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【3分解説】メディア事業で初の黒字化。サイバー復活決算の全貌
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
全ての事業が強い決算
まずは祖業の広告代理業がいまだに堅調に伸び続けているのがベースで、電博とネット広告の取り扱いで比べたグラフが印象的で完全に3強で電博をリードする立ち位置
ネットの強みからテレビに拡大する動きを見せてましたが順調なのかは気になる所
ゲームはウマ娘は落ち着く代わりにグラブルのコンソールがヒットとのことで、コンソールでロールプレイング作り切る制作力がある証明でこれもすごいこと
一番の注目のメディア事業の黒字化とのことですが、やはりWINチケットの成長や利益にかなり支えられている構造ではありますが、abemaも視聴UUや広告、課金ともしっかり伸ばしていて、W杯終了によって踊り場になっていないことがすごい。目盛りからみると四半期100億くらいなので年間400億だとすると、テレビ東京の広告収入が600億強とのことなので、完全に地方局は抜かしてキー局の一角に近づきつつある感じですね
WINチケットを持っていることによって、(水原事件で冷水がかかってますが)今後スポーツベッティングが広がると一番強みを活かせるポジションにあるという指摘もあります
かなり凄みのある決算でした
ヒット作に不可欠な「ポスプロ」第一人者が明かす最前線と、『今際の国のアリス』での挑戦【DIG Business】
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
TBSが作ったTHE SEVENは、国内のテレビ放送ではなく最初からSVODプラットフォーム向けに世界に向けて映像を制作するという意欲的な取り組みで、テレビ局が蓄積してきたコンテンツ力が世界で通用するかを占うものだと思ってます
コンテンツ制作で差別化になりうる一つは映像加工技術なわけですが、「ポストプロダクション」という言葉の通り「後工程」的にしか扱われてこなかったものが、映像全体をプロデュースする役割に進化しているというのは納得だし、まだまだそこに対応できていないことが分かる内容
また、コマ割りとか、色味とか国際標準ではない日本独自の規格が色々あるというのは知りませんでしたが、この辺も心理的かつ実際のバリアーになっちゃってるんでしょうね
【ビザスクCEO】米国M&Aで大赤字。「リサーチ不足」を猛省
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
コンサルティング会社なら大変お世話になっているビザスクさん
海外展開のために思い切ったM&Aとファイナンスでしたが、買収先の会社の業績がこんなに悪化していたとは知りませんでした
以前、ICCカンファレンスでビザスクさんとUZABASEさんが一緒に出たM&Aについてのセッションでモデレーターをやりましたが、その際には先にアメリカの大型M&Aに挑戦し、残念ながら撤退したという意味で先輩のUZABASEさんから、これからPMIに挑むビザスクさんにエールを送るという構図でしたがなかなか踏ん張りどころですね
インタビューを見る限り、持ち前の明るさ前向きさは失ってないようなので応援しています!
【実例】AIが「金融マン」の仕事を奪い始めた
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
新人アナリストを置き換えるのが手っ取り早いという話
読みながら思ったのは、「新人」をどう位置づけるかだなあ、ということ
しっかり育成して将来の人材として見ているのであれば、すぐに「削減しよう」とはならない気がしますが、高給を夢見て死ぬほど働き、激しい生存競争の中で一握りが残れば良い、それ以外の人はある意味やりがい搾取的(とはいえアソシエイトでも高給ですが)に使える労働力、という構造が前提になっているような気がしました
実際は転職組なども多いんでしょうから当面は良いとしても、中途の人も最初は新人だったわけで、社会全体が他社が育成した人材を中途で採る、という方向に行って社会全体で「育成」の機能が失われていくとどうなっていくんでしょうね?
“消えない広告” ×マークが押せません!?
