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夫婦ともに年収700万円以上の「パワーカップル」がこの10年で倍増。「若い世代ほど増えやすい」
ハフポスト日本版
荒川 和久独身研究家/コラムニスト
「若い世代ほどパワーカップルが増えやすい環境となっている」などと悠長なことを言っているが、30代で個人年収700万に達する独身がどれだけいるのかご存じなのか?東京の大企業でブイブイいわしている人だけが生きているわけではない。パワーカップルが生まれるのは別に構わないが、むしろ互いに高年収の男女しか「結婚も出産もできなくなっている」ことが今の少子化の問題である。 元のニッセイのレポートでは「若い世代ほど仕事と家庭のどちらかを選ぶのではなく、仕事も、結婚も、子どもを持つことも望む女性は増えている」と書いているが、その欲求が満たされるのはごく一部でしかなく、それが叶わないのであれば「別に結婚しなくてもいいや」となるのが今の中間層の婚姻減の原因にもなっている。 パワーカップルとプアーカップルの世帯年収格差はどんどん拡大し、それはやがてパワーチルドレンとプアーチルドレンの格差になる。 夫婦の構成比としてパワーカップル比率が高まっているというのは、裏返せば婚姻絶対数が激減の中で高年収カップルしか結婚できていないということ、中間層が結婚できていないことを意味する。パワーカップルが増えてます~♪とかいう浮かれた話ではない。
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