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【秘録】スナップチャット創業者に、未来を賭けた投資家
湯浅 エムレ秀和Globis Capital Partners Director
最も憧れるキャピタリストの一人がPeter Fenton。彼のYouTubeやpodcastはほぼ全て聞いて何度も聞き返しています。そんな彼をNewsPicksが独占取材してるのは凄すぎます。日本では初かもしれませんね。
Peter Fentonは2007年から2020年までMidas Listにランクインしており(おそらく今年初めて落ちた)、投資先もZuora, Yelp, New Relic, Twitter, Zenly, Zendesk, Docker, Elastic, Optimizely, Wildlife Studios, Airtableと巨大企業/ユニコーンが続きます。しかも、そのほとんどがシード/シリーズAから入って、10年前後かけてボードに参画しているので、いわゆる「ちょい乗り」投資ではありません。
2020年にBill Gurleyが(今後のファンドからの)GP引退を発表したことで、Peter Fentonが現役GPでは最年長となりました。記事後半にもあるように、彼としては25年間トップティアを走り続けてきたBenchmark Capitalの世代交代やGPバックグランドの多様化に注力しているのだと思います。
ちなみにトリビアですが、Peter Fentonの父親Noel Fentonは3社のITスタートアップのプロ経営者を経て、Trinity VenturesというVCを立ち上げており、今も現役です。Peter Fentonも父親が引退するまでは引退できないのかもしれません笑
【速報】Dropboxの上場申請書の詳細
湯浅 エムレ秀和Globis Capital Partners Director
週末にS1読みましたが、柴田さんのサマリーが秀逸過ぎてこれだけでも良かったかも。。
文中の点に加えて、特に印象的だったのは、
1. 粗利率が3年で約30%から約70%と劇的に改善。AWSから自社データセンターへ移行した効果も大きいでしょう。このレベルの改善率は中々お目にかかれません。
2. Negative Churnになっている。解約よりも有料切り替えやアップグレードの積み上げが上回っている証左です。理論上、しばらくはほっといても売上が増え続けることになり、かなり強いビジネスモデルとなっています。
3. Sequoiaが約25%保有。仮に$10bnの時価総額がつくとすると$2.5bnもグロスリターンとなり、ファンド何個分も返せるでしょう。2008年のシードラウンド(Val $25m)からリードしており、10年越しのリターン創出です。
イーロン・マスクの考え方について考えてみた
湯浅 エムレ秀和Globis Capital Partners Director
イーロン・マスクはZip2、X.com、Tesla、SpaceXと次々と事業を立ち上げ成長させるだけでなく、最近ではまだ余力があるらしくThe Boring Company、Neuralink、(Hyperloop)まで手掛けています。
それぞれ異なる業界ですが、イーロンマスクの発想には共通項があるようで、そのユニークな物事の考え方について考えてみました。
特にプロダクトレベルを超えてシステムレベルで事業展開していることが特徴的で、SpaceXやTeslaですらより大きな目的遂行のための第一ステップに思えてしまいます。
自動車ローン返済滞納でクルマを遠隔停止―GMSが7億円の資金調達
湯浅 エムレ秀和Globis Capital Partners Director
グロービスキャピタルパートナーズとしてGlobal Mobility Serviceへ出資させていただきました。
Fintech x IoT x Mobilityと多領域にわたる事業を、ハード・ソフトにおける強い技術力と大手企業との業務提携を通じて実現させ、三方良しのモデルを築きあげた稀有なスタートアップです。
先行展開しているフィリピンに視察に行った際、現地で人々の生活を劇的に改善しているのを目の当たりにし、事業の圧倒的な成長ポテンシャルを確信しました。
ビジネス的な魅力としては、
- ただでさえ要求水準が高い自動車部品であることに加え、クラウドシステムまで作り切った、ハードxソフトの模倣困難性
- 利用者(自動車購入者、ファイナンス会社)の高いニーズ
- ブルーオーシャンであり巨大な潜在市場
- 強力なチャネルの確保
- 収益性・継続性の高いマネタイズモデル
- 独自データと取得とその活用可能性
- シリアルアントレプレナー+優秀な人材の集積
一流企業に支えられ、オープンイノベーションの代表的案件、日本が世界に誇れるスタートアップになり得ると思ってます。これからの展開に期待してください〜!
米軍が北朝鮮への先制攻撃準備か 核実験時にとNBCテレビ報道
湯浅 エムレ秀和Globis Capital Partners Director
アメリカ、中国、ロシアという経済・軍事大国が世界中で牽制し合って新たなパワーバランスを構築しようとしている。ウクライナ、シリア、北朝鮮といった個別事態も、結局は大国に翻弄され覇権争いの媒介として使われているに過ぎない。
今回は中国が仲介役になる形で北朝鮮の核開発停止で妥結するのではないかと思うが、一触即発の状況の中で何かの間違いで戦争になってしまう可能性もある。また、今回の事態が解決したとしても、新たな世界秩序が作られるまでは物騒な時期が続くのだろう。
本来であれば軍事力によるパワーバランスではなく、政治・経済連合による世界秩序が一つの道筋であったと思うのだが、その代表例であったEUが崩壊しそうな今となっては説得力が無い。新しい世界秩序モデルが見い出せていないことが、世界中で「小競り合い」を起こしている最大の要因に思える。
NORMAL
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