森 智也

ベゾスは、宇宙により良い未来を築くことをミッションに掲げている。 もしこの文書の内容が事実なら、それは見かけだけの「良い未来」になる。 「もしこの会社の文化や職場環境が、ジェフ・ベゾスが思い描く未来のテンプレートであるならば、現代社会の最悪の部分を反映することになります」(オープンレターより)

先日に歴史的快挙を成し遂げたInspiration4について、WIRED.jpで記事を書かせて頂きました。 このミッションは「第2の宇宙時代の幕開け」と言われていますが、今後の宇宙開発にどんなメッセージを投げかけているのか。是非お読みいただければ嬉しいです。

ついに飛びましたね！ほぼ時間通りに打ち上がり、第一段ブースターも再着陸し、宇宙船も無事デプロイし、完璧な打ち上げだったのではないでしょうか。 このInspiration4ミッションは、さまざまな理由から宇宙開発の新たな幕開けと呼ばれていますが、いくつか特筆すべき点は: ・完全民間主導の有人宇宙飛行。民間企業のSpaceXが、民間人を乗せ宇宙にいく。政府の関与がない、初の試みです。 ・高度540kmまで到達。国際宇宙ステーション(ISS)は約400kmです。このミッションはSpaceXの次の大きなゴールである火星に人類を送り込むまでの大事な一歩。ISSより上を目指すことが重要でした。 ・4人のうち2人は、歴史的に宇宙へ行く機会を与えられなかった人たちを代表する。サイアンは、黒人女性として初の宇宙船パイロットとなり、ヘイリーは骨肉腫サバイバーで足に金属ロッドを埋め込んでいます。 この最後の点について、新しく始めたニュースレターで書いています。手前味噌で恐縮ですが、ぜひお読み頂ければ嬉しいです。 https://www.getrevue.co/profile/leonov/issues/1-755448

宇宙旅行におけるデザインの役割と可能性について、記事を書きました。 ブランソンやベゾスの快挙に見られる民間宇宙旅行サービスの台頭によって、宇宙に行ける人や訪問の目的も多様化し、滞在期間も長くなるでしょう。その際に大切になるのは、誰もが快適に楽しめる旅行体験をデザインすることだと考えています。 3年前に宇宙スタートアップを退社し、デザインコンサルIDEOへと転職して以来、宇宙とデザインの交点を模索してきました。本記事は、昨年の春より会社の仲間と一緒に取り組んできた、無重力の生活をより快適にする方法を考えるパッションプロジェクトの最初のアウトプットです。 これからも、プロダクトや体験など幅広いデザインの領域から宇宙を目指していきたいと思います。

NASAが、2024年の有人月面着陸「アルテミス」を視野に、月面へのペイロードを輸送する民間企業3社を発表。 ・Astrobotic (打ち上げロケット未定) ・Orbital Beyond (打ち上げロケットはスペースX Facon 9) ・Intuitive Machines (打ち上げロケットはスペースX Facon 9) 各社は2020、2021年に打ち上げる予定だそう。

すごい！！！中国の技術以外にも、スウェーデン、ドイツとオランダの科学装置も搭載しており、国際協力の上成り立っているミッションでもあります。しかし、やはり月面裏との交信と、着陸を成功させた中国には圧倒されるばかりです。 以下、中国語の記事ですが、着陸船に搭載されたカメラが撮影した、月の裏側の様子の写真も投稿されています: https://media.weibo.cn/article?id=2309404324364056182564