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
①操作ミスを誘う
②デザインを偽装
③誤って触ってしまう
④バツマークがわかりにくい
どれもありますね(①と③が同じに見えますが)
画面をスクロールしようとすると意図せず押したことになるくらい大きなサイズってのもあるし、ダークではないですが全面に出てくるとか、かなりイラッと度が高い
メディアもビジネスなのでこの先読むには有料会員とか、広告見ればとかは仕方ないですが、2ページ目に行くところまで押せるのに、そこで読むには広告見ろと出てくるダイヤモンドオンラインのパターンは毎回イライラします
一時期、「パーミッションマーケティング」という言葉が流行ったときに対比として使われたのが「土足マーケティング」という言葉でしたが正にそんなものが氾濫してますね
レゴ、「おとなのファン」のおかげで10年で売り上げ倍増
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
玩具やホビー商品を購入する大人を、kidとadultの造語で「kidult」などと言い、世界的なトレンドとなっています
記事にはないですが、日本のキャラクターが世界でブームなのも、子どもの時に違法なコピー動画などを見ていた人たちが、おとなになって経済力を持つことで課金しているとも言われていて、意図せず壮大なフリーミアム戦略を取っていた形になっています
また、成長によって数年で通り過ぎてしまう子どもと比べて、好きなら何年も買い続ける大人はLTV的にも良いのですが、一方で利益を求めて大人に振りすぎると将来のファンである子供向けが疎かになるので、このあたりの比率をどうコントロールするかは各社気を使うポイントになっています
ドバイで「過去75年間で最大」の大雨 1日で2年分の降水量
【スクープ】グーグルが日本のマスコミに「宣戦布告」か…新聞社に突きつけた「不平等条約」の中身と「AI記者」驚愕の実力
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
既に力関係的にはプラットフォーマー側が強い中では「宣戦布告」という表現はしっくりこないですね
以前から言われていた表現で言えばせっせと情報を作っては領主に納めて僅かな手間賃を得るという例えとしての「デジタル小作農」という表現がぴったりですね
しかも本当の小作農と違って、納めた情報は蓄積されて活用されるのでその差はどんどん開いていきます
これをやられると流石に速報系のメディアは滅んでいきますので、近年のプラットフォーマー規制の中で何らかの規制がかかる気はしますが、Googleがやらなくてもこの流れは不可逆でなので時間稼ぎにしかならなそうなきはします
【早わかり】ゲーム業界を変えた「4つの地殻変動」
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
従来型コンソールゲームとの比較は記事のとおりと思いますが、ダウロード販売も同時プレイも、スマホゲーで既に実現しているものであって今おきて変革ではない
スマホゲーでの競争も、以前は一発当てればでかいということで新しいプレーヤーが勃興しながら、作品あたりの開発費が上がってきて、それが中国デベロッパーの台頭で決定的になったイメージですが、その流れが変わってきていると言っているのか、そうは言ってもたまにはヒットが生まれるよね、ということなのか、今ひとつ趣旨がわかりませんでした
やはりスマホゲーとコンソールやPCのガチゲーは市場が違うという前提なのかもですが
パルゲームも、社長のnoteを見る限り、傑出したスーパーな人が効率的に作り、それでも10億円かけて作っているわけで、パッと「インディゲーム」という言葉を聞いて想像する桁よりはだいぶ大きいはず
【警告】残業規制で、物流業界の人手不足が逆に「加速」する
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
「魅力的な職業でなければ人は集まらない」ということで残業規制を強くするというのは理にかなってるところもありながら、それで稼げなくなったり、やりがいが無くなるとマイナスの効果であるという指摘はその通り
長らく「働き方改革」でとにかくホワイトさを追い求めて来たなかで、「働きやすさ」だけでなく「働きがい」をいかに追求するかというのは、しっかりした会社ではここ数年のキーワードになっていますし、先日の日経新聞の特集で、口コミサイトからスコア化して業績との相関を見ていた分析はとても面白かったですが、物流業界においてもその議論が一周遅れて来るんでしょうが、やはり労働集約な仕事ではあるのでそこに至るのはまだ数年はかかるでしょうね
【転載 日経新聞】ホワイト企業はモーレツに敗北 働きがい高めプラチナへ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF110IV0R10C24A3000000/
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