るとリスクはあるが大きく伸びるかも、というセクターに金が集中し、需給の逼迫から本来の価値を超えて「将来の値上がり」目当てに更に金が集まりバブルとなりいつか破裂する。しかしバブルの渦中にいるとそれが「バブル」かは気づかない、という歴史が繰り返されたといえばそれまでですが膨らみに膨らんでいたので影響は大きいですね
もう一つの兆候として、利益倍率以外でバリュエーションされ出したら危険、というものもあります。昔のドットコムバブルの際は、利益が出ないうちから高い価値がつくのを説明できず「ページビュー(PV)倍率」が用いられたこともあったというのは若い人に言うと笑われるかもですが、近年のSAAS企業を売上倍率で評価していたものと本質は同じです
将来利益の先行指標になり得るのは間違いではないですが、先行指標だけ良くても将来利益に結び付けられない企業がどんどん混ざり込んでいくのが世の常です
それでも多くの投資先から1社当てれば投資は回収できる、という投資家が増えるとどんどん資金がじゃぶじゃぶになるが、将来高値で売れる見通しが無くなると急に資金が収縮する、という構造になってしまいます

【決算まとめ】孫正義、過去最大1.7兆円赤字に守りを固める
占部 伸一郎コーポレイトディレクション エグゼクティブコンサルタント
極めて当たり前ですが、テック業界を代表するビッグテックに投資していくというソフトバンクのビジネスモデルは、孫さんの言う「情報革命」によってテック企業の業績が拡大するという要素と同じかそれ以上に、株価倍率(マルチプル)がどう変動するかという要素のリスクを取っているということが再確認された決算
業界のマルチプルはピュアに見れば株式市場参加者の業界の将来業績に対する期待ということですが、それ以上に世界でのマネーのだぶつき具合が与える影響が大きく、過剰流動性による高バリュエーションが引き締めによって是正されると企業業績の動向ではカバーできないレベルの変動が起こるということですね

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