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独身の50代は孤独に耐えられない? 「漏れなく狂う」指摘拡散も...Twitterで反論相次ぐ
荒川 和久「結婚滅亡」著者 独身研究家
日本には40歳以上で独身の方が約2700万人います(2020年国勢調査)。「40歳過ぎて独身だと云々」だとすれば2700万人もそういう人がいるんでしょうか?
当たり前ですが、独身であっても幸福な人はたくさんいいます。一人暮らししているからといってその人が孤独であるとは限りません。むしろ、結婚して家族と一緒に暮らしていても、誰かと一緒にいるにもかかわらず、「私は孤独だ」と感じる人だっています。
内閣官房室の調査でも、そもそも「孤独を感じる」という人は4割程度ですが、「孤独感じる」ことと「孤独を苦しいと感じる」こととは別物です。私の調査では「孤独を苦しいと感じる」割合は男女とも1割程度でした。残り3割はある意味では「孤独を楽しめる」人達でもあります。
結婚しているからとか、家族に囲まれているからとか、友人と暮らしているからとか、そういう状態依存になってしまうことの方が危険でしょう。
唯一の公立幼稚園が閉園 佐賀・伊万里、少子化で45年の歴史に幕(毎日新聞)
荒川 和久「結婚滅亡」著者 独身研究家
少なくとも今の5歳児の数は5年前の出生数で確定しているわけですから、特に急にふってわいた話ではありません。もっというなら、1996年時点の社人研の低位推計通り出生数は推移している(推計が誤差なくピタリと当たっている)わけで、そういう意味では10-20年単位で予測された現在だと思います。
何度も言うように、そもそも出産対象の女性の絶対人口自体が減っている以上、政府のいう対策(私はあれは対策にはなっていないと思うが)をどれほど繰り返しても何も変わりません。
親としても、将来閉園されるリスクのある場所より、人口集積地に集まるでしょう。それ以前に、結婚を望む若者は地方から出ていくでしょう。
厳しい事いうようですが、過疎化の地方は当然やってくる未来がわかっているはずなので、前もって地方ならではの集積化を図り、住む町と終わらせる町との選択と集中を実行する時にきていると思います。

【週末に読む】ジョブズも学んだ「東洋思想」の真髄に触れよう
荒川 和久「結婚滅亡」著者 独身研究家
といっても儒教と道教は正反対で、老子の思想は孔子の全否定だし、秦の始皇帝の取り入れた法家思想は儒教弾圧ですから、東洋とひとくくりにしてもいろいろ。
それと本文にありますが「日本人が利他的」というのは大間違い。ゲーム理論で明らかなようにもっとも自分に最大の利益をもちらすためには他者の利益も最大化するってだけのこと。それと「和を重んじる」というのも、これはそもそも「和える」という意味の「和」でもあるが、「環」という意味でもある。なんでもかんでも意見をミックスして中庸にすればいいってことではなく、まあまあここは一回我慢して、次回はなんとかという循環の思想がある。
釈迦の仏教も元々のものとは随分違う。親鸞みたいに性欲に負けて妻帯するみたいなのは本来の仏教徒からしたらありえない話。そのいい加減さがいいのである。
少子化対策、自民内で「要望合戦」 調査会や議連、相次ぎ提出(毎日新聞)
荒川 和久「結婚滅亡」著者 独身研究家
少子化対策という看板を掲げているが、中身は選挙対策でしかない。野党が提示してきそうなことを根こそぎ与党として先に提示して、野党の提案潰しをしているだけだろう。これは、野党にも問題があって、出生増には直接的に寄与しない「子育て支援」型のバラマキばかりを主張していることにもよる。
出生が増えない根本の原因は何か?ということに向き合うことこそが少子化対策の入り口である。勿論、子育て支援は否定しないし、それはやるべきことでもあるが、出生を増やすには婚姻を増やさないとどうにもならないことは事実である。向き合うべきはなぜ若者が結婚できないのかという本質の問題である。
1985年に一人以上の子を産んだ母親を100とすれば、2020年にはそれが40にまで減っている。一人の女性の産む子どもの数は変わらなくても絶対数が減れば出生数が減るのは当然であり、だから私は「少子化ではなく少母化なのだ」と言っています。
【教えてプロ】出生数「過去最少」今からできることは何か?
荒川 和久「結婚滅亡」著者 独身研究家
どうも。プロピッカーでもないのに、毎度いろんなところに呼ばれる荒川です。
基本的に、人口減少は不可避です。絶対という言葉はなかなか普段使いませんが、人口は絶対に減ると言えます。しかし、そんな当然やってくる未来を「静かなる有事」とか「危機」とか煽ることに何の意味があるのでしょう?
また、できもしない出生率改善などをさもできるかのように取り繕うことは、決して前向きではなく、むしろ後ろ向きの大嘘でしかありません。
今の人口の半分くらいになるという前提で、今から社会のシステムを考えることの方がよっぽど前向きです。なぜなら、人口動態にかかわることは最低50~100年かかる大事業だからです。今、大人たちがすべきは、自分がもう生きていないだろう50年後を作り始めることです。
できもしない出生増などという大嘘はいい加減やめましょう。
生物学的な遺伝子を残す残さないという些末な話ではなく、我々が未来に残すべきは何かを考えるべき時期にきています。

NORMAL
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